70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

ほめることより大切なこと

2017-05-09 07:39:36 | 愛すべき子どもたち

ほめて子どもを育てることの大切さや有効性は、多くの方々が実証している。しかし、ほめることよりも大切な大前提があることはあまり語られない。ほめて育てられた子どもの陥りやすい問題は、ほめられなければ動かない、或いはほめられることを目的にした人生を歩む子になってしまう危険があるということではないだろうか。そういう人間は常に周りの評価を気にし、心の不安定な子どもになってしまう恐れもある。

ほめることは大切だが、その大前提は、その子の存在そのものをほめる(愛する)ことではないだろうか。親や周りの期待に答えようが答えまいが、その子の存在を受け入れる・愛すること。これがしっかりと出来ている親子関係は、少々叱ったとしても、子どもはまっすぐに成長する。

親子関係ばかりではない、他者の存在を認め・愛する関係を構築するよう努力することは、あらゆる人間関係を成長へと導く。職場に於いても、教育の現場に於いてもそうだ。「10人10色」とは大変に意味深いよい言葉だ。人はそれぞれ違うのだ。少々覚が悪いことや仕事ができないことは、その人のほんの一部であり、それをもって全てを評価することは出来ないのだ。

聖書は、「神の目には、一人一人が高価で尊い」と教える。だから私たちも、子どもたや周りにいる人々を高価で尊いものとして慈しむ必要があるのだ。愛することの一つの手法として、ほめることを実行する時に真の効果が現れるのではないだろうか。

力の強い子・弱い子、走るのが早い子・遅い子、でもみんながいるからおもしろい、みんながいるから楽しい!

 

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