今日はいよいよ卒業式。
最後の朝も遅く起きていつもどおり。
それでも式が始まると凛としてかっこよかったのだ。
緊張気味に。
証書をママさんのとこに。
お別れの言葉。
パパさんはいろいろ思い出しながら、すこし涙ながら見ていたのだ。
ほかの親たちもおんなじ気持ちかな。
いっぱい怒ってきたけれど、しっかり自立してていろいろ考えてるのも分かってる。
でもあんまり褒めてあげられなかったなぁ。
いっぱい怒った分、いっぱいいっぱい褒めてあげなきゃ。
そんなこと考えてた。
最後まで堂々としてたよ。
式は無事終わり、パパさんもいろいろ子供たちに教えてもらいながら成長させてもらっている。
お互いいい関係をこれからも続けたいと思った。
みんな名残惜しいみたい。
この校舎にももう、当たり前のように来ていた学校にも来ることがない寂しさ。
何より先生はホント寂しそうで。
旅立つのを見送る寂しさは笑顔でいなきゃと思う分ホント辛いのだ。
そんないろいろな感情も子供たちの笑顔で消えてしまうのだ。
最後まで名残惜しく、
みんなワイワイと。
先生も生徒も親たちもみんな写真撮ったり、喋ったりと最後のお別れを惜しんでいた。
子供たちにはただの通り道なのかも。
先生や親たちの方が別れ惜しいみたいで。
子供たちにはまだまだ夢に向かって歩いていくのだから。
卒業証書と手紙が。
流成が先生からもらった手紙、そして流成がパパさんママさんにくれた手紙。
いっぱい感謝してくれた手紙。
反抗することもあるけれど、優しいところいっぱいの流成の手紙。
大事にしてパパさんも送り出してやりたいと思う。
卒業 おめでとう。