大垣山岳協会

大垣山岳協会の事業、会員の行う山行を広く紹介します
山登りが大好きな貴方、これから始めてみたい方是非ご覧ください

南アルプス南部縦走

2017-08-09 | 個人山行
聖岳(3013m△なし[上河内岳]~赤石岳3120.5mⅠ△[赤石岳])縦走 衣斐剛人

7/13(木)JR大垣発6:20=新幹線静岡着7:13=ゲート10:25~畑薙大吊橋11:00~ウソッコ沢小屋13:00~横窪沢小屋15:20着(歩行+休憩4:55)
7/14(金)小屋発4:50~8:40茶臼岳~上河内岳11:30~聖平小屋14:35着(同9:45)
7/15(土)小屋発4:15~前聖岳7:00~奥聖岳7:15~兎岳9:55~兎岳三角点10:10~小兎岳11:10~中盛丸山12:10~大沢岳13:00~百閒洞小屋14:30着(同10:15)
7/16(日)小屋発4:15~百閒平5:20~赤石岳避難小屋7:40~赤石岳8:20~赤石小屋11:15~椹島ロッジ15:05着(同10:50)
7/17(月)6:15発畑薙駐車場行バス=揖斐15時着

 毎年行く神奈川の山仲間I氏と4泊5日の縦走をした。計画はもう1泊して笊ケ岳を往復の予定であったが、17日の天候が悪く、また疲れも残っており笊ヶ岳は断念した。全行程自炊計画で5泊分の食材と酒類を詰めたザック重量は両者16~17kg。初日、静岡駅でI氏と合流し車で移動、畑薙ダム上流のゲート下に駐車。私は、実は高所恐怖症で、今回の最難関が畑薙大吊橋(写真)、なんとか渡り切ることができ一安心。

 横窪沢小屋までの急登はザックが重くさすがに堪えた。小屋には管理人が3人いたが、営業2日前で宿泊は無料とのこと。トイレは少し離れていたが紙つきの清潔な建物。その日小屋は我ら二人貸切で小屋内での料理も可。食事は焼鳥の缶詰を使った親子丼がメインで、ハム、レタス、胡瓜、トマトのサラダ付き。沢水で冷やしたビールで乾杯し1.8㍑パックの焼酎を開け飲んだ。二人がパック持参で飲み出したので管理人がびっくりしていた。
 二日目、昨夜炊いたご飯の残りで作った卵雑炊を食べて出発。茶臼小屋を過ぎたところにザックをデポし茶臼岳往復。しばらく歩くと亀甲状土がある自然庭園(写真)に出る。あまりの景色にザックを置いてしばらく休憩した。

 上河内岳は私一人で登り、その間I氏はサンドイッチを作ってくれていた。昼は食パンにチーズ、レタス、トマト、胡瓜に芥子とマヨネーズを付けるサンドとラーメンが我らの定番だ。南岳を超え聖平の小屋に着く。ここも営業前日ということで無料であったが客は40人ほど。明日は予約だけで120人と言っていた。営業前なのに夕食千円、朝食(弁当)5百円が用意されていた。今夜はお好み焼をつまみにオムライスとサラダ。お好み焼の臭いに皆が集まり宴会に。ここで会った単独男は明日荒川小屋まで行くという、我らの倍以上の距離だ。

 三日目、本日のコースが一番長い。数えると山を8つ登る。初日、二日目とI氏があまり酒を飲まないので、まだ2㍑以上の焼酎が残っておりザックが重い。前聖の長い砂利道を休みながら登り、奥聖は一人で往復し兎岳へと向かう(写真)。

 小兎岳、中盛丸山のアップダウンが疲れを増加させる。百閒洞への分岐の向こうに大沢岳があったので、これも往復し小屋へと進むが、分岐からの小屋までの下りの長さが嫌になる。小屋手前に澤水が流れていて、両者後ろには誰もいないと判断し下着一枚裸になって体を拭いていると前から単独男が二人現れた。二人とも“気持ちよさそうですね”と言ってくれたので恥をかかずに済んだ。百間洞小屋はカレーが有名、外のテラスでの自炊者は数える程度。今夜は鯖缶の鯖に大葉と乾海苔を捲いての天ぷらと缶詰アサリとブロッコリー、人参、ジャガイモなど入れたクリームシチュー。沢山作ったので回りの登山者にも振る舞った。

 四日目、聖岳からずっと見えていた赤石岳に百間平(写真)、馬ノ瀬経由で登る。

 赤石岳はでかい。出発してすぐ(5時前)、男が一人降りてきた。どこからですかと聞くと荒川小屋からだと言う。どこまでですかと聞くと茶臼小屋まで行くと言う、これも我々の2日の行程である。昨日の男といい上には上がいるものだと二人して話す。県営赤石岳避難小屋に着くと暖簾に「山に登れ!酒を飲め!人生避難小屋」と書かれていた。挨拶すると小屋から夫婦がでてきて(写真⑤)、おやじは朝8時前なのに缶ビールの栓を抜いて飲みだし、妻は客に紅茶を出したあとハーモニカを吹き出した。しばらくいると次の客にもハーモニカを吹いた、夫は足でリズムを刻んでいる。

 楽しいひと時を過ごし、赤石岳に登って富士見平で中休止し、赤石小屋では近くにある三角点を探し、長い長い尾根を下山し椹島ロッジに到着した。ロッジでは3日ぶりの風呂の後、レストハウスで生ビールと唐揚げセットを注文すると一緒に下山した若者達が同じテーブルに集まった。ビールを各3杯ずつ飲み干し、登山小屋でさらに二次会。残った食材のハンバーグや缶詰、野菜サラダなどで小屋内の他の登山者に9時までと了解をとって山の話をつまみに残った焼酎を空にした。

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