時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(212) 「こぼれぐち」と「びしょうえん」

2009年11月02日 02時31分25秒 | 現在の中の過去
 タイトルの2つの地名,実際に見たことがなければこれを漢字に直すことは難しい。河堀口と美章園という変換になる。共にJRと近鉄の天王寺(阿部野橋)の隣駅で,500mぐらい歩いて乗り換えも可能な位置にある。共に高架駅だが,この辺りの高架の環境には特徴がある。

 まず,美章園から。

(2009年8月17日撮影)

 古そうな感じの駅舎だ。
 1階改札付近に貼られていた駅スタンプの画像も・・・

 この駅舎が描かれている。古き良き下町情緒と思われる景色についてはまた後で触れたい。
 この裏には・・・

(2009年8月17日撮影)

 神社があり,道路も駅舎と神社を避けるようにカーブしている。
 駅舎と線路を挟んで反対側は・・・

(2009年5月24日撮影)

 別のホームへ上るための通路がある。道路側に面して,シャッターが閉じている部分があり,ラッシュ時に臨時改札口となるらしい。
 道路を挟んだ隣には・・・

(2009年8月23日撮影)

 今のところ無料で利用できる駐輪場がある。しかも,停められる台数も結構多い。
 高架の上の空間はこんな感じ・・・

(2009年8月23日撮影)

 列車接近時にメロディがなるが,環状線の駅と違って音は小さめに感じる。メロディの感じが違うからだろうか,それとも地域から音を絞るように要望があったからだろうか。
 ホームの南端から駅の下を見てみる。

(2009年8月23日撮影)

 空き地がまだ残っている。
 今度は北側。

(2009年8月23日撮影)

 駐輪場よりも北側にもまだ空き地が見られる。

 駅北側を高架に沿っていくと,高架下(ホーム下)には・・・

(2009年8月17日撮影)

 喫茶店があったり・・・

(2009年8月17日撮影)

 自転車屋があったり・・・

(2009年8月17日撮影)

 民家もあったりする。
 いずれも結構前からありそうな感じだ。高架下を工場や倉庫などで利用している箇所はよく見かけるが,民家として利用している場所はそこまで見ない気がする。阪和線は快速や特急も走っているため,列車の数は少なくはないだろう。それだけの電車が家の上を通過していたらうるさそうだし,振動も多そうだ。

 駅南側の高架は途中から・・・

(2009年8月12日撮影)

 真新しいものになっている。ここ数年の間に高架化が行われるまでは,ここで線路は地上へ下りていたのだろう。ここから南側は高架下も駅も雰囲気が異なる。

 駅の北側を高架に沿っていくと・・・

(2009年8月17日撮影)

 商店街があり,それを抜けると・・・

(2009年8月17日撮影)

 近鉄の河堀口駅がある。
 ホームはこの上にあり,かなり高い位置にある。
 別の角度から駅を見ると・・・

(2009年8月17日撮影)

 改札などの設備やホームへ上るための階段がある場所が何となく分かる。3階に改札,4階がホームといった感じだろうか。
 このあたりの高架が高い理由は・・・

(2009年8月17日撮影)

 高架化する際に,JRの線路を越える必要があったからだろう。
 最近の高架駅,既存の建築物などに配慮するためかやたら高い場所にあるものも多い。階段やエスカレータもそれなりの長さになっている。いくら踏切はなくせるとはいえ,駅の入口からホームまでがやたら遠くなることも多い。
 駅の階段下。

(2009年8月17日撮影)

 外と連続した空間で,もう駅の外のような感じの場所だが,北出口と南出口が分けて案内されている。

 高架下は・・・

(2009年8月17日撮影)

 駐輪場があった。こちらは有料のためか,美章園駅のものほど利用台数は多くなかった。

 高架下の活用,新しく高架化したことによるやたら高い高架。高架化の意味を考えさせられる場所が近距離に位置している。

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