ちっちと一緒に

線維肉腫と闘ったちっちとの大切な時間
ぼーちゃんとの出会いと別れ。珠ちゃんとの愛しい日々のこと。

お誕生日おめでとう

2011-05-30 | 珠ちゃんとぼーちゃん
珠ちゃん今日で4才になりました。

台風の影響で大荒れになった昨日の日曜日、
お家にこもって珠ちゃんの誕生日プレゼントを作りました♪
だんなさんと共作です。

エヘヘ。
さて、なんでしょう。



まず、A3サイズの額縁に、タイルを並べていきます。



デザインを決めて、ボンドで貼り付けていきます。

目地用のセメントを流し込んで、
乾いたら綺麗に拭いて、



ジャーン!
完成☆



名前入りです。

これは何かというと、、、、

これからの暑い季節に、
珠ちゃんが涼むことのできる手作りひんやりボードです!
タイルだけでもひんやりしてるけど、
ほんとに暑くなったら、



こうしてプラスチック容器に保冷剤を入れれば、
もっと快適♪

なかなか上手に作れました。

ひんやりボードとして使わなくなっても、
ごはんのトレーとかに使えるかもしれません。

珠ちゃん、使ってくれるかな~。

ねえ、珠ちゃん、



お誕生日おめでとう。

出会ってくれて、ありがとう。


これを作ろうと思ったきっかけは、
学校でタイルモザイクを習ったからです。

一番最初の作品。

ぼーちゃんがお空にいってしまった次の週の授業でした。

最初デザインに考えていた珠ちゃんとぼーちゃんが並んでる絵は、
つらくてつらくて、
とても作れないと思いました。

友達にも、今回はなにか別のデザインにすれば・・・?
とすすめられました。

でも、どうしても作りたかった。

写真をみることはできず、
わたしの頭の中だけで、絵をおこし下絵を描きました。

そしてこれができました。
はじめての作品。とてもへたくそだけれど、、、、



元気なぼーちゃんを
とびきり元気なぼーちゃんを。

下絵のとなりには、
「思いきり元気な色で!」
というメモが書かれています。

作業中、隣の席の男の子に、

「ニコニコして。ほんと好きなんだね。自分ちの猫?」
と、聞かれました。

「うん。すごく甘えんぼで、かわいいんだ」

と答えました。

感情が高ぶることもなく、
集中して作ることができました。

ぼーちゃんができあがっていくことが、
ただただうれしかった。

ぼーちゃんの鍋敷き。

お姉ちゃんには、

「でもこの鍋敷きに、熱いの乗せられる?(笑)」
と言われました。

確かに!(笑)

ぼーちゃん、お誕生日おめでとう。






特別な子

2011-05-29 | ぼーちゃん
早逝してしまったからではなく、
ぼーちゃんは、やっぱり特別な子だったと思います。

こんなかたちでそれを言うことになるとは
思いもしていなかったけれど、、、

愛しいぼーちゃんのことを
残しておきたい。

ちっちと同じ茶トラ模様の男の子。
でも、実際ぼーちゃんとちっちがわたしの中で重なることは
ほとんどありませんでした。

ぼーちゃんはぼーちゃん。
ちっちはちっち。

ぼーちゃんの個性は、
わたしがちっちの影を追う余地がないほど、強烈でした。

ぼーちゃんをよく知る人たちは、
みな口をそろえて言います。

「ぼーは、犬みたい」

あはは、と笑いがおきます。

でも本当にそうなんです。
ぼーちゃんは、本当にワンちゃんみたいでした。
写真だけだと猫にしか見えないけれど(当たり前)
ぼーちゃんを実際に見れば、甘え方も、歩いている姿も
なぜだがぼんやりとワンちゃんの面影浮かぶのがわかってもらえたと思います。(笑)

そして、獲物(おもちゃ)をくわえて走る姿は、
キツネやタヌキにも見えました(笑)
本当に。

こんな子は、あんまりいないと思います。

そして、ちっちと全くかぶらないにも関わらず、
不思議なことに、
ちっちのお気に入りのブランケットや、
ちっちのお気に入りの場所には、
きまってぼーちゃんの姿だけがありました。




ちっちの洋服がまだ置いてあります。。。。

ぼーちゃんが自分より高い位置にいるのを好まない珠ちゃんなのに、
家の中で一番高い、ちっちがよく登っていた食器棚の上は
完全にぼーちゃんのものでした。





その場所以外は、二匹はいつも一緒なのに、
それは本当に不思議だったなあ。。。

爪とぎの仕方も個性的で。。。



この後です。



なにか間違ってませんか(笑)
びっくりして、ぶれてしまいました。

それでいて、ぼーちゃんは、とんでもなく賢い子でもありました。


目覚まし時計が鳴ったらわたしが起きる、ということを
いつの間にか覚えて、
朝のごろごろタイムを、
目覚ましがなるまではベッドの下で
うずうず待っていました。

新しいおもちゃを買ってきてすぐ使うわけではないときは、
それをしまうところを、ぼーちゃんに見られないために、
カサリ、という音ひとつ立てないよう、
ぼーちゃんが1階にいる間に、
2階のドアをしめて、隠す、というくらいの
神経質さが必要でした。


それでも、どこで気づいたのか、
押し入れの奥にしまったまだ封もあけていないおもちゃを
いつのまにか見つけ出し、押入れをこじあけ、
咥えて走っていく姿を見て、わたしたちは愕然するのでした。。。

嗅覚が異常に優れていたのではないかと思っています。

ねこじゃらし系ではなく、
獣毛のおもちゃに対する執着は特にすごかった。
わたしのファーも唸り声をあげながら咥えて走ってました。

おもちゃ自体で遊ぶ珠ちゃんとは違い、
ぼーちゃんの目的はそれを捕まえること。
おもちゃのねずみが、ゴムでつながっていることをすぐに理解し、
最少の動きで獲物を前足でおさえ、ゴムを食いちぎって奪い去るのです。

そしてもう一つ、
忘れられないこと。

いつもわたしの右腕の中でごろごろしてたぼーちゃんが、
ある時ふと、布団の中にもぐりこんで、
お股の間に座ったことがありました。

そう。
ちっちのいつもの寝場所です(笑)

わー。ちっちみたい!

と、さすがに思いました(笑)

そして、その時はじめて気づいたのです。

ずっと、ちっちがお股が好きなのは、
単にそこが、お布団の中で四方が囲われていてあったかいから、
だと思っていたのです。

わたしはもっとちっちに側にいてほしかったけど、
ちっちは絶対拒否!
布団にもぐりこんでも、目的の場所にたどりつくまでに
わたしに捕まらないよう、いつも大慌てでした。

でもその時、お股の間で変わらずごろごろいってるぼーちゃんの存在を感じながら、

ちっちもあの時、わたしに甘えてたのかも、、、

って、はじめて思ったんです。
うれしくて涙がでました。

なあんだ、そうだったのかあ。。。って、

うん、、、、
うれしくて。

ぼーちゃんがお股にいったのは、結局その一度きりでした。





この写真を撮った二日後に、
ぼーちゃんがわたしのそばから消えてしまうなんて、

そんなこと考えもしなかったな。。。。

明日は、ぼーちゃんの誕生日。
生きていれば、4歳。

なにか良いことを書きたいのに、
うまく言葉が見つかりません。

今日、だんなさんと、珠ちゃんの誕生日プレゼントを作りました。



















手作りのキャットウォーク

2011-05-22 | 珠ちゃんとぼーちゃん
引っ越しのこと。

珠ちゃんとぼーちゃんを連れて引っ越しをすることに対して、
最も気を配ったのは、部屋の広さでした。

わたしひとりなら、狭い1Kでも充分。広すぎるのは苦手。
でも、珠ちゃんとぼーちゃんが一緒となれば、そうはいかない。
まだ3才の若い彼らが走り回れるスペースを確保しなくちゃ。
その上でもちろん、お財布事情もある。
それでもどうにか、ペット可物件で、30㎡程度の部屋を見つけることができた。
今のわたしにはこれが限界、と思った。


ぼーちゃんの治療を経過を見ながらの引っ越し。
ぼーちゃんの負担を最大限減らすために、
どちらの家でもばたばたすることがないよう、
3月中に何回にも分けて、少しずつ家具を移動していった。
車で何往復したかなあ。。。。

途中震災があって、ガソリンが足りなくて、
徒歩と自転車で通ったこともあったし(笑)
あ、ジョギングでも行きました!15キロ!背中にトイレットペーパーしょって(笑)


それからすぐに、2階建ての一軒家暮らしが長い彼らのために、
上下運動ができる仕組みを整えることにしました。

仕事の合間をぬって、少しずつ少しずつ。

彼らを迎えられる部屋ができあがっていくのは、
とてもうれしかったな。。。。

準備が整ったのは、3月の終わり。
4月のあたまに、引っ越した。

家族からもらった引っ越し祝いの大きなキャットタワー。
引っ越して真っ先にそこに昇ったのは、
好奇心旺盛な珠ちゃんだった。



ぼーちゃんは見上げてたっけなあ。。。




ぼーちゃんの視線を追うと、こんな感じだった。

それから、ずっと前から作りたかった、キャットウォーク!
これは、カーテンレールの上に備え付けたもの。

しっかり出来ました!





珠ちゃんの目がまんまるに見開かれてます。

高い視界から見える部屋の様子をしばらく見てました。

少したってから、ぼーちゃんも昇ってくれました。





とってもうれしかった。。。。

ぼーちゃんが動き回る姿を見るのが大好きだった。

いつもせわしなく動き回ってたぼーちゃん。

思い切り走り回っても大丈夫なように、
早く治そうね、がんばろうね、って、



ねえ、ぼーちゃん、

ぼーちゃん、



ほんとうにいなくなっちゃったの?


いつでも、手を伸ばせば触れられるような気がするんだ。
すぐそこにいるように感じるんだよ。

ほんとうにいなくなっちゃったのかなあ。。。。

わたしいまだに信じられないんだ。

ぼーちゃん、

早く戻ってきて。




せっかくいただいたコメントの返信や訪問が滞っています。
でも、どちらも大切に読ませていただいています。
自分の言葉でしっかり返事できるまで、もう少し時間をください。
いつもありがとうございます。



珠ちゃんの変化

2011-05-18 | 珠ちゃん
ぼーちゃんの死を知ったいろいろな人が、
わたしのことを気にかけてくれると同時に、
「珠ちゃんはだいじょうぶ?」と
声をかけてくれました。

わたしにとっての一番の気がかりも、そのことでした。

前後してしまうのですが、4月のはじめに、引っ越しをしました。
わたしは今、ひとりで暮らしています。

4月から、夜間の専門学校に通いはじめたのが、その理由です。
所沢の家からでは、通いきれませんでした。
朝仕事に行き5時まで働いてその後学校に行き、帰るのはいつも11時前。
それが週5日。

猫たちを所沢に残すことも考えましたが、
引っ越し準備等でわたしが家をあけると
押入れに引きこもってしまうぼーちゃんのことを考えると、
やはり連れていこうと思いました。

木造の一軒家の肌寒さと、
鉄筋コンクリート建てのマンションとの
気温の違いも、
引っ越しの負担を加味しても、結果的にはぼーちゃんの治療に
良い方向にいくだろうという結論に至りました。


引っ越し自体ぼーちゃんの治療の経過を見計らって、
彼らが落ち着いて引っ越せるよう、3月から1か月まるまるかけて準備をしました。
途中、震災があり、荷物などが届かず、すべて完了したのは、
学校がはじまるほんとうにぎりぎりの時でした。

ぼーちゃんの死は、
猫も人間も、やっと落ち着いて生活をはじめられるようになった、
その矢先のことでした。。。。

この生活にはもちろん、家で2匹が一緒にお留守番をしているということが
前提にありました。
ぼーちゃんがいなくなった今、
珠ちゃんのひとりぼっちのお留守番の時間が長すぎる。。。。

それは誰の目にも明らかでした。




珠ちゃんは生まれたときから、たくさんの家族と暮らしていました。

元の飼い主さんのご家族と、
お母さんのミィちゃん、お父さんのトラちゃん、
そしてぼーちゃんと、、、
同居猫のモモちゃんとチビちゃんと。

珠ちゃんはひとりぼっちで、だいじょうぶだろうか。。。

一番に相談したのは、元の飼い主さんでした。
ぼーちゃんのお葬式の時でした。

引っ越しのことはまだ告げていなかったのですが、

「珠はだいじょうぶだと思う」

という意外な答えがすぐに返ってきました。

三毛猫は本来ひとりを好むということや、
みんな暮らしていたときも、珠ちゃんはミィちゃんやぼーちゃん以外の猫とは
あまり接点を持たなかったことなどを
教えてもらいました。

珠ちゃんがわたしのところに来たときの、
適応力の高さも、思い浮かびました。

とはいっても、ペットのペットロスも、重度になると
食欲不振や脱毛、夜鳴きや徘徊などに陥るといいます。

珠ちゃんはだいじょうぶだろうか。

まずは様子をみるしかない。

そう思いました。

そう話しながら、わたしのまぶたの奥には、

「いってきます」

と毎朝彼らにあいさつをして玄関で振り返ったとき、
二人並んでこちらを見ていてくれた姿が
くっきりと浮かんでいて、、、、

あの光景をみることができないんだ。。。

という思いは、ほんとうに言葉にならないほど悲しくて。。。

もう一度、
もう一度、
と、
今でも願ってしまいます。


珠ちゃんの変化は、ぼーちゃんお葬式の日の夜から
はっきりと表れました。

部屋の中でぼーちゃんを探すように
空を見つめて鳴くことは
1、2度ありました。

でもそれ以上に、大きな変化が。。。。

珠ちゃんもぼーちゃんも、元飼い主さんのところでは、
ベッドで寝ないよう、教えられていました。
(ベッドには、年長の猫さんが寝ていました)

頭のいい彼らは、それをわたしのところでも実践していました。

誰もいないベッドには、2匹でくつろいでいるというのに、
わたしが入ると、ぴょん、と出て行ってしまうのです。

ぼーちゃんに至っては、
毎朝のごろごろ甘えん坊タイムの時のみ、布団に中にもぐりこんできて、
気が済むと珠ちゃんのところへ行って、一緒に寝ていました。

一緒に寝てくれないことは残念だったけれど、
それ以上に、珠ちゃんとぼーちゃんが仲良く眠っている姿を見ることのほうが、
何倍もうれしかった。


写真に触れれば、その毛並みの感触が、
いまでもくっきり思い出されます。。。。。

ぼーちゃんのお葬式が済んだ日の夜、
ぼーちゃんの好きだった白いクッションをわたしの枕の横に置いて、

「珠ちゃん、ぼーちゃんの大好きだったクッションで、
3人で一緒に寝ようよ。ゆうちゃんひとりで寝るのさみしいよ」

と言いました。

そのクッションは、珠ちゃんとぼーちゃんを譲り受けた際に、
元の飼い主さんからいただいた、
ぼーちゃんがずっと以前から愛用していたクッションでした。

今までわたしのそばにきて、一緒に寝るなんて一度もなかった珠ちゃんが、
その晩、素直にそのクッションに横になり、丸まりました。
その夜から、その場所は珠ちゃんが熟睡する定位置になりました。





夜中に目が覚めて、
珠ちゃんの可愛らしい寝顔を見ると、
ほっとしてわたしも眠れます。

夜中に目が合うこともあります。

「珠ちゃん、一緒に生きていこうね。ずっと一緒にいようね」

そう言って額を撫でると、
珠ちゃんも気持ちよさそうに目を閉じてくれます。

珠ちゃんは、わたしから離れなくなりました。

どんな時もそばにいます。

ぼーちゃんのように突撃してきたり、
膝やお腹に乗ることはないけれど、

私の手が届く距離に、必ずいます。

表情が以前よりもずっと柔らかくなりました。

わたしが撫でると、すぐに身をまかせて、ごろごろいうように
なりました。以前のように、するりと身をかわすことは
まったくありません。

そして、わたしの身体をいっぱい舐めてくれます(笑)
ぼーちゃんにしてたみたいに。

珠ちゃんはやっぱりお姉さん気質なのかもしれません。

同時に、本来の甘えっこの性分が発揮されています。



食欲も落ちることなく、
遊びたい気持ちも旺盛で、
毎日部屋の中を駆け回っています。
体も少し引き締まりました。

今は、近くに住む友人が、時々わたしのいない昼間の時間に
部屋に来てくれて、珠ちゃんと遊んでくれたり、
だんなさんが平日休みを使って、
珠ちゃんに会いにきてくれたりしています。
(だんなさんは、相変わらず、珠ちゃん愛!)

とても風通しの良い、我が家です(笑)

ゴールデンウィークがあり、
ずっと一緒にいられたことで、
珠ちゃんの生活パターンもかなり把握できました。





ぼーちゃんが治ったら、いっぱい遊ぼうね、
と言って、たくさんストックしてたおもちゃ。

見るたび胸がつまるけれど、、、、

ぐっと飲み込んで、
勢いよく封をあけて、
珠ちゃんと遊びます。

またきっと会える。
そう信じているから。

ぼーちゃんとの日々は、まだきっと終わってないはずだから。




コメントの返信が遅れてしまっています。
でも大切に読ませていただいています。
自分の気持ちが落ち着いてから、
ゆっくりと返信させてください。
いつも本当にありがとうございます。


珠ちゃんとのこれから

2011-05-09 | 珠ちゃん
わたし、珠ちゃんはいつも、
誰かを待っているような気がしていました。

窓の外を静かに見つめている珠ちゃんを見ていると、
なぜだかそんな気がしたのです。



珠ちゃんは女の子だから、
もしかしたら王子様を待っているのかな、
と思ったこともありました。

『いつか、わたしのことだけを見てくれる人が迎えにきてくれるはず』

そんなふうに思ってるんじゃないかな~。。。なんて。

そんな時、元の飼い主さんが教えてくれたのです。
珠ちゃんはお母さんのミィちゃんが大好きで、
いつも一緒だったって。

珠ちゃんはミィちゃんを待ってるのかな~。。。

そう思ったら、なんだか胸が痛くなって、
珠ちゃんを抱きしめたくなった。

あの日、ぼーちゃんがお空に駆け上がっていってしまった日、
珠ちゃん、どんなに悲しかったことだろう。。。
どんなに困惑したことだろう。。。。



ぼーちゃんの亡骸を抱いて病院を出た時、
わたしが考えていたのは、珠ちゃんのことだった。

もちろんわたし自身、ふつうではなく、
ひどい状態だったけど、
正気に戻らなきゃ、という思いと、
残された珠ちゃんのケアをどうしよう、という思いは
イコールで結ばれてた。



いつもぼーちゃんのいない隙を狙って甘えん坊に変身していた珠ちゃん。

ぼーちゃんが駆け込んでくると、
すぐにぷいっとそっぽを向いてしまった。
そんなときは、もうこちらから声をかけても、
するりと逃げてしまう。

うちにきてから少しの間はしょんぼり控えめだった
ぼーちゃんの甘えん坊度が次第に高まるにつれ、
珠ちゃんがわたしたちに甘えることは
どんどん少なくなっていった。

お姉さん気質の珠ちゃんは、
たぶんいつも遠慮してた。

なんでもよく食べてくれる珠ちゃんと、
ごはんの選り好みが激しいぼーちゃん。
健康にコロコロした珠ちゃんと、
治療中のぼーちゃん。



愛情は同じなのに、平等に表現することは難しいのだと、
はじめて知ったんだ。

濃密だったぼーちゃんとの5か月弱が過ぎて、
今気づくことは、珠ちゃんとの間の
たぶん、ごく普通の5か月弱。

“この子、どういう子かな?”

って、まだお互いに距離をとって探ってるみたいな関係。

珠ちゃんとの関係を一から見直す時期がきているのがわかります。

珠ちゃんの変化。
それはまた別の記事で記したいと思います。



珠ちゃんは誰かを待ってるのかも、、、

なんて思いは、今はありません。

珠ちゃんが頼りにしているのはわたしです。

気持ちの優しいこの子を、大切にしたい。

そう思っています。


コメントの返信が遅れてしまっています。
でも大切に読ませていただいています。
自分の気持ちが落ち着いてから、
ゆっくりと返信させてください。
いつも本当にありがとうございます。






今日は、初七日、、、、

2011-05-01 | ぼーちゃん

今日は、ぼーちゃんが亡くなって7日目です。

銀色のケースがちっち。
金色のケースがぼーちゃん。

写真を飾りました。

ぼーちゃんにぴったりの、綺麗な色の額縁が見つかりました。

本当に、綺麗な子です。。。。

静かに、初七日を迎えています。

先週の日曜日の記憶。。。。

なぜだかとても遠く感じられます。
あの日の記憶は、
ひどくぼんやりしているのです。

ぼーちゃんがわたしの腕の中に飛び込んでくる姿しか、
思い出せません。

それならどんな細部でも、思い出せそうです。
それなのに、もう、
ぼーちゃんを抱きとめることは、
出来ないんですね。。。。



それでも、、、下を向いてばかりいてはいけないと、
わかっています。

わたしには、珠ちゃんがいます。
ぼーちゃんと血を分けたきょうだいの珠ちゃんが。

この子のことを、今は一番に考えてあげなければいけない。

ぼーちゃんも、きっとそれを望んでるはずです。

ぼーちゃんは本当に珠ちゃんのことが好きだったから。。。。





ふたりが仲良くしているところを見るのが、
なによりも、好きでした。。。。





珠ちゃんのことで、みなさまにお力をお借りしたいことが
今後あるかもしれません。
その時はどうぞよろしくお願いします。。。。

コメントの返信、遅れてしまうかもしれません。
でも、大切に読ませていただいています。
優しい言葉を、ありがとうございます。。。。
ぼーちゃんのことを好きになってくださったみなさま、
本当に、ありがとう。。。。