＋宵ノ詩＋

この人生の中で

1番、私を愛してくれていた人は誰だったんだろう？

世の中の存在全ての中で

私を一番に愛してると思ってくれてた人は

存在していたの？

誰の一番にもなれなくて

誰の最愛にもなれなくて

誰にもこの中身は必要とされてなくて

笑うコトも

泣くコトも

心動かすコトにも

疲れて。

明日が見えない時

どうしようもなく恋しくなる声。

きっとそれは甘えで

狡くて汚い。

なのに眩しく 心をしめつけるのは

醜聞から遠く

あまりに綺麗すぎたから。


在り来たり。

あの時 ああしていれば

今もっと笑顔で過ごせていた？

そうしていたら

誰かの1番になる事が

叶ったのかしら。

暑気のように蝕んでくる孤独に

怯える夜にも終わりがあったの？