桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

料理の思いやり

2017年02月13日 | 日記・エッセイ・コラム
2月12日(日)

真っ青な空になった。
朝、早く起きてシャワーにかかる。
夜明けのシャワーは良くないと聞いているが、やはり、さっぱりとしたい。
頭は洗うのをやめようと思ったが、これも、洗ってしまった。

先日から、私の作った物は好きではないけれど食べると言われて、がっかりする。
味の問題ではなく、好みの違いはどうしようもない。

私は洋風めいた物が好きだし、酒の肴風なたべものが大好きである。
しかし、姉はさっぱりした物で、必ず出てくる物は漬物、そしてご飯や粥の様な物。
この様に好みの異なった二人が一緒に暮らしているのだから、時には面倒になるのだ。
気に入らなければ、選り好みをされると、作った方も気を遣うが、黙ったまま。
食卓で流れるのは、いささか気まずい雰囲気。

時間をかけて作ったのに、どうして?
最近では一品作ると、体が悲鳴を上げているから、つい、体調も気分も変わってしまう。
「キツイ!キツイ!」の連発では、側に居る者もいやになるだろう。

でも、考えると、相手だって似た様な行動を取っているのかもしれない。
歳をとると、自分中心になってしまう。
気をつけなければ……

今朝は、野菜だけの煮物をした。
肉類を入れると、好き嫌いが出るのだから、姉に聞きながら、純和食?にする。
これは成功した。
気に入らないとの返事が返ってこない。


「折角、作ったのに」と気分を害してしまった私は、先日、とうとう、一切、食事の準備をしないと決めた。
しかし、たまには良いかなとの考えも出て、一日と持たなかった。
子供の頃の母の手料理を思い出す事にした。

やはり、意地をはるのはやめた方が良い。折角の食べ物が一層美味しくなくなるし、妙な空気が流れる。
また、奮起して、二人が楽しく食べられる料理?を作ろうと思う。
私は専門的な料理の技術も知識もないが、心を込めて、相手が喜んでくれる様な物を作ろう。

互いに歳をとっているのだから、わがままも出てくる。
日々の体調の変化を考えても、もっと、思いやりの精神を持たなければならないと、つくづく思った。
私自身が先ず気をつけなければいけない。

明日は『ぶり大根』を作ろう。

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5 コメント

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Unknown (河村賢一)
2017-02-13 13:56:41
>夜明けのシャワーは良くないと聞いているが、やはり、さっぱりとしたい。
頭は洗うのをやめようと思ったが、これも、洗ってしまった。

あれ?「人の忠告はよく聞くべき」だったのでは?(笑)

まあ、兄弟姉妹であっても、趣味や好みが合うとは限りませんもんね~。

我が家では、カミさんの料理が美味しくなかった場合、はっきり「美味しくない」と言うようにしています(あと、美味しくないと思った理由も)。

一方、すごく美味しかったらメチャクチャ褒めます。

その結果、私に褒められた料理が1週間ぐらいぶっ続けで食卓に並ぶことになります。(笑)

もちろん、私が作った料理にもバンバンダメ出ししてもらってますよ。思いっきり気分を害しますけど。(笑)

でも、お互いの味の好みを確認するためには、こういうダメ出し合戦は必要なんですよね。
Unknown (Unknown)
2017-02-13 18:27:53
どこの家庭でもある事ですがねぇ。

我が家の様に高齢者が二人だと、何かと悩みを抱えています。
自分自身が、一番、辛いと思ってしまうのです。

それをなんとかしたいと思うと、つい、側にいる人間にぶつけたくなる様です。

その事を十分に理解しているのに、腹がたつのは私自身がいけないんだと、早く気付けば良いのにと反省しています。

それにしても、同じ料理が続けて出るのは参ってしまいますね。ハハハハハ………
家庭科の授業で (佐代子)
2017-02-14 17:13:42
先生に教わったことを2つ書きます。

1. 包丁をスポンジで洗ったり、拭いたりするときは、必ず背の方からはさんで洗ったり拭いたりすること。刃の側ではさむと、スポンジも手も切るから。

2. お鍋を火にかけるときは、取っ手が出っ張らないように、必ずこんろの上に収まるように置くこと。そうでないと、手や体をひっかけてお鍋がひっくり返るから。

毎日、台所で思い出します(ほんとうです)。
どちらもあたり前のことですが、子どもの時に言葉ではっきり教わると憶えているものですね。
家庭科の授業 (河村賢一)
2017-02-15 11:39:15
私も項目1と2を憶えています。特に項目2は守らないと本当に危険ですよね。

あと、食材を切る時、食材を押さえる手は軽く握りこぶしを作る(指を伸ばしていると手を切る恐れがあるから)とか、刃物を人に渡す時は柄のほうを差し出すとか、包丁の安全な持ち運び方とか、いろいろ教わりましたね。

フィリピンの学校ではこういうことを教えない(調理実習の科目がない)ようなので、私がカミさんと息子に教えています。
お二人さんへ (明日)
2017-02-23 13:43:05
二人とも、よ〜く、覚えていましたね。
嬉しいわ!
さてと、あなた方は幾つになったの?
まさに優等生。

私に注意は、たぶん母から教わったり見ていたりの経験から始まったと思います。

私自身も、今も、しっかりと守っています。
ところで、マニラではなく、日本の学校で、実習の際、同じように確りと注意した筈なのに、後片付けになって、包丁の刃を手にひらに向けて洗った男の子の事を思い出します。

友達たちは「先生が注意したのに…」と、呆れた顔をしていました。
包丁を片付ける度に思い出します。
いくら、注意しても聞いていない子がいるのだねって……

ところで、私は家庭科の教師には不向きで、嫌いでしたから、すべて、母親の知恵から学びました。
学校で得る知識は大切ですが、それと共に日常の家庭生活って大事ですよね〜

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