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借りぐらしのアリエッティ

2010年07月17日 | か行 日本映画
お話は各所で語られるだろうし、とっても多くの人が見られるだろうから、割愛。純粋な感想を。

キャラの描き方はとっても丁寧。頼りがいのある優しいけど重々しいお父さん、心配性でちょっとおっちょこちょい、ちいとばかり頼りなげなお母さん、そしてこれから世界を見ようとする娘、アリエッティ。見ただけですぐにわかるのは、これまでのジブリの蓄積も大きいと思うのだが、それがもうブランドになっているのだから、使うべきですわ。

難を言うなら、なんでいつも俳優を声に使うのか。ここなんすよ、あたしの不満は。お母さんより、まず大竹しのぶの顔が浮かんでしまう・・・。うーん、ここは違う、と思いました。

神木君や、未来ちゃんはそれほど個性もなく、それこそ病弱が似合いすぎる神木君は、はまってましたが、まず希林さんや俳優さんの顔が先に思い浮かんじゃうのは、なしかなあ、、と。

描き方はとっても丁寧。小人たちがお借りしている母屋(?)に行って、角砂糖一個、ティッシュ一枚いただく経過に、納得がいきます。こういうのは半端に描いちゃダメ。仕事振りの丁寧さがよかった。

はらはらドキドキの展開があったり、スリルに満ちているのも、小人の世界なのかも。自分たちの世界をちょっと違う面から見れる!という醍醐味を味わえます。

小さい頃、むさぼるように読んだ「だれも知らない小さな国」を思い出しました。人間の少年とコロボックルの友情のお話。これがいいんだ!ほんとに優しい気持ちになれる。。。本棚に全シリーズそろってます。読み返したくなりました。

◎◎◎○●

「借りぐらしのアリエッティ」

監督 米林宏昌
声の出演 志田未来 神木隆之介 大竹しのぶ 竹下景子 三浦友和 樹木希林
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14 コメント

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こんばんは~ (KLY)
2010-07-17 21:09:09
そうですか声はだめでしたか。
役柄として合っていたので、私も大竹さんをモロニ思い浮かべましたけど、どの道母親役なんでむしろそれでいいと思いました。大竹さんがアリエッティだったら嫌だけど。(笑)
小人の視点ってホント好きです。なるほどあれをこんな風に使ってるんだねぇとか思ったりして。
アリエッティたちが懸命に生きる様子をみて少年が生きる力をもらうという簡単なお話でしたが、そんなシンプルで素朴な物語が大好きです。
だれも知らない小さな国 (ナドレック)
2010-07-18 20:51:09
『だれも知らない小さな国』、好きでしたねー。
原作に忠実にアニメ化して欲しいです。
>KLYさま (sakurai)
2010-07-20 13:14:53
未来ちゃんとか、神木君は、声からそれほどイメージがわかないし、ほんとに今回の声はぴったりマッチでしたが、おばさんたちはイメージ強すぎて・・。
キャラは、間違いなく似合ってましたがね。

小人の世界って、夢あるんですよね。
ガリバー旅行記とか、やけに好きでした。
人間世界の一番薄いハンカチでさえ、キャンパス地みたいになる・・・なんていう細かい描写にわくわく。
それに通じるものがありました。
>ナドレックさま (sakurai)
2010-07-20 14:35:59
本当に好きでした。
小学校のとき、なんども図書館に借りにいって、名前を連ねました。
どうしても本が欲しいんだけど、単行本は子供には高くて買えないので、どうぞ文庫本を出してください!って講談社に手紙を書いたこともありました。
あぁぁ、なんかリアルに思い出してきた。
あの絵がいいんですよね。コロボックルのぷにょらっとした感じがよーく出てた。
あのイメージで作ってもらったら、感涙です。
マジ泣きました (mariyon)
2010-07-21 18:38:28
いや、ジブリに泣かされるなんて、思っても見なかったですよーー。
2人の恋心(とよべないか)の、なんて切なかったことか。午前中の子供だらけの劇場で1人で見てたもんで、ラスト泣けてきて、ちょっと恥ずかしかったです。
ほんと、いいお話になっていました。
ジブリの(と言うか宮崎監督の)描く母親像はいつも毒があるけど、今回はすんなりとはいってきました。
>mariyonさま (sakurai)
2010-07-22 20:51:27
おぉぉぉ!泣かれましたか!!
あの二人は、やはり恋なんでしょうかね。
大きい小さいあって、最初から実るはずのない恋は、なんか身分違いの恋・・・みたいな感じがしますね。やっぱイギリスもんだなあ。
今回の母は、やけに頼りなげでしたね。
そのへんもイギリスっぽいかなあ。
脚本~ (cyaz)
2010-07-22 21:34:30
sakuraiさん、こんにちは^^
TB&コメントありがとうございましたm(__)m

確かに存在感のある俳優を声優に使うことで、余計なものが見えて来てしまう(笑)
樹木希林さんあたりはそのものでしたね(笑)

あそこまで俳優のカラーが乗っかると、さすがに引いてしまいます
丁寧な作り込みより、しっかりと起承転結に注力してほしかった
そんな感じの無難な映画に仕上がっていたような。
監督の力量がなかったことを考えると、
同時に宮崎さんの脚本が薄かったのかも
こんにちは♪ (SOAR)
2010-07-25 10:03:58
ジブリの俳優起用はやはりピクサー等の海外アニメを意識しているのでしょうね。
今回はまずまずと思いましたが、やはりゲストとして脇役に一人二人充てる程度にとどめ、メインキャストは本職の声優さんたちでお願いしたいですよね。
「トトロ」は大好きな作品ですが、あの方はサイアクだもんなあ。
>cyazさま (sakurai)
2010-07-28 09:10:54
いろんな思惑があっての採用なんでしょうが、どうもあたしはその辺が合点がいきません。
俳優のキャラを前提に、あの絵の人たちがどういう人間なのかをおんぶさせてるような気がして。

でも、絵の作り方は、丁寧さが戻ってよかったです。
「ゲド・」といい、「ポニョ」といい、ジブリの一番の見どころである、絵の丁寧さに不満を感じてましたので。

これからは後継者の問題になりそうですが、まあがんばってください!というしかないですね。
>SOARさま (sakurai)
2010-07-28 09:56:25
海外戦略ですか!
トロロのあの人はいただけませんでしたね。
ポニョのあの人は、もっと最悪でしたが。
声優さんたちをもっと尊重して、ぜひ声優さんでやっていただきたい。
そうなればあたしの評価も変わるんですが、あたしの評価なんか、どうでもいいか・・。
こんにちは (はらやん)
2010-07-29 06:23:21
sakuraiさん、こんにちは!

僕も丁寧な作りに感心しました。
「ゲド戦記」はある種の説教臭さを感じて拒否反応を起こしてしまいましたが、本作は淡々な感じはあれど丁寧なので、素直に観ることができました。
思想がないわけじゃないですが、スッと入ってくるという感じです。
米林監督には今後も期待したいです。
>はらやんさま (sakurai)
2010-07-29 09:48:56
ゲドは、原作に一家言あるせいで、とてつもない酷評をしました。
あの本の精神をさっぱり理解できてない。
あんな映画を世に出したことに、製作者としての良心を疑いましたもん。
今回のは、いろんな意味で、分相応のような気がします。物語の規模も、中身も。
って、偉そうにいってるあたしですわ。
こんばんは (バラサ☆バラサ)
2010-08-03 03:25:22
ジブリは、信念があるのか何なのか、糸井重里の昔から(?)、声優を使わないですね。

その糸井といい、「ぽにょ」の一茂とか、素人みたいなのも好きなようです。あれ一茂は、役者?

役者たちも、夏木マリ、倍賞千恵子、竹下景子しか、認められません。
>バラサ☆バラサさま (sakurai)
2010-08-03 13:17:11
あすこまでのこだわりって、何なんでしょうね。
ナウシカのころは、普通に声優だったと思うんですが。
糸井さんの素人っぽさが、なんか気に入ったんでしょうか・・・・。謎です。
あたしは夏木マリさん以外、認めないです。心せま!

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