中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

なぜもんじゅに固執するのか

2017年02月19日 20時54分50秒 | 活動日誌

 「非核の政府を求める会」の総会と学習会が行われました。長野県の代表が望月ドクターから、夫にバトンタッチして、新たな一歩を踏み出しました。写真は、珍しく背広で決めて「誰だか分らなかった」と皆さんに言われた夫の就任あいさつ。

 

 総会の後は学習会、共同通信編集委員の太田昌克さんが講師です。題して「トランプ新大統領登場で核政策はどう変わるか」。

 記者だけあって、さすがに量も質もすごい情報量です。特に核密約問題は、私が大学生の時の首相佐藤栄作から始まって、るる現在までのつながり、それぞれの政治家の考えをはなしてくれ「なるほど」「へえ」でした。

 つまり、政治家一人一人の核の傘へのしがみつき、外交で大事なのは抑止力なんだと考えている、その執念というか、それがあたりまで正しいと固執していることがよくわかりました。

 

 それは、すざましいものでした。ほんとに生半可ではない、と実感しました。このような勢力を崩すには、我々の武器は一つ、運動と世論しかありませんし、それが一番強いものですが、相当がんばらないと。

 

 私が今日胸に落ちたことは、もんじゅへの固執の点です。

 

 非核保有国でプルトニュームがつくれるのは日本だけ。ここが重要でした。原発はエネルギー政策というより、核燃料制作能力を持つということが本命。それが日本の持つ抑止力の力だと信じているということです。

 

 たっぷり2時間、太田氏は、核密約を暴露した記者さんでした。「その時の記事が、自分で書いた今までのもので最高だった。この記事を書くために共同通信の記者になったんんだ、と思っています」と言われました。記者魂ですね。

 

 充実した学習会でした。いよいよヒバクシャ署名を本格的に集める算段をしなければ、と思いました。核兵器禁止条約ですね。

 

 

 

 

 

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