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てつはう。

 とは申しましても、
元寇のアレはまるで違うソレだったようですけれども。

 男としてオギャアと生まれたからには、
幼少時代から青年期のどこかで ”こういうもの” が好きになる気が致します。
中には拗らせてオジサンになってからも熱中している向きもあるようですが、
『 趣味 』 の範囲ならば別に何歳になってもあってよいものではないでしょうか。
その辺はオートバイも同じ。野郎の趣味なんて大抵実益がないものなのです( ̄ー ̄)~♪

 ただ、(ホンモノは)基本的に人を殺める為にあるもの。
そこには意識が及ばず、単にカッコイイだけで喜んでいられる日本は幸せですよね~。


 というわけで。
先日、富士宮に母を連れて行った折に、
子供の頃からお世話になっていた大宮町のおもちゃ屋さんに立ち寄りまして。

 我が心のふるさとのひとつ。〔 はとや 〕さんです
子供時代、ここに買い物にゆくと2Fの奥のほうには男の子の夢がギッシリ並んでいまして、
その雰囲気は二十有余年を経た今でも変わらず。とってもステキなおもちゃ屋さんです。

 ただなあ・・・このときは週末だったのですが、子供の姿をほぼ見ないのです。
みんな近くに出来たAEONにばかり行っているのか、或いはスマホゲームにでも夢中なのかしら。
休みともなれば、店の前には何台も子供の自転車が停まっていたような気がするのですが。


 そんな寂しさもあってなのか、立ち寄ると必ずお小遣いの許す範囲で買い物をするのですが、
今回も店内を色々と拝見し、店のおじさんとおばさんと会話させて頂きながら悩んでいるとコレを発見。

 火薬をつかった玩具ってもう少ないですよねー。
使い方によっては鼓膜ぐらい簡単に破れ、火傷するぐらいのことは当たり前。
そんなハードなおもちゃ。昭和の頃からありますよねコレ。

 もちろん予備の火薬数箱と一緒に購入です。

 子供の手のサイズでも持てる小型の鉄砲ですが、
モデルはコルトパイソンなのかな?Theリボルバーというカタチが大好きでした。

 試しに部屋で撃ってみましたが、まー耳が痛いこと。
害獣威嚇でもなしに、外でこんなもん持って遊んでたらば不審者以外の何者でもありませんので、
お部屋専用ですね~。子供時代は友達と無邪気に遊んだ気がしますが、子供は自由に遊べていいものです。


 そして2Fの奥の薄暗く魅惑的なスペースでこいつも購入( ̄ー ̄)!

 2F奥には18歳以上が購入できるエアガンがGケースに入って並んでいるのですが、
年齢制限もさることながら、当然子供には高価なものでもあり子供時代には買えるものでもなく。
今見ても決して安いわけではないものの、1挺ぐらいならばなんとか・・・ね~。

 S&WのM19なるリボルバーですが、
有り体に言うとルパン三世の次元が使っているやつです。(アレは4inch、こちらは6inchですが)

 これまたリボルバーといえばコレ!というカタチがかっこよくて魅力的ですが、
子供時代に買えるものにはマトモに弾が飛ぶリボルバータイプのエアガンは売っておりませんでしたので、
弾が6発しか入らないこともあり、友達と野山で遊ぶのには心許ないので手が伸びにくいものでした。
(このモデルは面白ギミックで24発入ります)

 当時、自分で組み立てるタイプの精度の悪いものは1挺買ったと思いますが、
それこそ真っ直ぐ飛ばない上に強度が弱くミシミシ歪んでいた気がします。


 とはいえ、リボルバーといえば私の世代でいうと次元やシティハンター。
我々より上の世代でいえばクリント・イーストウッドやら西部劇のそれでしょうか。
いずれにせよ男臭くカッコいいイメージですよね。
因みに、並びにはコルトパイソンのステンレスモデル(銀色のやつ)がありました。

 でも『やっぱりコレかな~』とそこまで迷わずレジにもってゆくと、
おばさんが「凄いの買うわねえ」と仰っていたのがとても印象的でした。

 

 そんな新たな思い出エピソード(店に付き合わされた母は呆れていたことでしょう)が追加されたところで、
『 折角買ったのだから飾ろうかなー 』 なんて思い至りまして、
物置からここ20年ぐらいでなんとなく買って忘れていた鉄砲を発掘して一緒に飾ることにしました。
(基本的にサバゲなどで人と撃ち合う趣味はまるでなく、さりとて部屋で撃っても飽きるのですぐ忘れてました)


 ちょちょいと部屋で余っていた端材と、ちょっとばかりの角材を買い足しまして塗装。

 自室の壁に銃を飾る場所を作成。
どこかの映画でこんなの見た気がするんですよね~主に悪党方面で。

 これらが私のコレクションヽ(´▽`)ノです。管理されていないコレクションですけれど。


 それではざっと紹介。


 
 【 H&K VP70M 】

 いきなり特定部位のアップですが、
ストックに内蔵された外部機構で3連射を可能とする(銃単体では単発)興味深いメカを気に入り、
10年位前に買った記憶があります。タニオコバ製のガスガンです。


 続いてこちら。

 【 H&K MARK23 】

 通称”SOCOM”です。
これは確か、お世話になっていた会社の先輩に本体とサプレッサーだけを譲ってもらったもの。
当時から動きがすこし悪く弾がまともに出なかった(どうやらメーカーの機構的に不安定らしいです)ものですが、
見た目が大柄でカッコよかったので嬉しかった気がします。

 メーカーはKSC。面白い製法の純正サプレッサーが外観上リアルなのが売りですが、
この銃の特徴でもあるLAM(レーザーエイミングモジュール)なる、
レーザーサイトとフラッシュライトがコンボになった、銃身下の四角いユニットが存在していませんでした。

 今回飾るにあたり見映えがなんとなく寂しいので、
東京マルイのLAM(レーザーが出ずライトだけ)を別途入手しまして装着。
余談ですが、マルイのSOCOMは機能的な動きをしないので私的に興味の対象外。
サバゲなんかのフィールドで他人を撃つにはいいのでしょうが、メカとしての魅力はゼロです。

 KSC製なのでちゃんとデコッキングレバーも機能します。

 10年越しに発掘した際には更に動きが悪くなり、まるでマトモに稼動しない状態。
折角ならば動態保存の方がよいので、山梨県は竜王あたりにあるKSC本社にお願いしてOHして頂きました。
ついでに強化ユニットなんかも組み込んで頂いたらば新品並のお値段になりましたが、
既にKSCの本体自体が入手困難なのでこれはこれでアリかなあと。KSCさんのご対応はとても丁寧で好印象でした。


 続いては今回購入のリボルバー。

 【 S&W M19 (6inch) 】

 通称は”コンバットマグナム”でしょうか。
典型的なリボルバーのデザインに、木目調グリップ、銃身の青っぽい黒塗装など雰囲気は良いです。
東京マルイ製らしく動作も確実で作りもしっかりしています。

 先述のルパン三世の次元のコンバットマグナムは4inchで少し雰囲気は違いますが、
ダーティーハリー(あちらはM29)よろしく、銃身は長いほうがカッコいいですからね。

 ただ、構造上リボルバーでガスガンは無理がありますので威力は豆鉄砲。
これはまあ飾っておく分には害がありませんのでOKかしら。マグナムのイメージはありません。


 続いて銃弾関連。
実銃ではVP70が9x19mmパラベラム弾、SOCOMが.45ACP弾、M19が.357マグナム弾ですが、
当然全ておもちゃなのでお馴染みの6mm BB弾です。

 私の性格上、マガジンは当時買った予備を1本づつ持っておりますが、
(一々撃ち尽くしたら弾込めをする作業は性に合いません)
今は入手困難らしいので買っておいてよかったです。
M19の ”マグナム弾の箱” 風のものは、東京マルイさんの遊び心で中身はBB弾でした。

 

 最後にオマケ。
コレはなんでしょう( ̄ー ̄)?

 正解は 【 コスモドラグーン 】 宇宙戦士の銃ですね。

 これまたリアルタイム(よりちょっと後)世代であり、我々の眼にはカッコよく映りますが、
漢たちの永遠のヒーロー、 星野鉄郎 が腰に携えているエネルギー銃です。
がに股で偏平足、ワラジみたいな顔をして寸足らずで虫歯だらけですが、
鉄郎は鉄の信念を持った日本男児の理想形みたいな男です。

 でも、映画版のイケメン化したのはちょっと違う。
ハンマー・レドリルか、はたまた嵐が丘のキラにも似たイケメン鉄郎では魂が抜かれている気がします。
別段イケメンコンプレックスではないのですが、もともとの容姿だから熱いことも事実。

  ちなみに、宇宙に3挺しかない戦士の銃がなぜ我が家にあるのかというと、
むかーしゲームセンターの景品でレプリカが大量に出回っていたから。
若干小ぶりで持つと軽かったりしますが、塗装なども割とリアル(漫画ですが)でカッコいいんですよ。

 

 というわけで、子供時代のひょんな思い出から次々と出てきた私の鉄砲コレクション。
私の部屋の壁に、なんとなく洒落たインテリアが増えたお話でしたとさヽ(´▽`)ノ。
でもあと1挺入りそうだな・・・なんて思っちゃいけませんね?

 いつもお読み下さっている皆様にも、
こんなおもちゃの鉄砲の思い出がおありではないでしょうか( ̄ー ̄)?

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