サンズ・トーク

自分を越えたい。時にそう思っている中高年の記。

グローバリゼーションの波紋

2017-04-25 16:24:44 | 時の話題
グローバリゼーションとは、国境をこえてヒト、モノ、カネが自由奔放に飛び回って、経済的、あるいは社会的なより高いパフォーマンスが展開されてゆく。
人件費の高い国は、より安い国に産業活動を転移させ、少ない費用で優秀な生産物を流通させる。
我が国は、中国や東南アジア諸国など、低廉な労働力の国に取り囲まれていて、労働集約的な産品の競争力が低下していることは夥しい。
日本の縫製産業などは、生産拠点を海外に展開するとか、国内調達を止めて海外企業に生産させるとかによって、企業の存続が危うくなる。もしくは、労働コストの切り下げを求められたりする。
グローバルな商品開発・流通のシステムを確立した企業(ユニクロなど)は目覚ましく業績を上げてゆく。その反面、日本国内の物づくり拠点に従事するものは、静かに、じんわりと、確実に後退の途をたどることになるのだ。

こうした動きが、急速に、全般的に進行するために、中間層の没落などの現象になってくるのである。

所得格差が拡大してゆく。それによる不満が選挙などで大きな変革をもたらす。
アメリカでは、トランプが大統領になったが、格差拡大による庶民の不満を取り込んで保護主義、アメリカ第一主義を進めている。
イギリスは、EU離脱を決定し、その方向づけに進んでいる。
そして、フランス。EUの広域経済の中で、国内の農業とか地方の疲弊が進み、今度の大統領選挙では、自国独自の方針づけを問われている。
TPPは、国際間の広域的な取引の自由を推進し、関税の壁を低くするものとして、日本もその枠組みを進めてきたが、盟主アメリカがそれを否定してしまったから、一から考え直さなくてはならない。

そんな中で、さて日本はどうなのか。安倍内閣の三本の矢で景気を回復してゆくという主張。
これに真っ向から挑戦を挑む勢力が見当たらない。民進党は、結束が乱れてしまって、ポロポロ壊れかかっている。我が国にだって、アンチグローバルの胎動が起こってもおかしくないのだが、そういうのがみあたらないのですね。

    
本文とは関係ありません。
ジャンル:
経済
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