時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(508) 海辺の集落への出入り口 (2)

2011年01月04日 00時39分06秒 | 旅・散策の足跡

(1)からの続き。
※ 2010年9月3日撮影
 道路の分岐点にあった駅の案内。

 一番下に地下駅と書かれている。
 上から駅舎をみると…

 駅舎の裏には後ろの壁にひっついているような建物がある。その先に地下のホームにつながる階段がある。
 手前の駅舎の中…

 待合室に隣接して事務室があって数人の駅員さんがいた。利用者は少なそうで無人駅でも十分な感じがしたが,駅の安全管理のために多めの配置になっているようだ。
 駅舎内には…


 スタンプもあった。絵柄はトンネル内に駅があることを示したものだった。メモ帳でも持っていれば押すことができるのに何度やっても学習しない。


 待合室内の改札を抜けて,駅舎の方を振り返る。

 その先に地下道への入口がある。下に電車が到着するとかなり強力な風が吹いてきた。夏だったからかなり涼しかった。

 駅舎の方がずらし配置の板で仕切っているのは風の対策だろうか。
 地下へ向かう階段。

 横にある隙間はエスカレータが設置できそうな感じもする。
 この辺りは階段の一段一段の幅も広い。途中には消火器も設置されていた。
 下から見上げると・・・

 段差は少なくても結構長い。

 突き当りの壁。この先から風が吹いてくるので線路のある部分につながっているのかもしれない。
 角を曲がると…

 今度は平坦な通路が続いていた。しばらくすると,まっすぐ行く道と向かって右手に下に下る階段があった。

 行き先の方面別にホームが分かれているようだ。直江津方面の階段を下っていく。

 今度の階段はさっきより急だった。

 ホームへの入口。列車が来たときの風圧対策か頑丈なドアがついていた。ドアには水滴が付くぐらい駅内は涼しかった。列車が来る時間になると駅員さんも階段を下ってホームにやってくるので,冬は寒いのではと尋ねると意外にも暖かいという返事が返ってきた。結構快適な空間のようだ。
 この空間に時刻表があった。

 そこそこの本数がある。反対側のホームの分も考えると,駅員さんのホームと駅舎を往復する苦労が感じられた。
 ドアを開けてホームへ。

 トンネルの中にそのままホームが作ってある感じで,地下鉄の駅などとは違って薄暗い。
 ホームの直江津側を見てみると…

 奥には富山側に行くホームが見えた。ずらされて置かれているようだ。
 今いるホームの端から…

 ふりかえって今いるホームを見てみる。

 結構長めに感じる。

 駅名の看板もあるのだが,ホーム内に1か所のみで,しかも見え方も結構暗い。

 ホームの富山側。

 まだまだホームが続いていた。
 駅だけでは筒石が漁港のある海辺の町であることは全く感じられない。北陸新幹線が完成するとこの駅もJRからは分離されることになる。利用者数に見合わない投資がされているこの駅にも何らかの変化はきそうだ。

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