中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

みんな孫みたいに可愛いな。2才児に遊んでもらった一日

2017年06月02日 20時38分20秒 | 活動日誌

H保育園に保育士ボラで入りました。「子どもを幅広くとらえるために、保育士から学ぶ」スタンスです。

相談にのっている子が、18人のうち6人もいるクラスです。相当大変だな、と想像していました。もちろん今でもとっても大変。

でも、4月から2か月の担任集団の頑張りが手に取るようにわかりました。

 

一日、担任のご指導の下、子どもたちに遊んでもらいました。

 

先生集団が素晴らしかった。

私が感心したことは、3人の先生がみんな心ひとつ、誰も大きな声一つ上げない。

命令しない。自由にさせながら、ポイントを押さえている。

 

朝早々に、C君が一人外れて年中さんのクラスへと行ってしまったので、私がつきました。昨年の担任のクラスでした。

 

先生に甘えた後、もじもじ・・・「粘土したいの?」うなずく。「じゃ、貸してって言おうか」やっと話せるようになった言葉を使って「かちて」。

年中のお姉さんたちが「いいよ!」と言って、自分の粘土を少しづつ分けて貸してくれました。クラスの先生が「おやつだよー」と呼びに来てくれるまでひと遊び。クラスに戻るきっかけも上手に気持ちのタイミングをつかまないとね、「かえるよー」って言われたって、ハイ、とはなりません。(^◇^)

 

クラスを隔てず受けいれる保育士集団と仲間たちの中で、Cちゃんは安心して暮らしてる!

 

どこかに飛んで行ってしまう子、パニックになる子、トラブルメーカー、お話がなかなか通じないこ子、気をつけないとスルスルとしていてとらえどころが難しい子・・・。

 

でも、みんな、どこかで友人とかかわりを持ちたい行為が見られ、泣き叫ぶにしろ、どこかで自分を発揮していましたね。そんな姿は、すごく素敵に見えました。

 

先生が言っていました。「やっと給食が口に入るようになりました。食べてなんかいられなかった。子どもたち、成長したでしょう」

脱帽。

このクラスに次に入るのは、6月20日です。みんな、孫みたいに思えてくる。

 

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