さなだアセスメント!

真田自治州の別館。
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きらら No.159

2017-02-09 03:32:10 | きらら
巷ではインフルエンザなる奇病が流行っている模様。
私はガキンチョの頃に1回かかったっきりなんで、あんまし実感が無いんだけどね。
……べ、別に「私はバカだから風邪をひかない」とかそーゆー話じゃないからな!(自虐)

閑話休題。きらら159号(2017 年 2 月号)の表紙は、あっちこっち@異識。
にゃんこフードのつみき+ファンシーなクッションという構図で、この作品らしい1枚といった感はある。
ただ、いつもこんなカンジだから、変わり映えがしなんだよなぁ……開き直って伊御×榊とか?(誰得じゃねぇか)



☆今月のビッグ・スリー!
 ・棺担ぎのクロ。懐中旅話(きゆづきさとこ)
 ・箱入りドロップス(津留崎優)
 ・みゃーこせんせぇ(阿部かなり)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点はにーに:なんだかんだ言いながら兄妹の世話を焼くみくもの姉キャラっぽさが割と好き。
 ボツ子さんの掲載位置がジワジワと下がってきているのが個人的にちょっと気がかり。面白いと思うんだけどなぁ。
 
 
 @クロ
  おそらく、この話が6巻収録の最終話(もしくは、その1コ前)
  巻の終盤に重要なエピソードを持ってくることの多い作品だけど、ココでこーゆー話を持ってきたか。
  
  ぶっちゃけネタバレ抜きで語るコトはできないので、見づらいように白字で書く。
  ……ちゃんと書いてるから、読みたい人は反転するように(笑)
  
  今回の内容は「クロとヒフミの語らい」と「サンジュとヒフミの邂逅」という事実上の2本立て構成になっている。
  しかも、前半が伏線張り中心、後半が伏線回収中心……と、役割までもがハッキリと分かれているという徹底ぶりだ。
  きゆづきさんのストーリー作りの傾向からして、多分、コレは狙ってやってるんじゃないかと思う。
  
  以下、今回の話で出た内容の総合的な考察をダラダラと書く。
  すんごい長いので、この時点で飽きちゃった人は箱ドロの感想までGOだ!(笑)
  
  まず、前半(クロとヒフミの語らい)について。
  
  このシーンを読んだ人の多くは「ヒフミはいったいどこから湧いたんだ?」という感想を持ったんじゃないだろうか。
  人によって色んな解釈があるとは思うのだけど、私は「ヒフミはクロの中に潜んでいる」説を推すね。
  この説ならば、ヒフミが頻繁にクロに干渉することと、ヒフミの「あなたを通して視ている」という言葉の説明がつく。
  つまり、クロが探し続けていたヒフミは、ずっとクロの中に居たってことなんだよ!(な、なんだってー!)
  
  また、クロが「ヒフミの中のお前」と評しているのが「誰」なのかというのも気になるポイントだ。
  フツーに考えるとヒフミの素材になった3人の女性のいずれかになるんだけど、性格が極端に悪い人は居なかったハズ。
  そうすると、この「お前」に該当しうるのは……アレか、自分を「神」とか言ってたあの恐竜(?)か。
  
  ヒフミがクロを「面白い子」と評したのは、この「神」の存在に気づいたコトが理由なんじゃないかと予想してみる。
  クロに「4人目」とミスリードさせる表現を使ったのに、クロは「何人かいるお前」と不特定な表現を使っているし。
  この、クロの持つ直感力の鋭さが、今後の展開を進める上でキーになったりするのだろうか?
  
  ……既にだいぶ書いているけど、せっかくなので後半(サンジュとヒフミの邂逅)についても考察しておこう。
  
  まずは、サンジュがクロのマフラーを自分の身体に巻くシーン。
  このシーンにわざわざ6コマを消費するというのだから、この描写には何かしらの意図があると見て良い(メタ読み)
  パッと思いつく限りだと、3巻のラストページ(クロが倒れたシーン)との対比だろうか?
  
  そもそも、このシーン自体が2巻(ニジュクとクロが夜の街を散歩する話)との対比になっているんだよね。
  あの頃と比較すると、サンジュも成長したな……と読者に思わせるべく、このシーンを用意したのかも(深読み)
  
  さて、後半パート最大の見せ場は「サンジュによる、クロの右腕の蘇生」で間違いあるまい。
  1月号でクロは右腕の感覚を気にしていたけど、その証左か、今回はクロの右腕が取れてしまう(!)事態が発生する。
  このような場面に直面しても動揺せず、自分で考えてクロの右腕を再生するサンジュ……成長したなぁ(ほろり)
  
  ちなみに、クロの腕を再生したサンジュの手は黒くなってたけど、翌日には回復していた模様。
  魔女の呪い(病気?)を克服するというのが「はかせ」の研究題材だったので、研究は完成を見ていたというコトになる。
  はかせ……ただのマッド・サイエンティストじゃなかったんだねぇ(しみじみ)
  
  このサンジュの特性にヒフミは目をつけていたけど、その、ラストシーンのセリフが非常に気がかりだ。
  完璧な器を、やっと見つけた――つまり、ニジュクもしくはサンジュの身体に入り込もうという魂胆だろうか。
  そもそも、この発言をしたのがヒフミの中の誰かというのも気になる点だよね。
  ここまでの流れを総合すると「神」なんだけど、なんかちょっと腑に落ちないんだよな……(悶々)
  と、とりあえず来月号を早く読みたい!
  
  ……我ながら長ぇよ!
  このクソ長い感想書くのにどれだけ時間を使ってるんだよ! ペース配分しろよ!(ぁ
 
 
 @箱ドロ
  クロの感想が長くなってしまったけど、箱ドロの感想もしっかり書くのでご容赦をば。
  実家に帰ってしまった雫を追って、陽一が四国まで乗り込むという胸アツな流れの続きの話だ。
  
  とりあえず最初に書いておくけど、あま~い!(スピードワ○ン風に)
  
  なんだよこのクッソ甘い展開は!
  あまりにストロベリィなやり取りにお砂糖吐く寸前だよ! 超ガチな告白シーンじゃねぇか!
  なんでもイイから、お前ら早く結婚しろよ!(僻み+祝福)
  
  ……きららでここまでガッツリと告白シーンが描かれるのは稀なので、ちょっぴり感動しちゃったぜ(良い汗)
  
  雫がここまでネガティブな感情を貯め込んでいたというのは、予想外っちゃ予想外ではあった。
  ただ、思春期の子ってのは精神的に不安定になりやすいし、必要以上にネガティブになることもしばしばあるワケで。
  特に雫は籠っていた時期もあったぐらいだし、よくよく考えてみると割とアリな描写じゃないかなーと。
  
  そんな雫に対して安易な慰めをせず、真摯に向き合う陽一が実にカッコイイね。
  ちゃんと言葉を選びつつ、雫の心を溶かしていく姿はまさに漢! くそぅ、イイ奴過ぎて目から汗が出るぜ!
  
  そんなカンジで雫の家出騒動は一件落着。
  最も大きなイベントを消化したから、あと2~3回ぐらいで終わるんじゃないかなーと予想してみる。
 
 
 @みゃーせん
  深夜のテンションでおかしな感じになってるけど、まだまだ続けるのでお付き合い頂きたく(笑)
  
  阿部さんの新作・みゃーこせんせぇは、中学校の保険医さんを主人公に据えたハイテンションコメディだ。
  1ページ目から思いっきりカッ飛んでいるのはご愛嬌。中学校にMMO風のヒーラーさんが居てもイイじゃない(ぁ
  
  とりあえず、主人公であるみゃーこ(※本名:美夜子)先生のキャラが立ち過ぎててコメントしづらい件。
  ロリ風の見た目+天才+レイヤー+中二病+エトセトラエトセトラ……もう「お前は何を言っているんだ」としか(笑)
  現実にいるとアレな人だけど、二次元では割とアリな気がするのがまんがの恐ろしいトコロだよね。
  
  先生のキャラにばかり目が行ってしまいがちだけど、生徒たち(海夏、双樹)との掛け合いの楽しさこそ本作の真骨頂だろう。
  海夏とみゃーこ先生がボケて、三人のうちの誰かがツッコミに回るというスタイルを取っているんだけどさ。
  何気に双樹の存在が重要で、この常識人がほど程よいバランサーになっているんだよねぇ。
  つーか、海夏とみゃーこ先生だけだとガキンチョ2名の罵りあいになりそうなんで、双樹の存在はガチで大切(ぁ
  
  強いて残念な点を挙げるとするなら、学校の制服かな。
  制服のデザインがサンタの最終話に出てきた中学の制服と異なっているんで、クロスオーバーが望めなさそうっていう(涙)
  まあ、クロスオーバーは不要なレベルで面白い作品だから、正直いちゃもんレベルの「残念」ではあるんだけどね。
  
  ……で、この作品は何月号から連載が始まるんでしょうか?>編集部(ぁ



☆アテンション!
 ・strawberry☆horror(やざわん)
 
 今月のアテンションは、前号・前々号に引き続き strawberry☆horror@やざわん。
 茶々さんの新作とどっちにするかで迷ったんだけど、私は無難に楽しめる作品のが好きなのでコッチを選出(ぁ
 強いてケチをつけるとすれば背景か:トンネルの中がメインだったとはいえ、もうちょっと描きようはあったハズ。
 
 次点は、宇宙郵便のノア@茶々。
 常連ゲストさんの新作というコトもあり、絵の安定感は流石の二文字といったトコロ。
 内容もハートフルストーリー路線で悪くない……のだけど、今回の話はちょっと「狙い過ぎ」かな。
 手紙の内容に連動した伏線を張るとか、何かしらの工夫をしないとただの「イイ話」で終わっちゃって勿体ないよね。
 とまれ、総合力という観点では申し分のない作品だと思うので、連続ゲストには赤マル要チェックだ。
 
 
 @ストホラ
  ゲスト第3話では、ホラーの王道ともいえるトンネルでアレコレ。
  なお、あきら曰く「トンネルはロマンです!」とのこと……ドリルは漢のロマンだよ!(ぁ
  
  今回ふたりが訪れたトンネルは、尾ひれ背ひれがくっついた曰くつきの物件。
  あー、窓にたくさん手形がつくとか、ウチの近所のトンネルにもあった気がする(※うろ覚え)
  別に手形がついても洗車すればイイじゃない……や、そーゆー問題じゃないのは理解してるからね?(苦笑)
  
  大部分がトンネルの話だったにも関わらず、あきらが小説に使った題材は「古書店」だったっていうオチ。
  それ、アンナさんのご自宅!(笑) 取材に付き合わせておきながら、まさかの自宅ホラー化!
  大オチでアンナがずいずいと「トンネルは?」って詰め寄っていたけど、もっと怒ってもイイと思うんだ。
  
  今回が連続ゲストの3話目なんで、続くか否かは評判次第ってトコロだろうか。
  個人的には割とお気に入りの作品だし、このまま定番ゲスト化+連載化まで行って欲しいもんだけどねぇ。



☆CO-HYO!
 今のきららには何かが足りない(哲学)
 
 総合的にはまずまずの内容だと思うんだけど、読み終わった後の「なんか物足りない」感がハンパ無いんだよね。
 定食屋さんで例えるなら、定食を頼んだのに漬物とみそ汁が付いてこなかった……みたいな?(自信ナシ)
 日常系が多いきらら(無印)と、私の嗜好が合わないってだけの話じゃないとは思うのだけれども。むむむ。
 
 今ひとつスッキリしないけど、とりあえず次号予告ッ!
 
 表紙&巻中カラーは、棺担ぎのクロ。懐中旅話@きゆづきさとこ。
 カラーはクロ、ゆゆ式、泣きスト、ゲスト2作品の計5作品が予告されているゾ。
 
 最終回は、ヒトより私はそれが好き!@あまー。
 連載1年未満というスピード完結だけど、ここ最近の迷走っぷりを見ていたらしゃーない気もする。
 オリエンテーションあたりで路線変更をしようとして、完全に失敗しちゃったからねぇ……なぜフェチを軽んじたし。
 とりあえず相談係は存続でハッピーエンドになるものと推測。ちゃんと纏め切れるか否かが焦点だろうか。



それじゃ、また次回の更新で。



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