1月31日、日曜日。 京都の吉方位旅行へ、懲りずに、また行きました。北東の景門 甲甲の方角です。北の天満宮の梅園は、まだまだ蕾でした。有料のお庭は、日曜なのに人がまばら、あるいは誰もいない場所もあって、次元がずれたような異界感を味わえました。本殿前は受験生と親が必死の様子で絵馬を描いたり、列をなしてお参りしていて、現世とあの世は、壁一枚というのを、実感してしまいました。
北野天満宮の宝物殿では、人を切ったかもしれない真剣を沢山見て、後から行った妙心寺・天球院では、初めて血天井を見ました。結構赤いシミが見えます。関ヶ原の戦いの前哨戦、伏見城で血みどろの戦いになったそうで、兵士の血に塗れた床を、弔うためということで、京都のいろんな寺で天井の木材になったそうな。しらんかった~。私の中では、血みどろといえば、中世ヨーロッパって感じなのですが、(勝手な思い込みです)京都も血なまぐさいのが好きなのですね。
天球院には、普段は未公開ですが、特別公開しちゃいますの襖絵を見に行ったのですが、くすんだ鳥の絵よりも、血天井の衝撃の方が、ずっと大きかったです。
吉方位旅行で、確かパワーがありそうだけど、こんなに血なまぐさいものばっかり見るのは、どうなんだかな~と思っていたら、天球院の入り口近くに、ひっそりと仏手柑が置いてあるのを、帰り際に発見。これも初めて見ましたが、たいそう縁起が良い植物と言われています。
あと、京都で有名らしい、たい焼きも食べたので、縁起の良い旅行に少しはなったでしょうか。