四行詩帖・『ひとこと』

★吟遊詩人『作詩屋』がお届けする渾身の四行詩をご賞味下さい★

糠雨

2012年05月01日 | 四行詩
樹雨を窓越しに眺めながら
通り雨の雨宿りをしていた
名残りの雨も上がったのに
心の糠雨が止んでくれない
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宿存

2012年04月26日 | 四行詩
何かに依存していないと
実存できないはずなのに
自賛の残存が邪魔をして
自存できると勘違いする
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自由人

2012年04月17日 | 四行詩
ホントに自由に生きてる人なんて
何処を探してもいなかったりする
誰かの羨望な視線を気にするから
つい機械的な自分を隠すんだよね
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夜の海

2012年04月07日 | 四行詩
たださざ波が打ち寄せる夜の海は
冷たく淋しいイメージだったけど
キミが見せる夜の顔と同じくらい
江の島は艶っぽい顔を見せていた
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こころ木

2012年04月03日 | 四行詩
ただ水面に浮かんでいる流木も
何かの目代になるかもしれない
何の取り柄を持たない人間でも
誰かの役に立てるかもしれない
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