さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…さくらのつれづれ、五七五の部屋へようこそ。

静岡たかね 2016年9月号・掲載句

2016-09-20 | 静岡たかね


<6月号推薦句> (黒石川柳社 北山 まみどり 選)

  まちがったリズムのままでうたう恋


<自由吟 富岳抄>

「夏の恋」 

  ひまわりが一途にめざす夏のそら
            
  風鈴が夏の吐息に揺れて鳴る

  この夏をたしかに生きた蝉時雨
    
  ひと夏に悔いは残さぬ蝉の恋


  (最後の句は掲載がもれていましたが、提出したのはこの4句)


<7月句会>

「逃げる」 (山田 浩則 選)

   逃げだした音をさがしているピアノ(天位)


「我慢」 (渥美 さと子 選)

   やせ我慢やめたローヒールの軽さ(五客)


「余裕」 (望月 弘 選)

   冷や汗をかいても笑みは絶やさない   


「自由吟」 (互選)
 
   食べ慣れて飽きぬいつもの母の味(3)



敬称略で失礼しております。


予定では、今日20日から2~3泊ほど、
母の里帰りの付き添いで沖縄・宮古島へという話があったのですが、
台風の動向その他の事情から見送りに。
みな元気なうちに母の兄弟姉妹との顔合わせをと、従兄たちと考えていますが
早いうちに実現させたいものです。
もしわたしも一緒に行くとしたら、10年?20年近くぶり??になります。
学生の頃は、ちょくちょく訪ねたものですが…
飛行機にもほとんど乗ることがなくなってから久しく、ドキドキです。



      
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川柳すずか 273号(28年9月号)掲載句

2016-09-10 | 川柳すずか

すずか9月号が届きました。
たかこさんが今回描かれた表紙絵は、彼岸花。
もうそんな季節なのですね。

ごんぎつねが、お地蔵さんのかげに隠れて見送った
兵十のおっかあの葬列の場面で、
あざやかに咲いているのが赤い彼岸花でした。

誤解がもとで、火縄銃でうたれていのちを落とすごん。
さいごに誤解がとけたと知ることができた、
それが救いです。
彼岸花の季節、ごんは今も駆けまわっているでしょうか。

のこされた兵十の思いが、その後が気にかかります。

ひとはこんな痛みをかかえながら、生きていくのですね。


<すずか路>

 雨音のリズムで歌うラブソング

 打楽器が原始の鼓動よびさます

 でたらめな歌にもついてくるピアノ

 イントロで終わった恋にある未練

 乗ってきた頃に無情のエンディング


<すずか路 前号鑑賞> (272号から・岡本 恵)

 お手入れでまだまだ動く中古品


<課題句>

「ぎりぎり」(青砥 たかこ 選)

 これ以上のめば豹変しかねない

  
「座る」(共選)

 どっしりとゆるがぬ父の座る位置 (鈴木 裕子 選)

 座るべき人が座れば映える椅子 (坂倉 広美 選)

 
「自由吟」(吉崎 柳歩 選)

 本当に滑るか見たいさるすべり

 ハスキーな声を生かしたはまり役


<誌上互選> 「分ける」

  分かち合うひといてこころ満たされる  (2点)

  タイミング生死を分けた運不運 (1点)



お名前敬称略で失礼いたします。




   
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豊橋番傘 平成28年9月号・掲載句

2016-09-04 | 豊橋番傘

<好句往来>(7月号から・小林 信二郎 選)

 動物は食べるぶんだけ狩りをする

<近詠>

 せまい窓からも見えますひろい空
    
 情報の海に溺れぬよう泳ぐ 

 削除キー押せばぷっつり切れる糸

 パソコンを切ってわたしを初期化する


<課題句>

「迫る」(鈴木 順子 選)

 核心に迫れば遠ざかるこころ




尾瀬に行った友人は、今日ぶじに下山。
まだまだ暑い下界に戻ってきたようです^^;

端境期の尾瀬は、シーズンにくらべると人も少なく
咲く花もひかえめだったようですが、
その季節その日のであいや楽しみがあるものです。

来年は行けるといいなあ。

いまだにであえずにいるオコジョにも、あえるといいなあ。。。



   
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川柳マガジン2016年9月号・掲載句

2016-09-03 | 川柳マガジン
<川柳マガジン9月号 掲載句>

  神さまに羽をもらった順に飛ぶ 
     (印象吟 坂下 清 選・佳作)

  ただ月の魔法に酔っただけでした
     (前句付「笑うことしかもう出来ません」 上野 多恵子 選・佳作)

  衣装持ちなのに今日着る服がない
     (笑いのある川柳 鈴木 公弘 選・佳作) 
 
  正直に映す鏡は疎まれる
     (読者柳壇「雑詠」 たむら あきこ 選・佳作)

  生きるため賭けるしかない治験薬
     (第15期4回 川柳マガジンクラブ誌上句会「瀬戸際」 西 恵美子 選・六十五秀)


選者の先生がたのお名前敬称略で失礼いたします。


日中はまだまだ暑いですが、朝晩の風に秋を感じるようになりました。
ねぼすけのわたしですが、早起きした朝の空気の気持ちよさもよく知っています。
夜明けとともに起きて、日没ととともに就寝するような生活をしたいなあと思いつつ、
現実は。。。

帰宅時間が遅いと晩ごはんも遅くなり、
晩ごはんから時間をあけられないまま床につくような
およそ健康的とはいえない生活ですが、
睡眠をしっかりとりたいと思うと、こうなってしまうのです。

ところで、
山や高原の、早朝の空気や景色はなんともいえず気持ちいいですね。
心身が澄んでいくようです。

毎年尾瀬に誘ってくれる、
農大時代にサブレンジャー(自然解説指導員)をしていた友人がおり、
彼に案内してもらった尾瀬にわたしも魅せられて、
もう17年ほどになるでしょうか。
そのあいだに、10回近く尾瀬を訪ねました。

関西からだと、お昼までに尾瀬の入山口に着くためには
前夜の夜行バスで出発する必要がある、
「はるかな尾瀬」です。

それでも、わたしにとっては
何度でも、どの季節にも訪ねたくなるところです。

今年もお誘いを受けたのですが、
もろもろの事情で行くことができず、
泣く泣くあきらめました。
その彼は、昨日から尾瀬にいるはずです。
昨日は沼周辺の小屋、今日は原のどこかの小屋に宿をとり、
今年の夏の終わりの尾瀬を感じながら歩いていることでしょう。

あ~うらやましい!

来年はぜひ行きたいものです。



   
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友を偲んで

2016-08-31 | つれづれに
こちら に書きました。

川柳とは無関係の記事ですが、よかったらどうぞ読んでくださいね。


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ネット句会いろいろ

2016-08-27 | ネット句会

暑さも少しやわらぐと言われる処暑の頃となりましたが、
日中のひざしはまだまだ暑いですね。
暑さが何よりにがてなわたしは、
毎日をなんとかやっとこさで過ごしている感じです。

台風の動きも気になりますね。
荒れないといいのですが…

夏の疲れが出てくる時期ですが、みなさんおからだたいせつに。


<川柳塔おきなわ準備室・毎週WEB句会>
「自由吟」
 
  すきだった香り近頃なじまない (森山 文切 選・佳作)

  思惑は決してみせぬ鳳仙花 (森山 文切 選・地の句)

  さばさばと役目を終えた紙コップ (森山 文切 選・佳作)

  持ち歩く傘が重たいこともある (森山 文切 選・佳作)


<川柳塔おきなわ 50,000アクセス記念句会>
「誤り」

  距離感を誤りました苦い酒 (美馬 りゅうこ 選)(高瀬 霜石 選)

  正解でなくても欲しい部分点 (美馬 りゅうこ 選)


<川柳展望ネット句会・7月>
「聞く」

  耳ふたつ聞き流すためあるらしい (天根 夢草 選)


<豊前境川柳会・7月>
「尻尾」 

  捨てられたことを知らずに振る尻尾 (平松 由美江 選、柳 茂 選・佳句、互選56票)

  全体がよく見渡せる最後尾 (柳 茂 選、互選31票)



   
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第9回松江市川柳大会

2016-08-16 | 掲載句

欠席投句で参加させていただいたこの大会の発表誌が届きました。
ありがとうございます。

お題は「裸」(当日参加のかたのみ)と、「岸」「狂う」「祭り」「うさぎ」「鬼」

作者、選者のかたがたのお名前敬称略で失礼いたします。

わたしは「祭り」の2句だけ選んでいただけました。

  祭り好きさびしがりやの人でした (野島 全 選・佳作)

  祭りあと微熱を今も持てあます (野島 全 選)


大会での天位の句をご紹介いたします。

  裸木になっても父という巨木 (両川 無限)

  待てという右岸告白する左岸 (斉尾 くにこ)

  蛇行する濁流岸は食いしばる (斉尾 くにこ)

  発狂の一歩手前にある無言 (両川 洋々)

  お祭りぐらいあんぽんたんになりなされ (仲村 陽子)

  手料理と酒でうさぎにされている (新家 完司)

  ルビコンを渡れと鬼がそそのかす (斉尾 くにこ)


天位の句、どれもさすがですね。唸らされます。

ところで、おまけの一句を。

  バンダナを着けて徘徊してる鬼 (丸山 進)


松江川柳会会長である、海賊さんのことですよね。。。

参加した数すくない大会のひとつで、今年の春ご一緒させていただいたのでわかりました。
思わず笑いが♪

まじめな深い句もすきですが、遊びごころのある句にも大いに魅かれます。



   
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川柳すずか 272号(28年8月号)掲載句

2016-08-15 | 川柳すずか

黄色い、ひまわりの表紙絵のすずか8月号が届きました。

<すずか路>

 わたしの足はよく転びよく歩く

 弱いから強くなる余地たんとある

 お手入れでまだまだ動く中古品

 真夏日に涼風くれた文ひとつ

 ごきげんな酒で話がまた巡る


<課題句>

「過信」(吉崎 柳歩 選)

 いくさなどないと信じて疑わぬ

  
「刺す・刺さる」(共選)
 
 バラはバラらしくあるため棘を刺す (毎熊 伊佐男 選)


「自由吟」(橋倉 久美子 選)

  薄味の人だがだしは効いている


<誌上互選> 「自由」

  放されて途方に暮れる籠の鳥  (5点)

  ご自由に言われたとたん縛られる (4点)


<インターネット句会> 「滲む」

  行間に想いのいろがにじみ出る (濱山 哲也 選)

  恋ごころほんのりにじむロゼワイン (濱山 哲也 選)




   
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静岡たかね 2016年8月号・掲載句

2016-08-14 | 静岡たかね

<自由吟 富岳抄>

「料理」
 
  火加減がだいじ料理もジェラシーも
  
  飽きてきたおでんにカレールウを入れ
     
  すこしだけ愚痴も包んで揚げ餃子
     
  凝りすぎた料理に舌がなじめない


<6月句会>

「適当」 (増田 信一 選)

   ばあちゃんのどこか和風なオムライス


「雨」 (松田 タ介 選)

   逢える日は雨の音符も弾みだす(天位)   

「自由吟」 (互選)

   その歌を聴けば昭和がよみがえる (1)


<加藤 鰹 追悼誌上句会>

 (選者:高瀬 霜石、熊谷 岳朗、新家 完司、石田 一郎、
     赤松 ますみ、西 恵美子、鈴木 順子、真島 久美子、松田 タ介)

「跳ねる」

   ドに跳んでまたドに降りる人生譜 (西 恵美子・鈴木 順子・真島 久美子 選)

   跳ねすぎた毬がこの手にかえらない (石田 一郎・松田 タ介 選)

「追悼句・一人一句抄」

   風がゆくいつかわたしもおなじ風



選者の先生がたのお名前敬称略で失礼いたします。

鰹さんへの思いがこもるみなさんの句がたくさんつまった今月号です。



      
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豊橋番傘 平成28年8月号・掲載句

2016-08-03 | 豊橋番傘

<近詠>

 秘めてなどおけぬこんなに青い空
    
 年をとるだけじゃ大人になれません
    
 高齢者なれずに逝ったひともいる
    
 笑わせるとは泣かせるよりもむずかしい


<課題句>

「セーフ」 (藤原 緑郎 選)

 アドリブの台詞ピンチを切りぬける         


「ずるい」 (寺部 水川 選)

 こころだけ奪って逃げた春の風


<各・地・句・報> (森口 美羽 抄)

 直球を不意に投げられうろたえる
 


   
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