70の瞳

笑いあり涙あり、35人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

大根の間引き

2017-09-27 16:06:33 | 愛すべき子どもたち

数週間前、夏のお花が終わって空いていた大きなプランターに小3男児のHくんが大根の種を蒔いた。 大根の種は畑に蒔いたが少しだけ余ったものだった。 何気なくパラパラと蒔いた種だが、土と雨と太陽のおかげですくすく育っていった。そして、プランター一杯になった大根は、さらに大きくなるために間引いてあげる必要がある。 

Hくんは心優しく、さんあいでは癒し系児童の筆頭株だ。 そんなHくんに職員は何度も、「Hくん、そろそろ大根間引いた方がいいよ。」と声を掛ける。でも優しいHくんは、育った大根を抜くのをためらう。そして1週間が過ぎ、間引く限界に達したころ再度説得し、ようやく動いてくれた。 一番はじの小さい芽から見本で拭いてあげると、初めて「間引き」の意味を理解したらしく、その後は自分で大きい芽を残して上手に間引いていた。

あと1ヶ月もすれば、丸々太った大根がプランターから収穫できる。そしたらユニットの皆と食べようねHくん。

 

プランター一杯に育った大根の芽 「これ以上太らすには間引かなければならないよ」とHくんを説得。

 

優しいHくん、恐る恐る間引きを開始してくれた。

 

最後は立派な4本をうまく残して、間引き完成! 間引いた大根は、洗って茹でて食べました。 めでたし、めでたし。

 

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