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③マダニ新ウイルスその後山の生き物 思わぬ脅威  完 

2016-10-15 | わっぱ一言コラム

③マダニ新ウイルスその後山の生き物 思わぬ脅威  完 

       

わっぱ376号の「マダニと新ウイルス」で、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の現状説明があった。あれから3年が経過し、改めて最新の情報を調べてみた。マダニの全長は1~5mmと、その気になればよく見える大きさである。成長や脱皮、産卵の時期、つまり、幼ダニ、若ダニ、成ダニへと成長する過程で、吸血すると言われている。さて2013年にマダニによって西日本を中心に発症例が多く見られたSFTSであるが、13年9月までの死者が17人。16年6月までの累計で48人。毎年10名ほどが命を落としている。感染者数は、13年が41件で、以降は毎年60件台が報告されていて、致死率は25%と当初より増加している。「ええっ、そんなに高いの」と思われるかも知れないが、死亡者の平均年齢は80.5歳。生存者の平均年齢が73歳。新ウイルスに対する抵抗力の弱い方が感染すると危ないことが想像できる。

さて、『やぶ山大好き』の我々にとっては、これまでとは違ったリスク管理が不可欠。特に危険なササやぶに入る前には、肌の露出部分を極力無くし、やぶから出たら、ウエアやザックの外表面、首、手首、胴まわり、足首への付着物をタオル等で入念に拭き取ることが重要だ。地面に腰を下ろした時、ザックを置いた後などもチェックしよう。

今年の7月27日現在で、岐阜県のSFTS症例の届け出はまだ無い。第一号にならない為にも十分な注意をしたい。  (吉田秀樹)

(参考資料 国立感染症研究所HP)

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