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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編

2012年10月16日 | ま行 日本映画
こんなアニメがあることも(漫画というと、息子に怒られる!)、なにやら社会現象になっていることも、あれやこれで人がごった返しでいることも何も知らなかった。アンテナ低いです、すいません。。。。。

と思っていたら、息子らに滔々と語られるし、彼らは全部見ていたらしい。彼ら専用のハード買ってからは、何がなにやらとんとわからず。さまざまな劇場版に行っては、敷居が高くて、その世界観に入り込めずにまいっか・・と思っていたのだが、一念発起。こんだけの評判のものをスルーはできんでしょう~、ということで、挑戦してみました。

劇場版のために新しく作り直した、というものではなく、放映していたものを前篇・後編に分けたいわゆる総集編みたいなもんなんでしょうか。なもんで、とってもわかりやすいというより、きっと初心者向けの、これから見る人のためのものではないかと思われます。

さてさて、中学生(?)のまどかちゃん。キャリアウーマンのおかあちゃんに、やさしいおとうちゃんと、絵にかいたような(当たり前)ごくごく普通の家庭で、今日も元気に学校に行くと。お友達はひとみちゃんにさやかちゃん。ここも、ごくごく普通の今どきの中学生。どの辺から、すごい話になるんだろう・・・と思いながら、なかなかのゆるい展開に、お尻がもぞもぞしてきた。

さやかには、好きな男の子がいるようで、恭介。事故で手が不自由になってしまったバイオリニスト。中学生でそんなすげーー音楽家ってのも突っ込んではいけません。

そんなこんなの彼女らのところにやってきたのが、怪しげな雰囲気の転校生、ほむら。初対面のはずなのに、なぜかまどかは眼を飛ばされる。「え?アタシ、何かしたかしら?」。。。。

そんなまどかを呼ぶ声がする。「助けて!助けて!」「誰?アタシを呼ぶのは!」・・・見つけたのは、摩訶不思議な生き物・・・いや、ぬいぐるみ?いや精霊?キュウベイというそいつは、まどかには、ものすごい才能があるとほざく。彼女には底知れない力がある。彼女こそふさわしい。。。。何に?

「魔法少女!!」

この辺からぐいぐいと話が進んでいきます。世の中には、魔女ってのがいて、それが人々のネガティブなところを刺激し、世界をマイナスのベクトルに向けてしまうと。人が自ら命を絶ったり、戦争が起きてしまったり、くらーーい世界になるのは、そのせい。その魔女の力が発生するところを見つけ出し、戦い、元の世界に戻すのが魔法少女の役目。魔法少女になった女の子は、人知れず戦い、世界を守り、命をかけている。その魔法少女として最高の力を持っているのがまどかだというのだ。

そんな~、あたしなんか、ただの女の子だし。。。世界を守るだなんて、絶対にありえない。。。。なわけです。といいながらも、目の前でなぜか戦いが繰り広げられ、自分と同じような女の子が命を懸けて戦う姿を目にします。キュウベイは脇で、自分が最強だ、最強だ!というし、ほむらはなぜか、自分が魔法処少女になることを絶対に阻止しようとする。

なんだかわからぬままに、他にも戦っている魔法少女に出会って、いろいろな価値観があることを知っていく。自分の身を犠牲にして、心から正義のために戦おうとしているもの。魔女をやっつけた際にいただく力が目的のもの。正義がどうの何て、青臭い!と言い放つもの。

そして、とうとうさやかは、究極の決断をしてしまう。腕の動かない恭介を助けるために魔法少女に!何でも願いがかなうというその目的は、癒し。

そんなことを知る由もなく、恭介は奇跡を享受し、新しい一歩を踏み出す。さやかは置いてきぼりだ。恭介のために身を犠牲にしたさやか。そして魔法少女とは、その魂をすべてソウルジェムってのに取り入れ、目に見える肉体はただの入れ物。魔法少女になるということは、すなわち人間をやめること・・・。

すべてを知ったさやかは、絶望の淵に追い込まれる。自分が倒してきた魔女の負のエネルギーに取り込まれ、呪いに囲まれ、おそろしいまでの負のベクトルに向いてしまった。もしやこれは魔女?・・・・もしや、魔法少女のなれの果てが魔女なのか???

というとこで前編の終了。

いやーー、ついていけるのか、何も知らぬままの鑑賞でしたが、何にも知らない人のために編集されたような感じで、よーくわかりました。はっきりしない、もぞもぞの女の子のしぐさや、しゃべり方には、かなりいらいらさせられたのですが、息子に言わせると、それがいいのだとか、「そういうキャラなんだから、文句言うな!」と一喝されました。

絵のもつきゃぴきゃぴ感と、世界観が表す底知れない闇と壮大感のギャップが何とも言えないです。題名からして、「魔法少女まどか・・」ですから。まどかが魔法少女になるんでしょうが、ぐぐぐっと盛り上がって、いったいどんな世界が続くんだろう!!という期待を持たせる前編の終わりでやんした。

次は怒涛の後編へ。

「魔法少女まどか☆マギカ」

総監督 新房昭之 監督 宮本幸裕 原作 Magica Quartet
声の出演 悠木碧 斎藤千和 水橋かおり 喜多村英梨 野中藍
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8 コメント

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こんばんは。 (はくじ)
2012-10-18 01:04:14
私も実はこのアニメ、絵柄がちょっと苦手なのと
魔法少女モノってことでプリキュア的なものかと思って
敬遠していたんですが、世間的に評価がイイってことを
聞きおよぶにつれて観に行ってきました。

魔法少女が魔女になってしまう設定やメインヒロインが
なかなか魔法少女にならない展開とか結構衝撃的で
面白かったです。
僕も観ました☆ (西京極 紫)
2012-10-19 00:26:53
いやはや、ヘビィな内容に圧倒されました。
評判になるだけの事はありますね。

自分のレビューでも書きましたが、
これって詐欺に引っかかる少女の話ですよね(苦笑)
ウマい話にゃ裏があるっていう…

まだ後編観てませんが、さらにエラいことになりそうですね。
>はくじさま (sakurai)
2012-10-22 14:15:04
敬遠も何も、何も知らなかったというのが、実際のところです。
なんだか世の中についていけない。
まあ、ついていく気も煮ないですがね。
でも、これは見れてべんきょになりました。
これだけの世界観を、この絵で表しているってのが、また価値があるのかもです。
はい、新作も行くこと決定です。
>西京極 紫さま (sakurai)
2012-10-22 14:41:06
評判であることも知らなかった不届きものです。
息子に見るべき!と強く押されたのですが、それもわかりました。はい。

そっか、そういやそうですね。
一種の詐欺だなあとも感じた。
キュウベイってのが、また妙に怪しいですもんね。
後編もまた独特の世界でした。結構なショックでした。
陳謝 (ふじき78)
2013-01-20 11:06:37
他の記事で、記事の読込順序がランダムだったので、鑑賞を勧めてしまったのですが、もうご覧だったのですね。しーません。いや、すげえ話でした。
>ふじき78さま (sakurai)
2013-01-20 21:19:26
ありがとうございます!
これは見るべき!!といろんな人に言われ、おこがましくも行ってきました。
見てよかったです。日本のアニメは侮れません。
こんばんは! (ヒロ之)
2013-12-10 21:53:32
本作がまどかデヴューです。
最近までこのアニメの存在すらも知りませんでした。
結構奥の深いストーリーですね。
かなり見入っちゃいました。
まどかが何時魔法少女になるのか、その辺も後編でしっかり見届けたいと思います。
>ヒロ之さま (sakurai)
2013-12-29 15:17:34
私もそれです。
存在すら知りませんでしたが、息子らが嬉々として語るのを聞いて、なるほどねえ~と認識を新たに。
こういう世界もあるんだということを知っただけでも、収穫です。

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