3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

2016年秋のバルコニー便り 3 野菊を愛でるという豊かさ 

2016-10-29 09:27:07 | 日記
昨日はひどく寒い日だった。
しかもお昼ごろから大雨。
バルコニーの野菊が今、満開で美しい。
黄と赤の野菊が雨に打たれて、折れてしまった。
鳥がきて野菊についている虫を食べようとして折れたのかもしれない。
いくつか拾って花瓶に生ける。
なんてきれいな野菊。黄色い野菊はそこに小さなあかりが灯ったようである。
バルコニーの野菊をこうやって花瓶に生ける。
たったそれだけなのに豊かな気持ちになるものである。

大輪の菊より野菊が好きだ。
黄色い菊は実家の玄関に小さくさいていたものを母を見舞った帰りに根ごともらってきてバルコニーに移したものだったということを思い出した。
あるいは、もうそれは枯れてしまって、別の菊かもしれないけれど、とにかく、小さな野菊、黄や赤、白の野菊が群れて咲いている風景はあまりにも美しい。
質素で自己主張もしないけれど、根を張って懸命に小さな花を咲かせているその姿をこよなく愛している。
気が付けば、バルコニーの主の趣味にそった花々。

つくづく、私は純日本風な趣味なのだと思う。
イングリッシュガーデンなどあるけれど、結局そういうものには興味はなく、気が付けば秋の七草などが群れているわがバルコニー。

先日、朝に吹いた大風で、ダリアが倒れて折れた。
わが地味な日本風の庭に少々不似合いな皇帝ダリア、このダリアはやや異色なのだが、それが風にやられて折れた。
巨大なダリアがバルコニーに倒れ落ち、8個ぐらいついていた蕾も零れ落ちた。
どうしたものか、と思ったが、とりあえず、養生テープで補強して様子を見ているところである。
いろいろ調べるとそうやって養生してうまく復活することもあるらしい。

夏に台風でさるすべりが風にやられて折れてしまい、切ってしまった。
いろいろ調べると養生テープで復活するらしいというのを後で知ってずいぶん後悔した。
今度のダリアで試しているところである。
ゼラニウムなどもそれで復活するらしい。
植物というのはなんとか生き延びようとして皮一枚でもつながっていれば、復活しようと努力するらしい。
その生命力の強さに驚く。
まだ、4つぐらいつぼみをつけているそのダリアの生命力に期待しているのである。

わが庭の雰囲気に不似合いな自己主張型のダリアだが、それなりにかわいがっているのである。
2本あるうち、今回倒れたのは大きいほう。もう一つ小さく成長が遅い貧弱なのがある。
大きい成長の早いダリアに比べ、危なっかしい奴だが、大きいダリアが倒れたのに比べ、小さいから風の影響も受けにくく、なんとか命をつないでいる。
だんだん、この成長遅い小さなダリアに期待が集まる。

あれこれと、こうやって我が家のバルコニーは雨風に打たれながら、四季折々の花々を咲かせてくれる。

こんなふうに花々を愛でることができるのは、ある種の豊かさなのだと思う。





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