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11年目のオートバイに乗って。 【 1 】

 なんだかんだ言ってお気に入りのSC57型CBR1000RR。

 世代的な思い入れによる影響が大きいのでしょうが、
GPがNSR500からRC211Vになって、そのイメージを踏襲して出てきた印象が強いからか、
当時のCBR600RRとともに、今でも 『カッコいいオートバイ』 のイメージがあります。(あくまで外観の話です)

 2017年には久々の大幅なアップデートがかかるCBR1000RRですが、
CBR954RR → CBR1000RRへと変化したのに近いぐらいの変化が与えられており、
ここ10年停滞していたHONDA製SSのデバイス的進化について、
かなりのインパクトがあるモデルの印象。

 かなりいい印象ではある・・・のですが、欲しいグレードの予想価格は私のCBRの倍。
300万円にも迫るような話で私の生活水準には少々値が張りすぎますし、
そもそもRC213V(212も)系のデザインは好みの外ですので、
結局、今年も今のCBRに乗り続けるんじゃないかなあと思っております。
大体300万円のバイクじゃコケるのが怖くて気楽に乗れない気がします。身の丈に合ってないんでしょうね。


 そこでまだまだ乗りそうな私のCBRも10年56,000km。
機械の状態が変わるには充分な期間が経過しておりますので、色々な手間は必要です。
ただ、引越しの関係もあってタイヤ交換以外は原則バイク屋に頼っていないものですから、
気になったことがあれば自分での目で確認。無理そうならばこじらせる前にプロに任せる方針です。

 そんなわけでここ暫く気になっていたのは吸気系統の挙動。
アイドリングの状態然り、スロットルレスポンス然りです。
今回のターゲットはスロットルボディとそこに付随するいくつかの機構です。


 というわけで。
私は自分のオートバイが4stであることと、
インジェクション車であることぐらいしか意識していないごく普通のライダーですので、
ありもしない経験由来の勘に頼るより、まずは計器に頼ることにいたしました。


 秘密兵器。

 何年か前にオートバイ屋の整備場に吊るされている姿は見たことがありましたが、
今回目的が決まり、調べたいことが明確になるまで使い方すら知らない装置でした。

 モノとしては所謂 ”バキュームゲージ” で、負圧を計るためのものです。

 この手の機材は計器モノなので、マトモなものは基本的には高価。
私の予算(2万円以下)に収まるものでの選択肢は、
画像のDAYTONAブランドか、STRAIGHTやノーブランドの簡素なものだけでした。
要求性能はCBRの各気筒間インテークマニホールド許容負圧差20mmHgを測れるもの。

 ・・・なのですが、手軽に入手できるものではkPaやcmHgオーダーのものばかり。
相応にスケールについても厳密な値が読み取れるものではありませんが、
その辺は構造上ファジーな感じで問題なさそうなので、正圧も取れるDAYTONAのものにしました。

 

 選ぶ上で一瞬悩んだのが、別メーカーのもので+4,000円ぐらい出すと専用のケースがついてくること。
使用頻度を考えると保管されている期間のほうが圧倒的に長いので、
ビニール袋に入れてボール紙の箱で保管するよりは、埃も衝撃も抑えられるケースが欲しいところ。
でも機能はあんまり・・・。ということでケースは自分で用意することにいたしました。

 私のCBRのサイドケースで一時期活躍した、おなじみの安いアルミケースです。
寸法的にちょうどよく、吊り下げて ”垂直” の状態で使用することが前提のバキュームゲージとしては、
箱のまま吊って使えると便利だなあと思い購入いたしました。

 あとは適当に加工し、防振用のスポンジなんかを箱と本体の間に設置して完成。

 お手軽にケース入りのバキュームゲージとなりました♪


 肝心のバキュームゲージ本体は±100kPaまで計測できるもの。
Hgのスケールではございませんが、そこは換算すればいいので問題ありません。
今回の目的に正圧はありませんが、機械には加圧方向での用途も想定されますので。

 4気筒分で4つ。
ゼロレンジでの針のばらつきはあるものの、安い割にメーターそのものの不良はなさそうです。
ちなみに4番ゲージは、ベースの板への取り付け角度が5度ぐらいズレており、
『この辺が安物だなあ』とは思うものの数値の読み取りが出来ないわけではなく、
気になれば自分で修正すればいいので気にしない方向に。

 

 それでは早速 ”現状” の確認から。
インテークマニホールド負圧の計測を行ってみましょう。

 CBRのタンクカバーおよびサイドカウルを取り、
タンクをメンテナンス用に跳ね上げておきます。

 実際にはタンクを外したほうがやり易いのですが、
燃料ポンプ付のタンクを横に置いておくほど私の作業場は広くありませんので、
この状態で作業することといたします。

 ただ、タンクを外さないとこれぐらいの隙間に手をつっこんでの作業となりますので、
色々と不便ですがいたし方なし。
燃料が自然落下のタイプならば、適当な耐ガソリンボトルとかでもよいのですが、
ここら辺は加圧されたインジェクション車両なので仕方ないですね。


 それではごそごそと作業。
スロットルボディに接続されている負圧センサ用のパイプを抜きます。

 4気筒分+負圧センサ行きで5分岐のジョイントからホースを取り外し、
外したホースをバキュームゲージに繋ぎます。

 実際はEXポート側二次空気供給システムを殺さなくてはなりませんが、
かの場所はエアクリの下、更にインテークダクト下のシリンダヘッドカバーにありますので、
この初回テストでは敢えて塞がずに対応しています。


 まずはバキュームゲージのバルブを閉じたままエンジンの暖機を開始。
負圧センサーが機能していませんので多少の難はありますが、スロットルストップスクリュで調整。
ファーストアイドルワックスユニットが温まる程度まで暖機が終わればOK。

 続いてバキュームゲージのバルブを開放し、
針のブレが落ち着くぐらいまでバルブを絞り値を読みます。

 ふむふむ。
1番および2番が大体150mmHg、3番が195mmHg、4番が187mmHgぐらいでしょうか。
気筒間の差が20mmHg、1番がベースで固定とされているのでそこに合わせる作業になります。


 ですが。
これからまだまだ作業が残っていますので、ここでは調整を行いません。

 と、時間が遅くなってしまいました。続きはまた次回の記事にて失礼致します。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
CBR250RR (RX-∞橙)
2017-01-06 21:36:47
のデザインは如何ですか?
CBR250Rはデザインがなぁ…
ってことで候補から外れたのですが
250RRは悪カッコいいですね!

https://www.youtube.com/watch?v=VH60-R8MOKo
これ早く製品に反映してくれませんかねぇ。
立ちゴケの悲劇が減りそうです。
あとペットみたいで可愛いw
明日は1000㎞慣らし後のメンテです。
遂にオレンジ君の本気を感じる刻が来た\(^o^)/
 
 
 
Unknown ()
2017-01-14 18:30:05
>RX-∞橙氏

 あけましておめでとうとございます!
我ながら遅い挨拶&返信にて大変恐れ入ります。
今年も宜しくお願いいたします。

 さてさて。
CBR250RRカッコいいですよね~ドカっぽくて。
正直なところ『ドカっぽいなあ』以外の感慨はなかったりしますが、
次の記事で触れたスロットルバイワイヤはとっても気になります。

 パワーモードセレクターについては・・・250ccの出力で何をセレクトするのか疑問ですが^^;

 とはいえカッコいいことはいいことだ!
カッコいいは正義!カッコいいis最高です!


 で、リンク先のコレ。
現時点の技術ではキャスターを寝かさないと駄目みたいですね。
オートバイ的にはかなりのタブーの一部かと思いますが、
仮に走行状況に応じてそこが動的に制御できたとして、
ネック周りの重量増がオートバイとしての性格にどこまでメリットとデメリットのバランスが取れるのか、むしろそちらが気になっておりました。

 でも、散歩に連れてゆけるのはいいですね( ̄ー ̄)。


 ニューマシンもいよいよ1000kmですか。
早いもので・・・今頃フルパワーを堪能されているころかしら。
慣らし後ってドキドキですものね~羨ましい!
この時期、凍結などにはくれぐれもご注意下さいね。
 
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