【撮影データ】
H27.8.2撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター
iOptron 45Pro Nikon D610
ISO2000 180sec×8 PHDガイディング
PhotoShopでフラット補正、コンポジット、レベル補正
私の目ではキャッツアイのように見えるのですが、星雲内部が鉄亜鈴のような形をしているということで通称 亜鈴星雲と呼ばれています。こぎつね座というあまり目立たない星座に属していて、初夏から晩夏にかけてが見頃ですね。
写真写りは良い方で3分程度の露出(ISO2000:HEUIBフィルター使用)で、それほど強調処理をしなくても十分な解像度を得ることができました。周辺が赤で内側が水色、なんとも言えない透明感を持ったきれいな色をしています。
天文学の分野では惑星状星雲に分類され、数千年前に太陽のような恒星が超新星爆発を起こし、その時のガスや微粒子が周辺に飛散拡大している状況を見ていることになります。
星の寿命は非常に長いのですが、いつかは亜鈴星雲のように超新星爆発を起こし、その時に飛散したガスやチリから新たな星が生まれてきます。新陳代謝を繰り返しながら宇宙も進化しているんでしょうか。
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今日は久しぶりに晴れた暖かい一日でした。夕方17:00頃になっても晴れていたので、家の裏を除雪して、望遠鏡をセットしたのですが、さぁ、これから撮影という頃に曇ってきました。2ヶ月ぶりだったのですが・・・・・、冬期休眠継続中です。