サナダ虫 ~解体中~

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「魔性の子」【小説】

2013年09月17日 | 批評 「読」 
「魔性の子」(著:小野不由美)を読んだ。

十二国記シリーズ番外編(エピソード0)。


自分の居場所はここではない―

クラスで孤立する高里少年の周りで次々と起こる事故。

そして、更なる惨劇の果てに明かされるものとは・・。


感想。

①下の名前が出てこない。

②“広瀬”っていう生徒でもいるの。

③おっかない!


一応シリーズではあるけれど、単独のホラー小説としても楽しめるかな。

合間合間にシリーズに繋がるキーワードが出て来る程度で、

まだ何が何だか全然解らないというのに、物凄く引き込まれる!

ファンタジーは苦手なのに、続きが読みたくて本屋へ走った作品は久し振りかもしれない。

★★★★☆


遂に、「三国志」(全巻完備)を差し置いて、「十二国記」に手を出してしまった・・。


小野不由美だもんな~。面白くない訳ないんだよ。

解説等でも語られているけれど、もう“ライトノベル”の域を超えてるね。


完全版(新潮文庫)で集めていくので、どんどん新刊を出して頂きたい。


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