サルート・アミーコ~芸術のひととき

2013年に活動10周年を迎えました

指揮/ピアノ 冨永桂子
keikotominaga.com

2010-2012

2014年01月01日 | 活動紹介

 


- 2010年 -



◆ サルート・アミーコ 夏のコンサート ◆



日本歌曲を中心に様々な小品を並べたコンサート。短い時間の中に、コーラスによる日本歌曲、日本音コン優勝のソプラノの朴瑛実さんによるオーストリア歌曲のほか、ピアノとチェンバロと箏の小品も発表し、歌曲の作品の一つ一つの世界が、小さいながらも深い心情や景色を想像させ、終演後にはあたりがシンと静まったような空気となり、様々な作品を知る貴重な時間を共有出来ました。

 歌とピアノによる音楽のひととき            

 2010年 8月 8日(日)           
 シーノ大宮/桜木公民館・レクリエーションホール
 主催:サルート・アミーコ 後援:さいたま市教育委員会

チラシ  プログラム1 

ドゥランテ(1684-1755) 四季/唯是震一(1923) 箏独奏のための無言歌集より 愛の唄/フォーレ(1845-1924) 組曲ドリー/バッハ(1685-1750)とグルリット(1820-1901)/成田為三(1893-1945) 浜辺の歌/中田喜直(1923-2000) 夏の思い出/團伊玖磨(1923-2001) 花の街/モーツァルト(1756-1791) すみれ/シューベルト(1797-1828) 夕映えの中で


演奏:コーラスグループ、ソプラノ 朴瑛実、ピアノ 五十嵐広子 田中島京子 冨永桂子


【ボッカッチーニ・スパーダ出版社の楽譜ご紹介】

Francesco Durante(1684-1755)

Le 4 stagioni ドゥランテ/四季

「四季」、または「一年について」と題したチェンバロのためのソナタ、クリストファノのために、1747年作曲、と解説されています。4楽章から成り、順に春・夏・秋・冬と付けられ、各楽章とも短く、冬の楽章には"雷、稲妻、閃光"の説明があります。春の楽章では、大きく2つの部分に分かれ、どちらも短いながらもソナタ形式で書かれ、後半の部分では心地よく流れる小川か、優しい春風のようなアレグロのテンポで書かれています。夏の楽章も2つの部分から成り、変奏され、後半はプレストのテンポで"暑さが増す"と書かれています。秋の楽章はイ短調のソナタ形式で静かに深まる秋の空気のように表現されています。冬の楽章は3つに分かれ、それぞれ"雷""稲妻""閃光"が表されています。短い中にも、様々な息吹が感じられる作品です。

 


■ショパン シューマン 生誕二百周年記念■  


千葉章代先生の素晴らしい統率力のもと、ショパンとシューマンの生誕二百周年を記念して開催され、ピアノ連弾の皆様、コーラス、音大卒業生による弦楽アンサンブル、ソリストに澤田勝行先生が集まりました。大勢の力が合わさり大変にぎわい、多くの出会いにより参加者全員がより一層の活力を得たように思いました。

 


◆ HAPPY CHRISTMAS! in サポートセンター ◆

広場に沢山の方々にお越しいただき、益子侑さんの独奏には、子供達も静かに聴き入っていました。コーラスでは、教会で歌われる静かな作品が柔らかな歌声で会場に響いていました。最後に会場の皆さんも全員でクリスマスソングを手拍子をしながら歌い楽しみ、小さな子供達も一緒に、和やかなミニコンサートとなりました。当日まで準備していただきました主催の方々、ありがとうございました。

 さいたま市市民活動サポートセンター

 クリスマスイベント ファミリーコンサート

 2010年12月19日 日曜日 中央ラウンジ

 ヴァイオリンとコーラスのコンサート

会場:さいたま市市民活動サポートセンター
演奏:ヴァイオリン 益子侑、コーラスグループ、ピアノ 冨永桂子

 



- 2011年 -

 



≪管弦楽での音楽鑑賞会~依頼演奏≫

白百合学園小学校音楽鑑賞会の様子

ヴィヴァルディ、フォーレ、エルガー、クライスラー、ラヴェルの管弦楽作品


「色々な感じの曲を間近で聞くことができ、とてもはく力がありました」「知っている曲もあれば、知らない曲もあり、一つ、一つに特ちょうがありおもしろかった」「今までより音楽が好きになりました」「とてもきれいな音色でした」「オーケストラの人は、みんなで気持ちを一つにしているから、こんなに上手なんだなと思いました」「真けんな表じょうで一生けんめいえんそうをしていたので、その人の気持ちがよく伝わってきました」「今日の音楽かんしょう会の事は、ぜったいにわすれません。色々な楽きにきょう味を持ったので、本などで調べて、もっとたくさんのことを知りたいと思います」「あらためて(オーケストラっていいな。)と思いました」「ラヴェルのマザーグース組曲は、色々な楽器が使われてとても良かったです」「しっかりしたえんそうだったのでびっくりしました。何かをもらったような気がして、とてもほこらしげでした」


◆ クラシックミニコンサート ◆  

チラシ

クラシックと言われる、現代も変わることなく永く親しまれている音楽とは、をテーマに企画。各曲の作曲家の背景に触れた解説を交え、祈りの音楽、民謡、民族舞曲、器楽による日常の楽しみのための音楽、そのそれぞれを通して、現代の私達にも共通する祈り・喜び・生きる力に共感しながら、最後に、皆さんとの日本歌曲の合唱により、和の世界に満たされている静かな想いを共有できたことと思います。

 さいたま市にお住まいの方を対象としたミニコンサート

 日時:2011年 7/10(日)・16(土)  
 会場:プラザノース 音楽スタジオ3

 曲目:主よ人の望みの喜びよ、野薔薇、ローレライ

    花のまわりで、浜辺の歌、夏の思い出 

    アーン、フランク、ヘンデル、シューマン、

    C.P.E.バッハ、モーツァルト、グリーグ、

    シューベルト、ブラームスの作品から  

 演奏:さいたま市在住のコーラスメンバー

    ソプラノ/朴 瑛実 フルート/西村絵梨名(10日)
    ピアノ/五十嵐広子(16日) ピアノ/冨永桂子



◆ 歌のパレード ◆

チラシ

 日時:2011年12月3日(土) 15:30 - 16:30
 会場:プラザウエスト多目的ルーム 入場無料
 主催:サルート・アミーコ 後援:さいたま市教育委員会

演奏:さいたま市民女声コーラスグループ
アイリッシュデュオ/ヴァイオリン 奥貫史子 ピアノ 熊井麗音
フルート 上田章代 作編曲/指揮/ピアノ 冨永桂子


 曲目:
 ◆おはなし ♬イタリア民話 にじのみずうみ
イタリアの自然を背景にした魔法使いと水の妖精のお話「にじのみずうみ」に音楽も付けて、短く小さな空間で想像の世界
 ◆フィドル ♬Snowy path ♬Winters crossing ♬You raise me up ♬Gulliver ♬The Sky, The Dawn & The Sun
アイリッシュの響きを奥貫さんと熊井さんにたっぷりと演奏していただき、演奏者もお客様も一体となれる快活なリズム感が印象的で、しばしアイルランドの風を感じる空間となりました
 ◆お箏 ♬お箏で歌を聴いてみよう
ヴァイオリンと同じく弦を張った楽器、お箏を、五十嵐さんによる紹介。その音色だけでも、東洋の趣がにじみ出て来るような、上品な響きがしていました
 ◆フルート ♬モルラッキ スイスの牧人 ♬村松崇継 EARTH
弦に続き、今度は管楽器・フルートを、今夏ご参加くださったフルートの西村さんと同じく香川ご出身の上田さんの演奏によりお楽しみいただき、様々な表情をみせる音色が、会場に大きく響き渡りました
 ◆賛美歌 ♬天使が告げるキャロル ♬あたえよよろこび ♬来たれ天上の空 ♬まきびと羊を ♬キリスト生誕の童謡 ♬世の光 ♬ひいらぎかざりて
 ◆うたおう ♬もろびとこぞりて ♬ウェンセラス王様♬もみの木
最後に、大変古く貴重な賛美歌集を、女声コーラスグループと奥貫さんもご一緒にお届けしました。それぞれのメロディーには当時の祈り・メッセージが込められ、静寂に包まれながら7曲を発表した後、会場の沢山の皆様と、世界中で現代まで受け継がれて来たキャロルを歌いました。お忙しい中をお越しくださり、ありがとうございました。


- 2012年 -


◆ 夏のコンサート ◆

チラシ

それぞれ楽器・歌の分野での、歴史ある作品の数々を紹介。作品の背景を思い巡らせながら、作曲家の時代の風潮、変わらぬ風情など、少しでも理解を深めさせていくことを課題とし、音楽が身近に浸透していくことが、私達の日常にも穏やかさ・潤いを与え、さらなる興味の探求へとつながることを願って企画されました。

 日時:2012年7月27日(金)
 会場:シーノ大宮 レクリエーションホール 入場無料
 主催:サルート・アミーコ 後援:さいたま市教育委員会

ヴァイオリン/益子侑~エルガー 愛の挨拶、ガーシュウィン アイガットリズム、ハーライン 星に願いを、サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
箏/平野葉子~宮城道雄 風鈴、線香花火
ソプラノ/朴瑛実~ハイドン 彼女は決して恋心を語らなかった、人魚の歌
コーラスグループ~日本の季節の童謡
ピアノ/冨永桂子



■おしゃべりコンサート 2台ピアノとコーラスの響き■


6月より合同練習を重ね、作品への理解を深めながら、ヘンデル、ハイドン、シューマンによる合唱曲のそれぞれが約65名の皆様と共に描かれました。二台ピアノによる8手連弾、先生方による連弾と、会場一杯に繰り広げられ、たくさんの笑顔が見られる中、多くのお客様と共に芸術の素晴らしさに浸る大変貴重な時間でした。