迷宮映画館

開店休業状態になっており、誠にすいません。

ダーリンは外国人

2010年04月26日 | た行 日本映画
とても有名な本なので、知ってはいたが、真面目に読んだことはなし。立ち読みで、ぱらぱらめくる程度だったが、日本にいる外国人ならではの、トンチンカンな勘違いや、普通の日本人なら疑問には思わないようなことに対して、「なるほどねえ」と、時折思わせる哲学がちりばめれれていると認識していた。

遠からず当たってると思うが、予告を見た限りでは、その辺をずいぶんとアプローチしてて、きっとコメディタッチで、突き進んでいくのだと勝手に思ってた。

で、途中まではそんな感じで、トニーの含蓄のある日本語への素朴な疑問などにひざを打っていたのだが、なんか途中から悲恋物語に・・・。

え、そこですか?
紆余曲折、すれ違い、そんな齟齬は、外国人との恋愛でなくても、ごく普通に転がってる内容で、映画も国籍の違いがハードルではなく、どうやってお互いをさらけ出せるか!が重要なんだ!!といいたいことはわかる。

たぶん、この映画を見に行く大部分の人は、そんな苦労の連続だった恋愛物語が見たいのではなく、『おおぉぉ!勘違い』や、『外国人が感じる笑える日本の疑問』だったり、その辺だと思うのだが、違うだろうか。

で、考えてみると、その一番見たかったあたりは全部予告で鑑賞済み。残りのうまく行かない恋愛部分は、別にどうでもよかった。

この本のファンである息子に、「アパートを借りるくだりの苦労は、どうだった?」と聞かれたが、あっさり借りれてましたよね。こっち側の見たい物語と、作った側の感覚の違いが気になった作品。もうちょっとはじけてもよかったのでは・・・。

トニーさん役の外人さんが、とってもいい感じだったのになああ。

國村さん・・・出すぎの感あり。この2週間で見た邦画のほとんどに登場。

◎◎●

「ダーリンは外国人」

監督 宇恵和昭
出演 井上真央 ジョナサン・シェア 国仲涼子 戸田菜穂 國村隼 大竹しのぶ
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (6)   トラックバック (8)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 第9地区 | トップ | のだめカンタービレ 最終楽... »
最近の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あああ (KLY)
2010-04-27 00:23:27
私は原作未読なんで原作でどんな風に話が展開しているかは解らないのですが、むしろ逆だったところが良かったです。外国人の頓珍漢な日本解釈や日本での苦労話はむしろ当たり前すぎるかなと思ってたんです。
日本の良いところが欠点でもある、そんな外国人の目から見た切り口で、人と人が理解しあうってこういうことなんじゃない?と提案された気がして、そこに共感を覚えました。
こんばんは (はらやん)
2010-05-01 22:21:11
sakuraiさん、こんばんは!

僕は原作を映画を観た後、読みました。
エッセイだから軽妙なんですね。
映画の後半はちょっと泣かせる展開だったので、原作はお父さんのことはさらっとさせていてちょっと意外でした。
映画の脚本は原作をうまく膨らませたのだなと思いました。
>KLYさま (sakurai)
2010-05-01 22:31:15
頓珍漢な勘違いの羅列を見たいわけでもないのですが、見たかったのは、もうちょっと軽い感じのコメディだったかなあ、と。
トニーさん役の軽妙な雰囲気を、この映画のテイストにして欲しかったかも。
>はらやんさま (sakurai)
2010-05-01 23:23:07
マンガのエッセイ・・って言うのも目ずらしですよね。
なんでしょね、書けなくなったり、トニーに対するイライラだったり、重く描いてあって、原作者さんのキャラから行くと、結構飄々と乗り越えて行ったような気がするんですよ。
そんなギャップを感じました。
おじゃまします。 (ピロEK)
2011-10-23 23:24:23
おじゃまします。
世間にウケた原作を映画化するくせに原作のテイストは変えちゃうという…本末転倒ですよね。
まぁそこに関わらず面白く無かったです。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
>ピロEKさま (sakurai)
2011-10-25 20:11:58
監督は、原作の持つコンセプトをしっかり理解してるのか、それとも自分なりにアレンジした方がいいと思ってるのか・・?
もし後者なら、カン違いもいいとこですよ。
なんで感動作にしないとならないと思うんでしょうかね。
予告が一番面白かったです。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

8 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
ダーリンは外国人 (だらだら無気力ブログ)
小栗左多里の同名コミックエッセーを『花より男子』の井上真央を主演に 迎えて映画化したラブコメディー。 異文化で育った外国人と日本人のヒロインとのあいだで起こる日常の悲喜 交々やギャップをユーモラスに描く。漫画家を目指してイラストレーターをしているさおり...
ダーリンは外国人 (LOVE Cinemas 調布)
小栗左多里の人気コミック・エッセーの映画化。語学オタクの外国人と漫画家志望のヒロインが繰り広げる笑って泣けるラブコメディー。主演は『僕の初恋をキミに捧ぐ』の井上真央。共演にはジョナサン・シェアがオーディションで抜擢。他に大竹しのぶ、國村隼、戸田菜穂、国...
「ダーリンは外国人」 夫婦はカルチャー・ギャップの擦り合わせ (はらやんの映画徒然草)
人気の漫画エッセイの映画化です。 原作の存在は知っていましたが、まだ読んでいませ
『ダーリンは外国人』の後味は? (映画のブログ)
 「ぶん殴る」の「ぶん」て何だろう?  アメリカから来たダーリンの質問には、日本に生まれ育った人でもタジタジである。  しかし、言...
ダーリンは外国人 (映画的・絵画的・音楽的)
 チョット軽めのラブコメでもと思って、『ダーリンは外国人』を渋谷のヒューマントラストシネマで見てきました。 (1)見て少々驚いたのは、この手の映画にしては、随分といい俳優が脇役を務めているなという点です。  なにしろ、主人公さおり(井上真央)の母親が大竹し...
ダーリンは外国人 (単館系)
ひょんなことからアメリカ人のトニー(ジョナサン・シェア)と交際することになったさおり(井上真央)。漢字に一目ぼれして日本にやって来...
『ダーリンは外国人』@テアトルダイヤ (映画な日々。読書な日々。)
ひょんなことからアメリカ人のトニーと交際することになったさおり。漢字に一目ぼれして日本にやって来たトニーは、数か国語を操る根っからの語学オタク。そんなトニーとの生活は、思わぬ出来事の連続で……。[上映時間:100分] GWに夫婦で一緒に観に行ってきました。...
【映画】ダーリンは外国人…面白く無かった (ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画)
色々考えた挙句、困って“…面白く無かった”とダイレクトなサブタイトルにしちゃったピロEKです 昨日2011年10月10日(月曜日・体育の日)は前の記事での予告通り、部屋の掃除をしました。私の部屋は寝室とオタクアイテム保管(の一部)を兼ねており、オタアイテムを避...