昔、ニューヨークに住む日本人女性達がたたく和太鼓を聴きに行ったのは何年前だろうか。
それから2,3回アメリカン和太鼓を聴く機会があったが、今回の公演は和太鼓を聴きに行った気がしなかった。
縦笛の第一人者の藤舎名生先生が作曲、総監督を手がけた今回のコンサート。
わずかな数の奏者の一人一人の肉体が芸術品にしか見えなかった。
どこまでも伸びる腺。力強くそして繊細な肉体であった。
地球の声は私達を幸福で希望に満ちた空間に導いた。
無駄はない。まっすぐに進もう。なんとなくそんなことを感じた時間。
魂に響く音。ワールドピースへの道。