70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

一緒に喜ぶ

2017-08-20 08:00:00 | 愛すべき子どもたち

「人間幾つになっても褒められると嬉しいものだ。」とはよく言われることだ。これは人間に備わっている欲求の1つで、承認欲求が満たされるからだと言われている。一方、「褒めるという行為は上から目線の態度になり、適切な養育にはよろしくない。」と解く学者もおられる。 

さんあいでは、行動療法として褒めることに中心に、良い行動を承認しながら悪い行動・危険な行動の是正することを目指している。 ただ、この褒めるという行為も、相手により変えた方がよい時もある。

さんあいでは今年度より多くの新任職員が働いているが、彼らと高校生児童の年齢の開きは3歳から5歳程度だ。しかも高校生児童の方が、よほどさんあいでの生活は長く苦労もしている。新任職員から上から目線で、褒められてもしっくりこないのも当然だ。 でも、職員は職員として振舞わなければならず、子どもとしては納得いかないところだろう。 新任職員は、所謂ためし行動の洗礼を受け、悩み苦しむ。

そんな時は、褒めるより、一緒に喜ぶことの方が子どもたちには伝わる。 一緒に喜ぶとは、形ばかりの喜びではない。 部活の試合であれば、共に緊張し苦しむというプロセスも共有しなければ、本当に勝った喜びを共有できない。勿論、負ければ共に落胆するのだ。

子どもと同じ目線で喜怒哀楽を共有し生活することによって徐々に子どもとに信頼関係が構築されてゆく。

 

昨年夏のソフトボール大会。職員も中高生たちも同じ気持ちで練習し戦った。 そして最優秀チームワーク賞を頂いて一緒に喜ん!

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