時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(416) 海辺の集落への出入り口 (1)

2010年09月29日 04時36分41秒 | 現在の中の過去
※ 写真撮影日 2010年9月3日
 新潟県糸魚川市(旧能生町)筒石。



 漁港もある海沿いの町だ。

 道路沿いにあるバス停も何か雰囲気がある。

 国道沿いの筒井観音堂。前には水準点も設置されている。



 国道に沿って自転車と歩行者のための道もある。
 かつてはここを国鉄の線路があったらしい。

 山手の方につながる道路がある。奥の白い看板を見ると…

 JRの線路は今は山手の方にあるようだ。とりあえずそっちの方へ行ってみる。

 すぐ右手には中学校への坂道の入口があった。
 正面の坂を登っていく。

 今度は小学校が見えてくる。
 坂を登っている最中に中学生の集団とすれ違った。都市部の感覚で挨拶はしなかったのだが,向こうから挨拶をしてくれ,慌てて返した。その後,小学生ともすれ違ったがそのときはこちらから挨拶をした。気持ち良さを感じながら坂を登っていく。

 今度は目の前に高速道路が見えてきた。ここでいったん後を振り返ってみる。

 海がだいぶ低い位置に見えた。
 目の前にある高速道路の橋。

 右側の部分の下を川が流れている。かなり深い谷になっている。

 川と逆の斜面を見ると地層が見える状態になっていた。この先に駅があることを知らなければ,さっきに坂道の入口の看板も駅とは書いていないので,不安になるだろう。

 高速の真下に来た。

 橋の両サイドは…

 トンネルだ。
 高速の橋の先には…

 まだ,山の方へと続く道が見える。
 奥に見える民家の方へ行くと…

 分かれ道があり,向かって左の道に筒石駅の案内がある。
 海沿いの集落だが,鉄道による出入り口はだいぶ山の中にある。
 左の道を下っていく。

 カーブを曲がりきると…

 駅舎が現れた。
 さっきの分かれ道を曲がらずにまっすぐ行くと,駅の上に着く。そこから見た駅周辺。

 場所が場所なので駐輪場もバイクが目立つ。
 駅舎の脇へ行くと…

 すぐに谷間になる。崖には地層がむき出しになっている。
 駅で出会った男性にこの崖の近くの木にくるみ(確か…)がなっていることを教えられた。

 崖の上に実がなっていて実を触ることはできなかった。千葉から来られた方のようだが自然に詳しく,これを見ても何の実なのかも分からない自分の教養の無さを感じさせられた。
 しかし,山に囲まれた場所で周囲には家が2~3軒ある程度,さらにどこにも線路が見えないためか駅舎も何となく駅という感じがしない。
※ (2)へ続く。


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