三度のメシ

日々作る“三度のメシ”、“三度のメシ”より好きなこと。

MISO作ろうぜ!

2013年12月29日 20時10分26秒 | 発酵・漬けて・干してのひと仕事
こんばんは、ゆうです。

もう残すところ2日と少し。私の年末の仕事の一つとして味噌作りがあります。
細菌の少ない冬が味噌作りのベストシーズンです。2日かかるので、まとまった休みがあるこの時期にやっています。
「手前味噌」と云う言葉があるくらいなので、昔はどの家庭でも自家製味噌を作っていたようです。意外に簡単に作れます!





【材料】出来上がり約4.2kg

大豆 1kg

こうじ 1.2kg

塩 500g



【道具】



ポリ樽容器(8リットル位のもの)

重石 1k

ボウル(大きめのもの)

ビニール手袋(料理に使える物)

厚手のビニール袋(食品に使える物。漬物用袋など)

消毒用アルコール又は果実酒用焼酎


大豆、こうじは雑穀屋で買いました。本当はこうじは1kでも良いのですが、400g単位の商品なので、1.2kです。ちなみに味噌の塩加減は塩でするのではなく、こうじでします。こうじを多くすることで減塩味噌になるというわけです。あまり減塩にするとカビが生えやすくなるので、1.2kが適当かと思います。こうじは1260円、大豆は580円でした。こうじは味噌屋さんでも売っています。
道具はほとんどホームセンターで揃います。以前は味噌造り用にもっと大きなボウルを持っていたのですが…行方不明です。。今回は25cm位のもの2つ使いました。
火にかける物以外(ボウルやポリ樽、重石等)は消毒用アルコール又は焼酎で消毒しておきます。

【作り方】

1.味噌作りをする前日の作業です。大豆を水でよく洗い、大きめのボウルに水を張り、10時間程つけておく。大豆の容量が2.5倍くらいになります。







2.鍋に大豆、水を入れ(大豆を浸した水は捨てます)、火にかけて煮立ったら灰汁を取ります。指でつぶれるくらいの柔らかさまで煮ていきます。



※圧力なべを使う場合は、灰汁をとった後圧力をかけ、加熱20分。普通の鍋は灰汁をとった後弱火で4時間ほど煮ます。私は今回初めて圧力鍋を使いました。私の圧力鍋は、2.5Lの小さめのものです。最大調理量とは別に、豆類最大量の設定ラインがあります。一度に少量しか豆を煮ることができません…。ちょっとズルして多めの量で、4回煮ました。



3.茹でた大豆を厚手の袋に入れ、つぶしていきます。



※大きいボウルがあったころは、ジャガイモを潰す時に使うマッシャーを使っていました。今回袋でやってみましたが、こうじの混ぜ込みまで出来るので楽でした。

4.塩とこうじを混ぜ合わせ(塩切りこうじといいます)、つぶした大豆と混ぜ合わせます。





※ボウルが小さいので、塩切りこうじは半量ずつ作りました。

5.ビニール手袋をして味噌ダネを丸め、ポリ樽の底に叩きつけたら(空気抜きのため)平に敷き詰めていきます。



6.ポリ樽の側面についた味噌ダネをアルコールを含くませたキッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。味噌の表面が空気に触れないよう、ぴっちりラップをし、内ぶた、重石をのせふたをします。容器の中にゴミなどが入らないよう、ビニール袋でおおい、ひもで縛ります。





風通しの良い冷暗所で保管し、保管環境によりますが、10ヶ月から1年で味噌が出来上がります。表面にカビが生えてしまっても、取り除けば大丈夫です。
自分で作った味噌は愛着がわきます。興味がある方は大豆500g分とか、少量から試してみてはいかがでしょうか。


一仕事終え、充実感に浸る私ですが、今年の更新はこれで最後になりそうです。

ずいぶん前からこのブログはやっていたのですが、以前は料理以外の話題も多く、長い期間中断した時期もありました。料理ブログポータルサイトのレシピブログに登録したのも最近まで忘れていたのですが、ちょっと思うところがあり、本腰を入れて料理ブログとして再開してみました。

いつもブログの応援をお願いしていますが、訪問して頂いている時点で既に貰っています。励みになっています。倍、貰っています。

どうもありがとうございます。

来年は貰うばかりではなく届けられる自分になりたいなぁ。
何かぴかぴかして、ほかほかして、素敵なものを。

頑張ります。伸び代だけは沢山持っています。
来年もどうかよろしくお願いします。

と云う事で…。



結局応援をお願いしちゃうのね。。ごめんね。年取ると図々しくて、欲しがりで。

今年は感謝することが沢山ある良い年でした。
皆様、良い年をお迎えください!

ゆうでした。


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