アジア夢紀行

英語、中国語、韓国語を勉強してアジアをバックパックするための情報ステーション
(Since 2008.11.30)

外国語学習法クリッピング 4

2012-07-31 06:35:08 | 外国語学習法クリッピング 

 いい記事を見つけました。外国語大好きおじさんのブログより引用します。

(引用開始)

ずばり、これが語学上達の極意です!

今日は曇り空でまあまあの天気ですが、どこにも出かけずに家で過ごしています。
午前中はフランス語の単語の勉強をして、午後は英語のセンテンス作成練習をしました。

もうこのブログでも書いたと思いますが、語学力を上達させる最強の方法は、一度学んだ知識を意識的に何度も使って頭の中に定着させることと、それと同時に新しい知識を少しずつ学んでいくこと、この2つにつきます。

新しい知識を次から次へと学んで行っても、古い知識を意識的に引っ張り出して復習したり応用したりすることができないならば、ところてんのように新しい知識が古い知識を頭から追い出すだけで、知識の純増にはつながらないし、ただ時間が過ぎていくだけです。

というわけで、僕は語学の勉強を進めるにあたっては、あまり次から次へと原語の小説を読まないようにしています。

なぜかと言うと、小説を読んでいると、それこそ1ページに何個も自分が使ったことのない単語や表現が出てきて、あっという間に情報の洪水になり、古い知識の復習ができなくなるだけでなくて、新しく仕入れた知識も消化不良になってしまうからです。

もちろん、単なる娯楽として楽しむのなら小説を読むのもいいのですが、その場合は「この本を読んだからって、自分の語学力が上達するわけじゃないんだ。」と完全に割り切って自分に言い聞かせるべきです。

古い知識の復習と新しい知識の摂取をどうやって上手く結合させるかについてですが、僕はフランス語に関してはこんなことをやっています:

まずインターネットのフランス語ニュースサイトに行って、ある事件についての記事を1つ読み、分からない単語を1つずつ調べて覚えます。

そして複数ある関連記事も1つずつ読んで、それも同じ方法で単語を1つずつ調べて学んでいきます。

と、以上の2ステップのみです。

この方法のミソは、似たような記事を幾つも読むということで、1つ目の記事を読んで学んだ単語が、大抵2つ目以降の記事にも出てくるので、何度も何度も目にすることで単語が勝手に頭に吸収されてしまいます。

また、これも肝心なところなのですが、似たような記事でも、1つずつ微妙に内容が違ってくるので、新しい単語ももちろん出てきます。少しずつグラデーションのように内容をずらしていくことによって、新しい知識にも確実に出会えるのです。

フランス語に関しては、僕はまだ圧倒的に語彙の量が少ないので、この方法で語彙を増殖していきます。

一方、英語に関しては、僕の語彙はもうかなり大きいので、語彙よりも表現力をアップさせることに重点を置いています。

英文センテンスの作成練習では、1つのフレーズを使って5つのセンテンスを作り、脳の中に神経のコネクションを構築していくのですが、ここで非常に大切なのが、新しいフレーズを使う練習の中でも、今まで学んだ古いフレーズを意識的に織り交ぜてセンテンスを作っていくことです。

新しいフレーズが古いフレーズをを駆逐するのではなくて、新旧共存できて初めて知識が増殖します。

また、フレーズの蓄積は単純な足し算のように増えていくのではありません。

新しい知識と古い知識を意識的に結合させると、数学的な配列の可能性の観点から見て、掛け算のように幾何級数的に増殖していき、しばらくするとおびただしい量の知識に化けます。

だからこそ、毎日学ぶ少量の知識というのは本当に侮れないのです。

これからも、僕は毎日の知識の積み重ねによる驚異的なパワーを信じて、どんどん勉強を続けていきます!!!
(引用終了)
http://blogs.yahoo.co.jp/gaikokugo_daisuki_ojisan/29717439.html


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外国語学習法クリッピング 3

2012-03-14 19:26:39 | 外国語学習法クリッピング 

ブログに紹介されていた学習方法をクリッピングしていきます。 

http://aheung.jugem.jp/?eid=950

引用開始

『リスニングの土台を作る速音読』 

さて、リスニングの土台ともいえる音読力をしっかりと作り上げるためには簡単な英語の本(1ページに分からない単語が1~2個というレベルのもの)をたくさん音読するのが効果的です。自分が理解できるスピードの範囲内で、限界まで読むスピードを上げていくのです。同じページを繰り返し読んでもかまいません。繰り返し読むことで英語を英語の感覚で(日本語に頼らず)より感じ取れるように意識してみてください。(中略)このように集中した作業を10~20分こなした上で次に間髪をいれずに(ここが大事です!)リスニングに移ります。まだ脳が音読モードのうちにあたかも自分が音読しているかのようなイメージをもってネイティブの英語を聴いてみてください。速いスピードで集中して音読をした後にリスニングをすると、驚くほど聞き取りやすくなっているのが実感できると思います。

 『口を開けないシャドーイング』

 第一章で、リスニング力をつける土台としての音読の必要性について述べました。とはいえ、「音読をしてください」と言われても、英語の音に不慣れな人が音読をすると、どうしても平坦なしゃべり方になってしまうことが多いと思います。抑揚にとぼしく、まるで国語嫌いの小学生が授業中に先生に当てられて仕方なく教科書を棒読みしているような口調になってしまいます。(中略)そこで、音読の発音を向上させるために私がお勧めする方法は、見出しにあるとおり口を閉じたままシャードーイングするというものです。

 シャドーイングとは、聞き取った英語を即座にマネて口に出す練習で、影(シャドー)のように英語についていくことから名づけられた方法です。普通は口を開けてシャドーイングするのですが、私が提唱するこの方法は口を開けないというのがミソです。

そもそもある程度英語力のある方でない限り、シャドーイングでネイティブの英語についていくのはとても困難です。なんとか聞きとれた単語をブツッ、ブツッと途切れ途切れにまねてみても英語の音(特にリズムとイントネーション)を会得するには遠く至らないことでしょう。 

そこであえて口を閉じてみることによって、単語が聞きとれたかどうかに一切にこだわることなく、英語のリズムとイントネーションのみに完全に集中してしまうわけです。意味がまったく理解できなくてもハミングの要領で英語の音についていければOKです。 

ある程度シャドーイングを行ったら間髪を入れずに(重要です!)音読に移ってみてください。耳の中にまだ残っている英語のリズム、イントネーションにできるだけ近づけるように意識して速音読し、スピードと表現力の向上に努めましょう。
引用終了


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外国語学習法クリッピング 2

2011-11-18 22:00:45 | 外国語学習法クリッピング 

習ったことがあるのに時々忘れる発音を、春月せんせいがまとめてくれていました。

内容を読んでいて、約30年前、大阪の愚公会東洋中国語学院のH先生(女性)が『紅衛兵たちは『対』を『トエ』と大きな声で言うんですよ。』と言っていたのを思い出しました。香坂順一先生のお弟子さんらしく、先生の辞書編纂に携わったと言ってました。辞書のあとがきにお名前が載っていました。その当時、貿易会社に勤めながら、週2回(18時半から20時まで。半年ほど。)中国語の勉強をしていました。先生も熱心で、1時間半の授業が終わると僕の喉はガラガラになり、肩で息するほどになっていました。先生の後についてクラス全員でリピートするのが主で、先生が、個別に学生の発音をチェックするようにはなっていなかった。だから声調を身につけることができなかった。センスのいい子ならそれで十分だったかもしれないが、僕はセンスと頭がすこし悪かったのかもしれない。『少しですか?』 なにィ(2声)。 学生時代は、よるとさわると、先輩の部屋に集まり、鍋をつつきながら、議論(?)し、フォークを歌っていました。その当時も歌はあまり上手じゃなかった。モテない奴ばかりでした。このことを嫁さんに話すと、『暗ァー』(3声+軽声)の一言でした。彼女は渋谷の学校に行っていました。『学校は渋谷にあったけど、遊んでいませんから。』って、大阪と四国しか知らない僕には『渋谷には遊園地か何かあったのか』ぐらいしか分かりません。『Samさん、やっぱり少しじゃないわ』
そのあと27年間中国語に触れることは、ほとんどありませんでした。(暗黒の27年です(笑))
もしShrimp先生に出会わなければ、声調について分からないまま一生を終わってしまったかもしれない。この辺の事情については、『僕の中国語学習歴』で、順次連載するので、楽しみに待っててね。

(引用開始)

わたり音

音節表で、子音のあるなしで韻母のつづりの違うものがある。「iu」「ui」はそれだったのだが、他にもある。

子音なし   子音あり
iou    ‐iu(oが消える)
uei    ‐ui(eが消える)
uen    ‐un(eが消える)
ueng   ‐ong(なんで?)
üng    ‐iong(なんで、なんで?)

たとえば「会」は「hui」と書くが、本当は韻母は「uei」で、前に子音「h」がつくと「e」が弱く小さくなるので書かない。主母音が消えたのに声調符号をふらなければならないので、便宜的に後ろのほうに付ける。しかし4声などでは「e」の音が強めに出て、「フイ」ではなく「ホエ」のような音になる。ピンインは原則を無視して、耳に聞こえるように都合良く変えてしまっているからダメだ。「ün」も実は「üen」なのだ、耳がよければかすかに「e」が聞こえるはず、台湾の注音字母はその点、発音の原理がよく分かってよろしい。・・「いいですね、ホエ!ホエ!」などと言いたがる先生に限って、たいして中国語がうまくないから困る。

「‐iong」だけは「ü」の構えから出したほうが断然きれいなのだが、他は子音がついたら「xiu」はもとの「o」を忘れて「シウ」と出しても全然かまわない。これを「シォウ」と出すほうが嫌味みたい。音節表で「iou」「‐iu」を同じ枠にしなきゃいけない「教学上の」理由はあるのだろうか?

「ü(e)n」の「e」のような音を「わたり音」という。耳がいい人は、「bo」も実は「b(u)o」に聞こえませんか? でもそういうことを言い始めると、「u」と「o」の間にも本当は別の記号でわたり音を表さなくていいのか、ということになる。「ウサギはカメに追いつけない」ロジックの世界にはまってしまう。人生と同じで、どこかで思い切ることも大事です。
(引用終了)
http://blog.goo.ne.jp/jiangnanhongdou/e/39128febe431c3cbd07bc32d2b2b2e80


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外国語学習法クリッピング 1

2011-10-15 07:22:11 | 外国語学習法クリッピング 
 
meimokhさんのブログに下記のコメントがありました。参考にしようとクリップしました。

(引用開始)
そうですね、オーディオブックを聞き始めたことで、英語も中国語もぐっとひとつ上のレベルに届いたという実感がありました。

英語のオーディオブックは、2年前の夏にハリーポッターを聞き始めたのですが(初めてのオーディオブック)、1巻目はかなりしんどかったです。ちょこちょこ原書を確認しながら聞きました。しかも「歩きながら聞く」「家事をしながら聞く」なんてことは不可能で、まるでリスニング試験でも受けているかのようにじーっと集中して聞いていました。ハリーポッターは一度お話に入ってしまえると、ついていくのがそれほど苦でなくなるので、3巻目ぐらいからは原書なしで聞くことだけに集中していました。その頃にはハリーポッターなら楽しんで聞けるようになっていたと思います。他の本を音だけで楽しんで聞けるようになったのは、チヒロママさんのように「聞きながら読む」で10冊ほど読んだ頃だったかな。。。あと日本語訳を読んだことのあるものを耳だけで聞くというのも、数冊しました。

あるとき、はじめの3分の1ほどだけ原書を目で追いながら聞いて、残りを聞いてみたらわりと楽に理解できたのでとても嬉しかったのを覚えています。オーディオブックを日常的に聞き始めて10カ月ほど経ったときかな。

金井さやかさんが「英語のオーディオブックを聞き始めているうちに、日本語のラジオを聞いているような感覚で聞けるようになった。どこを集中して聞いて、どこを聞き流していいかが分かるようになった。」というようなことを書かれていたと思うのですが、(目で追いながら聞くを10冊ほどやったあと)さらに耳だけで5冊ほど聞いた後に、その感覚を実感できたことを覚えています。

著者やナレーターにもよりますが、一般的に私は物語よりビジネス書や啓発書の方が楽に聞けます。

長くなりました。akiraさんは洋書をたくさんお読みになっていらっしゃいますよね。私はオーディオブックに助けてもらって初めて洋書を多読できるようになったので、今でも洋書は「読む」より「聞く」方が楽ちんです。おもしろいものですね。参考になれば幸いです。

オーディオブックを学習に役立てる際の体験を詳しく書いていて、初めてやる人の参考になる。『みんなはどんな感じでやってるんだろう?』という問いに『こんなんだよ』という感じがわかってとてもいい。
 
 
 
次は春月せんせいのブログからの引用です。
 
 
(引用開始)
中国語は動詞に重点のある言語(日本語は名詞)。とくに述語になる動詞の前後に、いろいろ付きます。前には、副詞(アスペクトの「在」を含む)・助動詞・介詞句など。後ろには、補語・アスペクトの「了(完了)」「過」「着」など。
文型は、述語に注目すると
 1、動詞述語文
 2、形容詞述語文
 3、名詞述語文
 4、主述述語文
の4種類しかなく、そのうち動詞述語文が圧倒的に多い。そして多くの動詞は、目的語を1つしか取らない。なので、
S+(赤いグループ)+V+(青いグループ)+O。
のモデルでほとんどの基本文法を説明しています。赤と青は、黒板(実際は白板だけど)で色分けしている。赤と青に入るものは、上に書いた通り。そして間違えやすいのが、「時点(いつ)」と「時量(どのくらい)」。日本語ではこれを並べて「いつどのくらい」と言うけど、中国語では位置が離れる。「時点」は赤いグループ、「時量」は青いグループ(補語の一種)。
我+(昨天)+学了+(两个小时)+中文。
こういう例文の、「昨天」を赤いマーカーで書き、「两个小时」を青いマーカーで書き(「了」も青)、とやっているわけです。そして移動できるものは緑のマーカーで、
  ↓  
(昨天)+我+( )+学了+(两个小时)+中文。
ふんっ、「→」が書きにくいわ! 中級以上の文は、初級で習う文型をいろいろ組み合わせているだけです、ほとんど。(たまにこの枠組から外れているものもあります)
こういうことを、自分が学生の時には誰も教えてくれませんでした。「大量に読めばそのうち分かる」と言われてました。文法書はまた説明が細かすぎて、おおすじが分かりにくい。教室で教えて10年くらいしてからです、こんなシンプルにまとめられたのは。
そして去年の秋ですよ、文房具店で緑のマーカーも売っていることを知って、ようやくモデルが完成しました(笑)。なので、学生にも4色(黒・赤・青・緑)ボールペンを使いなさい、と勧めています。
私はこれにシャープペンシルもあるボールペンを使っていて、色がなくなるたびに文房具店で芯を補充してもらって、同じものをもう数年使っています。少し太めで、握りやすいし。指の当たるゴム部分が、最近少しすり減ってきている。日本の文房具って、すごいのよ! こんなに長く使えるなんてね。
いま4色ボールペンは、古典の勉強で使っています。文をまず黒で書き、発音は赤で、意味は青で、文法構造は緑で。ノートは、漢字練習帳150字がちょうどいい。マスの左右に細い空格があるので、発音や意味を書き込みやすい。
文法が分かっていると、知らない場所も地図を見ながらたどり着ける、初めての料理もレシピを見ながら作れる、と似たようなところがあります。はじめから全体像が見える、あとはここだけちょっと調べて、みたいな。ほんの少しのコツなので、頑張って~!
http://www.hayaoki-seikatsu.com/users/jiangnan/
(引用終了)
 
シンプルな形でわかりやすい。できればYouTubeで『春月せんせいの中国語ワンポイントアドバイス』を始めて欲しい。
 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする