さらだ的雑記帳

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ラノベ探訪記その2~とらドラ~

2014-04-12 11:26:41 | ラノベ関連
さて
次はこの作品です

ロードス島戦記とかは恐らく
他に評論する人が一杯いるでしょうから
ちょっとまとめにくいですし

ある意味私の二次元復帰作w
ということで
とらドラについて書いてみましょう


とらドラは

どうみてもヤクザな
父親の遺伝子を受け継いで
周りから引かれるくらいのコワモテな
高須竜二(趣味:掃除、料理、洗濯)



肌はミルクのように白く
髪はふわふわでお人形のように
小さく可愛らしい
逢坂大河(得意武器木刀)

がふとした間違いから
一方的な殺人事件になりかけたのち
半分共同生活(実際は竜二が面倒を見ている)になることで始まる
まごうことなき学園青春ラブコメ
と言える作品

大河と竜二は

お互いがお互いの親友に恋している
という事実を

お互いのうっかりからお互いにバラす
ことになり

お互い(主に大河)のためにチャンスを作ることを目的として作戦を立てて

学校の行事に臨んでいきます

そこはまぁお約束でそう簡単にはうまくいかずドタバタしながら物語は進んでいくのですがw

とらドラの魅力は何と言っても
大河と竜二だけでなく
脇を固めるキャラにも魅力があったことでしょう

いつも明るく部活もバイトも頑張り
時にはハゲヅラを被ることすら厭わない
太陽の様な女の子
実乃梨

成績優秀で運動も出来て
クラスのためにつくす
露出癖持ちの生徒会役員
北村

美人で腹黒な
ファッションモデル
なんだかんだで友だちを見捨てられず
最後は実乃梨と殴り合いまで演じる
亜美

出てくると大体可愛くないと評され
結局国語が得意で将来は音楽関係の記事を書きたい位のエピソードしか残してもらえない不遇さを見せるも
最初から竜二に気軽に話しかける
イベント開始のキーマンでもある
能登

能登とは対照的に
勉強もできないやる気もないが
文化祭やラストで美味しいところを
持って行っただけでなく
スピンオフでは自殺しようとしていた女子大生を拾うというミラクルを見せる
ゆゆこに愛されるおとこ
春田

こうして見てもらうとわかるように
脇を固めるキャラの紹介文を抑えるのにも一苦労する程一癖も二癖もある
登場人物ばかりで
作中でまたはスピンオフでも
輝きを見せてくれるのです

あと独身とかねwww

(とらドラポータブルでゆりちゃんエンドが軽くバッドエンド扱いだったのはさすがに可哀想だったw)

そしてこんな彼らは
一様に高校生らしく

男性陣の恋だったり
女性陣のダイエットだったり
バケツプリンだったりと

色々な悩みを抱えており
それらは大河や竜二を巻き込みながら
一つの物語を作っていきます

そしてこの物語の素晴らしいところは
最後まで誰かが誰かを諦めないこと

最終的には誰かが誰かを
必ずキチンとぶつける方向に仕向けて行くのです

若いとか青臭いとかいう言葉を使われる人もいるかもしれませんが
逃げることを選択した大人達がどの様に映るかということも
この作品では綺麗な対比として映し出されていきます

竜二と大河の恋の行方がどうなるのか?
登場人物達が何に悩みいかにはっちゃけていくかについては是非原作を読んで味わっていただきたい作品

アニメと現在で比較されることも多いが
アニメは声優さんの名演とポップな映像で物語に彩りを添え
原作はテンポよく突き進む物語の中で程よく散りばめられたポエティックな表現がキラリと印象に残る
どちらも素敵な作品だと思います

細かい
とらドラ論とか書き始めると
大変な量になりそうなので一先ず
紹介としてはこの辺で

可能ならスピンオフだけでなく
本格的にアフターストーリーに落として欲しいと思える大好きな作品です

軽妙なタッチの青春コメディ+ラブで嫌悪感なければ是非試していただきたい



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