さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳マガジン 2017年10月号掲載句

2017-10-03 | 川柳マガジン
<川柳マガジン10月号 掲載句>

  遠い地で胸を揺さぶる母国の絵
     (印象吟 古谷 龍太郎 選・佳作)

  ばあちゃんを囲み家族がまるくなる
     (全国誌上句会「囲む」 平井 美智子 選・佳作)

  見ていてもみえてなかった青い鳥
     (全国誌上句会「雑詠」 大脇 一荘 選、村上 氷筆 選・佳作)

  赤ちゃんが無心に吸っているいのち
     (第16期5回 川柳マガジンクラブ誌上句会「吸う」
       二宮 茂男 選・人位)




   
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2 コメント

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おはようございます (繁)
2017-10-04 09:53:36
さくらさん、おはようございます。

 見ていてもみえてなかった青い鳥

毎日が平凡、平凡の中の「青い鳥」ついつい欲張り、
見逃しているのですよね。
生き方をあらためて教えられたようでに感じるとともに、
このような深い句が詠めるようになりたいと思わされました。
やがて古稀、いくつになったら感謝を感じて生きていけるのかやら・・・ (暗くなって恐縮です)

コーラスに川柳、秋を存分に楽しみ、お過ごし下さい。
繁さんへ (さくら)
2017-10-04 10:23:14
この秋いちばんの、ひんやりの朝でした。
夏はあれほど過酷に思えたひざしも、
今はほっとするような季節になりましたね。

すでに手にしている青い鳥と知らぬままに時を過ごし、
うしなってから、あれがそうだったのだと気づく。
人間の、どうしようもない性質なのかと思います。
毎日のしあわせに感謝しながら生きているつもりでも、
そしていつかはうしなう(お別れがくる)と覚悟をしていても、
うしなったあとの喪失感は想像以上のものがありますね。
わたしにとっては、父がそうでした。

ましてそのしあわせに気づかず突然うしなったものならば…
そのさきどうやって生きていけるのだろうかと思うほどです。

これから冷えてきます。
腰をいたわりながら、秋をお楽しみくださいね。
いつもありがとうございます。

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