湖上猫島的日記

こじょうねこしまのごちゃごちゃしたブログ

映画「精神」

2009年07月19日 | PSW
映画「精神」を見に行った。
2時間15分。
少し長いな。と感じながらも、自然と時は流れていった。


この映画は、精神科診療所の「こらーる岡山」が舞台である。
診療所に集う人々が顔を隠さず、名前も出しているというほかにない映画。
編集による音楽、ナレーションは一切入れられていない、「観察映画」である。

山本医師の様子、他のスタッフの様子もその場にいるかのように分かる。
監督は、終了後の座談会で、
撮影後まで、誰が病気であるということは聞いていない。
撮影前、出演に関し、確認をとったところ、8割近くが撮影拒否をした。
ほかの病院などでは取材の許可すら下りていない。
と語っていた。
映画の中では、さまざまな人々が登場する。
詩を書く人、
ホームヘルパーによる支援を受ける人、
役所へ抗議の電話をかける人・・・。

その人々が抱えるものは、
幻聴、妄想であったり、
オーバードーズであったり、
うつの症状であったり、
病気があり、子育てに悩み、虐待により子供を死なせてしまったことであったり、
と様々である。

山本医師と患者の診察風景が現れる。
そのシーンでも、
淡々と話をしていたり、
泣き、苦しみを伝えていたり、
薬についての話を聞いていたりと様々である。
合間合間に、障害者自立支援法への不満も表れる。
1割負担への不満。
負担があることにより適切な医療を受けられなくなる不満。

人によりさまざまな見方ができる映画だ。

偏見とは?
生きることとは?

演出などは、まったくない。
が、時に疑問をもたらし、笑いをも、もたらす映画である。

ぜひ、ありのままの精神科診療所の風景を多くの人に見ていただきたい。

キーワードは、「カーテン」と「猫」と「菅野さん」

映画『精神』公式サイト
ジャンル:
映画(DVD)
キーワード
生きること 障害者自立支援法 オーバードーズ
コメント (0) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 湖上猫島的 「不... | トップ | どうでもいいけど... »

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

あわせて読む