70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

驚くばかりの成長

2017-06-28 15:50:04 | 愛すべき子どもたち

誰が、4年前に植えた50センチほどの2本ブドウの苗に食べきれないほどの実がなると想像できただろうか? しかも1本は幹が枯れてしまい、脇からでた新芽が幹となって成長したものだ。幹が枯れた時、職員は落胆し、一度は抜いて新しいものを再び植えようと考えていた。 しかしブドウはとても成長が早く、繁殖力も旺盛だと知っていた職員は、じっと新芽が成長するのを待った。冬には、伸びきったツルを剪定し苗の回りに鶏糞を入れた。 すると2年目に5房ほど実を付け、3年目には20房ほど実った。そして今年は数えきれんないほどの実を付けている。

子どもの成長も同じだ。近くにいる大人は気が付かないが、毎日心身とも成長している。だから今はできないことでも、きっと1年後、2年後はきると信じて待つことが必要である。子どもの成長を助けることは、大人が子どもの成長する環境を整えるだけで、あとは何もしないで待つこともある。待つことより大人が代わりにやってしまう方が楽なことが多い。でもそこを我慢して成長を見守ることは、子どもの成長する権利をまもることでもある。

 

4年前にさんあいの通用門に植えられたブドウの木、今は50センチの苗だった頃を思い出す事も困難なくらい成長して沢山の実を付けた。

 

 

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