【仙台・梅雨のひと間に】その4「ホテルモントレ仙台」

2005年07月10日 | *旅と写真*
◎中欧プラハの空間…ホテルモントレ仙台

なぜこのホテルにしたのか…それは安かったから
JRのパックツアーで、往復新幹線&2泊3日のホテル代(朝食付)で3万しなかったから。
でもこのホテル、昨年4月オープンとまだ新しく、おまけに建設時に温泉掘り当てちゃったらしく天然スパもある。
ホームページでその絢爛さに期待大!で、とても楽しみにしていました。
ちなみにこの記事長いでーす。ホテルの3日分をまとめてますので。
頑張って読んで下さ~い。(その代わりおもしろおかしく書いたつもりです)

ホテルは駅からペデストリアンデッキで隣接のビルにつながってます。こんな感じでそびえています。

ボーダフォンの左隣のベージュの建物ね。
入り口は小さめでちょっと分かりづらかったんだけど、親切なフロントで手続きをすませ、いざ部屋へ。
 
安く泊まらせてもらうのに、部屋は2ケタの高層。
エレベータも階層を指すものが針だったり、照明がアンティークだったり手が込んでいる。
部屋もいよいよ期待が膨らみます!
 
エレベータホールはこんな感じで3つ並んでいます。
掲げられた絵の下のテーブルには、夕刊が置いてありました。
 ワクワクワクワク…

鍵を開け、部屋に入った3人はその部屋の可愛さに「キャーーーッ」
靴を脱いで、スリッパに履き替えると早速撮影会の開始です(笑)
(ウィンドウは横最大で見て下さいね=写真並べてますから)
 
  
壁紙はピンク
家具は漆を塗った桜の木のように深い茶色。
バスルームも外国の貴族の娘が使うようなしつらえで、もうテンション高ッ
装飾品も見てみて
 
そう、アンティークなんですよ。インテリア全体をまとめるとね。
上品な雰囲気と「私たちの部屋」という贅沢さに3人ははしゃぎまくりました。
ここで3日間過ごすわけです。
上の写真、鏡があるテーブルの左側が3段のタンスになっていて、私たちは服からメイク道具から、
まるで自分の部屋のようにしまい込みました(笑)
まーペラペラと都合の良いことをしゃべりまくりながら、夕飯への身支度をする私たち。
予定では、この晩は楽天イーグルス日本ハムファイターズを観戦するはずだったんです。
シンジョーが見たかった…くぅ悔しい…ガッデム。
でも雨が降ってしまったので、予定変更。
夕飯も試合帰りに牛タンを食べに行こうと思っていたけど、明日に順延です。
ホテルにも素敵なレストランがあるので、そちらへ行くことにしました。
この日は最初に大学へ行くとあり、オレンジデイズの柴咲コウちゃんルックだった私(笑)
旅の支度中、HPで見たレストランの豪華さに「さすがにGパンじゃいけねぇっぺよ」と臆した私は、
カジュアルに選んだ服の中に、キレイめのスカートをしのばせました。
これに黒いカーディガンとキャミソールを合わせ、「何とかOL」に見せかけ成功◎
ホテル1階の「フランス料理 エスカーレ」へ。

■フランス料理 エスカーレ
※ホテルHPより
店内に入った瞬間から、私たちは想像を超えた雰囲気に背筋がピン…
ボ、ボーイさんがオールバックだぁ… (そうゆーことじゃない)
これはかなり「OL度」を無理して出さないといかんかも!?
緊張に顔がこわばる私たち。
でもメニューを決めるのは毎度の如く早い。
コース料理はお高いので、アラカルトで…
「バジルの香りひろがるシーフードのスパゲティ エスカーレスタイル」を3人そろって頼みました。
オールバック(通称:OB隊・指輪)のボーイさんが「ご一緒にワインでも…いかがですか…」なんてささやくので、
お酒がちょっと苦手な2人を考慮し、飲みやすいロゼのスパークリングをお願いしました
最初に運ばれて来たサラダに何故か手を付けない私たち。
3人とも口には出せねども、頭の中で「テーブルマナー」について必死に考えていたに違いない(笑)
それを察してか、スープを運んできてくれたOB隊指輪さんが、「この後すぐパスタが参りますので、どうぞ…」と合図を…
パ、パスタさんが参りますのね!? では、いただいてましょうっ…

後から参上したパスタは、アルミホイルに包まれるという異様な姿で現れました。
ナニコレ、包み焼き!?みたいな。
ドキドキしながら包みをほどくと、ムール貝や海老…(シュリンプといいましょうか)、ホタテなどの魚介類と
一緒に調理されたトマトソースのパスタが!
ムール貝をジョボの皿に投げ込み、バジルが効いたパスタをいただき始めました。

しかしこの雰囲気にいまだ緊張の解けないOL4年目と6年目の私たち。
がっ…!
これを打ち砕いたのは何と!
じょしこーせー。
無言でスープを飲んでいた3人が同時に反応。
家族でやってきた女子高生(正統派ギャル寄り)のフッツーの制服姿に3人とも「」と目を合わせ、
やがて「なぁ~んだ」のユルい顔に(笑)
彼女のおかげで緊張が解けた私たち。
ようやく店内を観察する余裕も生まれ、話にお花も咲いてきました。
トークの中心は「理想のデート」「理想のプロポーズ」「理想の結婚式」について。
遠く神奈川で仕事をしている私の同期の男子にもメールで参加していただき、
ワインのアルコールも手伝って花咲かせまくり!
爆笑する余裕すら生まれてしまいました(でも声は抑える…こういうところが社会人

場にそぐわない下ネタに話が発展してしまったりすることも。
だって…みほ・ジョボヴィッチがそういう方へ持って行こうとすんだもんよ(笑)
それに喜んでノッてしまうマイキー・サクラ。
ひとり呆れ顔の正統派、ハニー・テケシも、学生時代に比べたらだいぶコッチ寄りになってきた。(ニタリ)
ジョボとハニーが残したワインはもちろん私が片付けて、優雅なディナーを過ごした3人はようやく引き上げました。

部屋に帰ると、次はお風呂の支度。
最上階に「スカイスパ」があるのです!
1515円の別料金はかかりますが、野球観戦のチケット代とほぼ同額。
損はしないので、お風呂セットを持ってレッツラゴ~

■SKY SPA Sala Tereena スカイスパ・サラ テレナ

「プラハ城内の宮殿庭園をイメージしたスパです。降り注ぐ自然光がリラクゼーション効果をうながします」(HPより)

内湯ですが、広々とした浴槽に薬湯を彷佛とさせるような濁ったお湯。
濁ったお湯こそ、温泉という感じがしていいですよね。
湯温もちょうど良く(あ、でも少し熱めかな)ハニーとお話ししながらゆっくり浸かりました。(ジョボ、洗浄中)
しかしアルコールがまだ冷めやらずで、クラクラしてきた私。
シャワーで少し冷たい水を浴びたら、熱→冷の相乗効果かめちゃくちゃスッキリしました。
お風呂から出たら、渡されたバスローブに着替えてラウンジへ。

仙台市内の夜景を見下ろすゆったりとした空間で休みながら新聞を読むマイキー。(オッサン?)
ハッとしたのが、肌がツルツルになっていたこと。やっぱ温泉さまさま~ぁ
髪を乾かしたらショートカットの髪がふんわりしてしまい……大黒将志?(笑)
自分で大黒みたいだと言ったクセに、わざとハニーのせいにしてギャースギャース言う私たち。
そんなわけで、お風呂に行ってもかしましな3人娘でした(でもうるさくしてないよぉ)

■ゴシックなホテル
ではお次に、このホテルの絢爛さをもっと知っていただきましょう。
2階に式場を構えているため、1階~5階までまるで教会のような雰囲気です。
それが一番良く現れているのが階段です。ご覧下さい。
  
  
階段の踊り場にはマリア像やキリスト、エンジェルたちが
光を通すステンドグラスも床に色彩の影を落としてとても綺麗でした。
この白い階段を、ウエディングドレスを着て降りることが出来たら素敵ですねぇ~

2階の踊り場から外に出られるようです。
でもあいにく結婚式の時だけ。その外観はホテルの外から見ることが出来、象徴にもなっています。
それがこれ。

ちょっと傾いちゃった。分かります?
扉の上に鐘がついていて、階段が下へ伸びています。
あぁもっと上手く撮れば良かったな。
3日目、バスでホテルの前を通ったらちょうどここで結婚式の写真撮影をしていました。
私たちもその日の朝、お姫さま気分で写真撮ったもんね

ということで、3日間このホテルにお世話になったわけですが。
私たちの部屋を清掃担当してくれた「ワタナベさん」、お疲れ様でした。
見も知らずのアナタのことを、私たちは「ナベちゃん」と呼んで慕っておりました(笑)
そう、ちゃんと掃除をした人の名前を開示してくれたりと手が行き届いています。
新聞も毎朝届けられました。(河北日報…地元新聞というのがちょっとウレシイ)
エスカーレの「O・B隊2トップ」もフロントのお姉さんも親切で、すごく気持ち良かったです。
「ホテルモントレ」は全国にグループ展開しているので、どこかの旅先で出会ったら泊まってみたいと思いました。
「じゃらん」などでも安く泊まれるプランがあるので、仙台へ行く方はぜひどうぞ!
オススメです

大変長ぁぁぁいホテルレポをここまで読んで下さった皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
でもまだ続くんです。
残り2日間の旅のレポートが!
飽きさせないような文章で書いていけるよう頑張ります

仙台2日目は、松島へ向かいます。
つづくぅ~。

======================================
【参考URL】
ホテルモントレ仙台/http://www.hotelmonterey.co.jp/sendai/index.html
======================================
コメント (5)    この記事についてブログを書く
« 【仙台・梅雨のひと間に】そ... | トップ | 【義経】第27回「一の谷の奇跡」 »

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
仙台、懐かしいです。 (一休)
2005-07-10 23:37:47
こんばんは、マイキーさん。

仙台旅行行かれたんですね。

杜の都・・・懐かしいです。

というのは、以前よく出張で仙台に行ってたんですよ。その当時はホテル・モントレはありませんでした。あっても泊まれません。出張者は駅前のサンルート。確か駅前に美味しい牛タンの店もありました。休日は平泉まで行って義経の歴史舞台を見に行ったことがあります!

返信する
一休さん♪ (マイキー)
2005-07-11 01:15:21
仙台に出張ですか~、いいなぁ。

何度でも行きたくなる街だと思います、あそこは。

駅前の美味しい牛タンのお店ですか?

いっぱいありますよね~、利休とか、喜助とか、太助とか…

牛タンは次の記事に書こうと思ってます。

平泉もまた行きたいです!

今なら、ちゃんと義経の知識もあるし…一応…かじっただけの…

平泉もしっとりした雨の季節が似合う気がします。

こんな長い記事、読んで下さってありがとうございました。
返信する
ヽ(|||≧▽≦|||)/ キャー (きばりん)
2005-07-11 17:54:07
可愛い~~~ホテルやぁ

なんか素敵な夢でも見れそうやね

大正ロマン的で・・・なんか“はいからさんが通る”って感じの





熱などもあったのに、長編レポありがとう

いつか仙台にも足を運びますわ

返信する
素敵ぃ~♪ (totoro12)
2005-07-11 23:05:08
ホント、可愛くってステキなホテルですね

しかも、ベッドがちゃんと3つ!

ほら、トリプルルームは1つがエキストラベッドってよくあるじゃないですか!

だから私達の親友k'sとの旅行は、旅館を選ぶ事が多いです。でも、ちゃんと探せばあるんですね!



お風呂上がりの大黒選手頭のマイキーさん、ちょっと想像しちゃいました

返信する
おへんじです! (マイキー)
2005-07-13 20:12:54
★きばりんさん★

「大正ロマン」ですか!

言われてほほぉ~と思ってしまいました

フランスを意識したデザインなのに、大正の香りを感じさせる…

ホテルの魅力さることながら、フランスに通じる日本の大正時代にちょっと鼻が高くなる感じ☆



★totoroさん★

パンフレットとかには「エキストラベット」とか書かれていても、

実際行ってみたらちゃんとしたベットだった…ということもありました。

パックツアーとかは「3名1室」プランたくさんありますよね!

旅館も好きだけど、ホテルも大好きです。



大黒…一瞬だけですよぉ!!??(←何故か否定ぎみ)
返信する

*旅と写真*」カテゴリの最新記事