3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

老後の生活 専業主婦VS兼業主婦

2017-08-20 12:10:45 | 女性の地位
老後生活の中心は年金である。
公的年金の役割は大きい。
で、今の高齢者たちはどれくらいの年金を受給しているのだろうか。

ふつうの公務員の場合
夫 20万ぐらい+専業主婦6万円=26万円
夫 20万円ぐらい+働く妻公務員20万円=40万円

大企業の場合
夫 厚生年金2F部分+3F部分=35万ぐらい+専業主婦6万円=40万円程度
夫   同上                +働く妻20万円=55万円程度
夫   同上                +妻も大企業35万円=70万円程度


正しい金額は年金事務所にお問い合わせいただきたいが、まあ、おおざっぱに言えばこんなところだろう。

専業主婦の妻をもつ普通のサラリーマン家庭だと老後月に26万円程度だが、
大企業夫婦だと70万円で、ものすごい格差である。

妻を家内とか奥様だなんていって床の間に飾っておいては老後の生活はもたないということである。
さらに国民年金のみの老後生活は大変である。
地方の物価の安い、そして自給自足が可能な地域なら別として、大都市部においては、国民年金のみの生活ではやっていけない。
妻は働くに限る。
老後の生活を考えたら妻も一人前の年金を受給できるようにしておくに限る。
貯金など底をついたらおしまいである。
年金は生きている限り支給され続ける。

夫の高い年金に支えられる専業主婦、だけど妻も高い年金額を受給している家庭にはかなわないのである。
夫婦そろって大企業、これが一番老後の資金は豊かであることは確かである。

今からではもう遅い。これまで、専業主婦の生活を謳歌してきた人たちも老後にいたり自由になる自分の年金が少なくて悲しい。
こんなはずじゃ、と後悔先に立たずである。

高齢化社会において、高齢期の経済生活を守るための得策は、まず、専業主婦を撲滅することである。


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