あんこらな日々

毎日の記録の様なものに・・

白石加代子 「百物語」 encore

2016-08-29 12:28:08 | 日記


28日日曜日に北千住にありますシアター0101で上演された
白石加代子 「百物語」シリーズ アンコール に母と一緒に行って来ました。(8月27.28日の二日間の公演)

ご存知の通り百物語とは日本の怪談話会のひとつで、怪談を100話、話し終わると怪奇な出来事があるとされています。
白石加代子さんの「百物語」は
明治から現代の日本の作家を中心に「恐怖」というキーワードで選び、
それを白石加代子が朗読するという形で出発した。
朗読という枠を超えた立体的な語りと動きで人気を博す。
2014年、泉鏡花の「天守物語」を持って第99話である最終話を語り終えた。
1995年から実に22年もの歳月を経て完走。
パンフレットより抜粋
漱石あり、落語あり、乱歩、宮沢賢治、宮部みゆきと、どれを聞いても全て「あたり」の百物語。
以前から再演があればぜひ舞台を拝見したいと思っていました。
今回は第6話 南條範夫「燈台鬼」と
第27話 筒井康隆 「五郎八航空」の2本でした。
「燈台鬼」は遣唐使時代の話。語り口調も古典的です。
おどろおどろしい雰囲気のなか、話は悲しい結末をむかえます。
息の詰まるような緊迫感でした。

20分の休憩の後の2本目は「五郎八航空」。
こちらは軽いタッチの現代劇。
朗読劇の粋を超えています。
台本を手にしていらっしゃるものの
動く、動く。本当に抱腹絶倒。
圧巻でした。

演劇って、すごい





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