海と人と

失われていくその「瞬間」を大切に。貴方がわかってくれていれば、それでイイ。

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無題

2012-06-15 21:47:10 | その他
こっちはしばらく更新してませんが、

某所へ引越ししております。

当面は狭いコミュニティでしか公開しませんのであしからず。
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認知症はスティグマか?

2011-11-03 06:13:44 | お仕事(介護)
以前から、「認知症ケア」って言葉に、ちょっとした違和感を持っていたんだけど、
上手く説明できなかった。

もちろん、認知症をかかえる方への対応は、介護をする上で欠かせない部分であるし
未熟な私は、これから、もっと、もっと学んでいかなければならない。

私がこの仕事を始めたころは「老人性痴呆」なんて言葉で一くくりにされていたけれど、
その原因や病態、症状などについても、医学的、科学的に検証されてきており、
介護の現場での対応についての、エビデンスとなっている。

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しかし、最近ウチのスタッフをみていると、
認知症のかかえる方へ対しての、介護スタッフの「意識」というか「目線」というか、が

「認知症」をみているんだよな。


もちろん
「認知症」ではなく「その人」をみなけりゃイカンのだが。
認知症が「ある」「なし」によって、自分の中で区別している様なのだ

一種のレイベリング的な様な感じ。
その人を知る前に、「認知症」というレッテルを張ってしまっているのだ。

だから
「ニンチあるの?ないの?」なんてフザケタ言葉が出てくるのだ。
認知症を有する方は、通常の生活を送れない「逸脱者である」的な考えを持っているのではないか。

じゃ、
なぜ「レッテルは貼る側の人たちは、レッテルを貼りたがるのか」って事になると、

「楽だから」

そう、楽なんだよ。一緒にいて。

認知症があるんだから、って思う。
すぐに忘れちゃうんだから、って思う。

つまり、ちゃんと向き合わなくても良いと思っている。

だから「普通の人ではない」というレッテルを貼って、
「自分たちの方が普通だ」という安心感をもっていたいのだ。

「ニンチの人」ではなく

「Aさん」という、人と向き合うのが怖いのだ。

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有名なピアニストである「辻井伸行さん」
盲目である事が知られているが、

その辻井さんが、こう言っている。
「盲目のピアニストじゃなくて、ピアニストの僕が、たまたま目が見えなかっただけ」

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すこし、例えのニュアンスが違うことは承知しているが、

認知症を有するAさんだって、

「認知症のAさんじゃなくて、たまたまAさんが認知症になった」
ってだけなんだよ。

多感な青春を過ごしてきたかもしれない。
大失恋もしたかもしれない。
お金がなくて苦労したかもしれない。
女で一つで子育てしてきたことを誇りに思っているかもしれない。

そう、
私たちと一緒なんだよ。

いろんな苦労をして、また、ささやかな幸せを感じて、

そのAさんが、たまたま認知症になっただけじゃないか。


以前、某特養の有名な相談員さんが言っていた
「認知症の方と心を通わすには、こっちがボロボロになるくらい、心を開かないとダメだ」


「ニンチがある」って簡単にレッテルを貼る事で、
この事から逃げているんだよ。

以前、精神疾患の分野で「アンチスティグマキャンペーン」が張られた事があったけど、
(この良し悪しは別として・・・)

まずはウチの現場から始めなきゃいかんな・・・

「認知症」というレッテルを貼らない!
認知症ありきの認知症ケアなんて、全部ウソっぱちだ!





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セミオーダーメイド?

2010-12-20 21:20:44 | お仕事(介護)
年末掃除もかねて、書類整理をしていると・・
去年受けた、研修の資料が出てきた。

その年は、なぜか「地区ケアマネ協議会研修」「県老施協研修」「ケアマネ更新研修」の3つの研修の講師の先生が同じ方だったので、資料がカブっていて処分しようと一応、目を通していたら、こんな一文が目に留まった。

「ケアマネはセミオーダーメイドの仕立て屋さん」

その講師の先生のパワポに必ず出てくる言葉。


言ってる事はよくわかります。
完全オーダーメイドは無理だけど、その人に「フィット」した生活が送れる様にする仕立て屋さんだと。

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ん。。
ここで、私は引っ掛かる。

ちょっと待って、
じゃ、利用者は注文して、それを着るだけのお客さん??

いや、違うんじゃないか。

自分の「服=人生」を仕立てるのは、利用者自身ではないか。
仕立て屋さんはケアマネじゃなくて、利用者本人であるべきではないか。

服を作るのが目的なんて、つまらない。
もっと先を見据えたいよね。

その服を着て、
何処へ行くんだろう。
何をするんだろう。
誰と会うんだろう。

そういう「目的に向かって、自分で仕立てる」ことが大事なんじゃないかな。

苦労もしながら。
ワクワクしながら。


自分の人生を仕立てるのは利用者本人であって、ケアマネではない。

私はそう思うのだが。

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じゃ、ケアマネは何をするのか。

介護保険を使うって事は、なにか生活に支障がある部分(仕立てに苦労する部分)があるわけで、
そこを補う仕事ではないのかと。

その、仕立てに苦労する部分、そして本人に出来る事ををしっかりと見極める事がアセスメント。

その上で、ハサミの使い方が分からなければ、練習できる所を紹介し、本人にあった使いやすい道具を紹介し、目的にあった生地屋さんを見つけ、作業場の環境を整える。もちろん、予算の事も考えなきゃいかん。

そして、それらが本当に仕立て人の為になっているかをチェックしていく。

おお、
まさしく「マネージャー」の仕事じゃないか。

そうだ、私たちはケアマネージャーだ。











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