3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

人生100年 紙と鉛筆があれば楽しい余暇生活

2017-09-22 17:20:19 | 現代社会論
それにしてもライフシフトを読むとなんでこんなもんにみんな感心するんだろうと思うのである。
結局、長生きをして長い余暇生活を手に入れるということ。
労働時間を短くして豊かな余暇生活をと70年代から言っている。昔からこういうのはいろいろ言われていた。

いろいろあるが、年がら年中パーティにいったりする必要はなく、デパートにいって買い物もいずれつまらなくなるからお金なんかあんまりいらないのではないかと思う。

わが国には俳句や短歌、書道、それから草花を育てるというお金がかからない楽しみ方がある。

俳句や短歌なんか紙と鉛筆があればよい。
新聞に投稿する、NHK短歌や俳句を見て投稿する。
結社にはいって吟行なんかもちょっとおかねかかるがそれほどではない。
体が悪くても作品は作れる。
世界は無限にひろがっている。作品を通して人的交流もある。それはとても生き生きとした生活を作り出すものである。
一日中、あれこれ考える、人の作品を読む、それだけですぐ時間がたってしまうものである。


音楽や美術もそうである。
歌なんか、声さえなんとか出せればなんだって歌える。
シューベルトの歌曲は600をこえるので、まともに練習すれば一生かかっても無理ぐらいのボリューム。

と考えると、早いうちから、人生後半に通用するような豊かな余暇生活のための努力、助走をすべきだ。
若いうちに少しやっておくと後々楽だからね。
いきなり57577などとやると大変だから、学校でもどんどんやってほしいものである。
いきなり、シューベルトは大変だが、子供のころから、歌を歌い親しんでおくと楽だよね。

楽器も書道も少しやっておけば50になってやりやすいものである。

環境に関することもいいよね。
樹木を守る運動とか、庭に小さな草花を育てる。
結構楽しいよね。
小さくても草花を育てると、お金もそれほどかからなくて四季折々楽しめる。

芸術やガーデニングなどが一番いいかもしれないと思うのである。

社会の問題に取り組みたい場合なんかもいいかも。
デモに出かけるとか、国会議事堂までの地下鉄代があれば行けるし。
ブログを立ち上げ社会に訴えるのもほとんどただ。


人生100年に暮らし方をシフトするには企業や政府の取り組みは大切だが、一人ひとりが身近な暮らしのなかで豊かな時間を作るための努力、取り組みができればかなりいい線にいくのではないか。
それでよいのではないだろうか。



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