皐月保育園の移転を、市民プール、そして昭和の森公園を壊して建設しようとした市の計画は、あまりに乱暴だったので、住民の大きな反対に会って断念。
でも、我々は、森が守れればそれでいい、とはだれも思っていません。「保育園移転先が東長野病院敷地と発表されたが、院内保育園の『すくすく』はどうなる。やっぱり下はいいのでは」など、心配が寄せられています。
実際、院内保育園が皐月保育園に吸収されるかもしれない、と東長病院の職員の皆さんから不安の声も上がっており、病院への署名運動も進んでいると聞いています。
「すくすく保育園」はもともと、職員の運動でできた保育園、病院で働く方の応援です。皐月に吸収されては、優先的には入れるわけでもないので、それも不安の原因です。
6月議会で、地盤・測量・実施設計の調査費3500万がつきました。
進捗状況がどうなっているか。原田のぶゆきさんと二人で、こども未来部の課長さんと懇談してきました。
30年4月開園を目指して、忙しく動いています。
まだ測量中とのこと、3000㎡を借地することになります。場所はまだ未定。借地量は評価額の100分の4の市の基準。約300万くらいだそうです。
院内保育園の存続は、病院との問題ではあるが、市民の子どもの育成を考える立場から、市もできる応援をして職員のこえも聞いてほしいこと、また、地域による子どもの増減でを見通しての保育園建設をどう考えているかなど、お聞きし、資料もいただいてきました。
また、急坂、急カーブの道は解決したわけでないので、危険を回避する知恵も考えてゆきたいとのこと。
今後、公立でも途中入所の考慮するとのお話もありました。待機児童対策でやらざるを得ないのだと思います。
私たちとしては、本当は坂下が一番いいのですが、ここまでくると無理ですね。
新しい保育園が子どもにとっても市民にとっても素晴らしい園になるように見守ると同時に、下で園が不足してこないかどうか、どんな不都合が起きるか、も考慮から外さないで行きたいと思いました。
「昭和の森公園を守る会」は、皐月保育園の移転の見通しが立つまで、存続してゆく事になっています。