久しぶりの試写会当選で、とっても嬉しかったのでした。夜に出歩けるようになったのですよ!!受験生からの解放!!!です。
ということで、苦手なキリギリス男の奮闘ぶりを鑑賞。きらりと光る藤原竜っちゃんがさすがの存在感なのですが、何とわたくし目一押しは、永山君っす。瑛太の弟・・と言われながらも、立ち位置は全く違うし、演じる役も違う。不思議キャラの兄ちゃんと違って、いまいちインパクトが薄い普通の役柄が多いのですが、今回の刑事はなかなかよかった!!
さて、物語は幼い少女を無残にもてあそんで殺して捨てた・・というとんでもない容疑者の清丸国秀という男、、、、こいつを殺してくれたら、10億円あげます!!!という広告が出た。ありえない広告に、ありえない話だが、犠牲となった少女は、政財界で超顔の利く蜷川という御大だった。こんな厄介な奴を敵に回した清丸は、隠れ場所も無くなり、福岡県県警に自首した。
もう安心(?)と思いきや、10億円という額は、半端ない魅力がある。自分がとっ捕まったとしても、手に入るのは間違いない。今や、警察官も医者も機動隊員もすべてが清丸を狙う人たちに見えてくる。何も信用できない。
起訴のために、清丸を時間内に東京まで連れてこなければならないが、今や日本国中が清丸の首を狙っている。警察のメンツにかけて、清丸を生かして連れてくる。そうでなければ法治国家とは言えない。このクズを護衛して、守るために5人の精鋭が選ばれた。腕利きのSPと警視庁の面々、そして福岡県警の警察官。
誰も信じられない。彼を守っている自分たちの中にも清丸を狙っているのがいるかもしれない。いばらの中を突き進んでいく彼ら。果たして清丸を生かして東京に連れてくることができるのか?この中に裏切り者はいるのか?一体何が正義なのか????
というようなお話ですが、三池監督にしちゃ・・・と言ったら失礼だが、なかなか細部まで作りこんでて、齟齬があんまりないのがよかった。話は強引だけど、徐々に話を詰めていくもんで、じわじわと追い詰められていく感じがなかなかにスリリング。キリギリス男のSP銘苅の背負っている悲しみが効いてるし、いつもは苦手な大沢たかおの葛藤がとっても良かった。苦手をちょっとだけ払しょく。
飛行機で行けなくなって、いろんな方法で清丸を運ぶ、ある意味ロードムービー的なもんでもある。次々と試練は訪れるし、どこから誰が攻めてくるのかもわからない。こいつが実は??みたいに思いながら見るのもよし。
絶対にこんな男許せない!と思いながらも、日本ってこういうことしてるよなあ~と思ったり。お金の使いどころがねえ。税金の使いどころ。じゃあ、どっかの国みたく、容疑者のところにガンガン攻めていって、打ち殺すのがいいのか?っていうと、・・・・・難しいとこです。
と、いろんなことを考えながら、自分はどうすんだろな~みたいに見るもよし。三池監督、結構やるじゃん!と思った次第。2時間強、さっぱり気を抜かずに見れるなかなかのエンタメ作品でした。
◎◎◎◎
「藁の楯 わらのたて」
監督 三池崇史
出演 大沢たかお 松嶋菜々子 岸谷五朗 伊武雅刀 永山絢斗
ということで、苦手なキリギリス男の奮闘ぶりを鑑賞。きらりと光る藤原竜っちゃんがさすがの存在感なのですが、何とわたくし目一押しは、永山君っす。瑛太の弟・・と言われながらも、立ち位置は全く違うし、演じる役も違う。不思議キャラの兄ちゃんと違って、いまいちインパクトが薄い普通の役柄が多いのですが、今回の刑事はなかなかよかった!!
さて、物語は幼い少女を無残にもてあそんで殺して捨てた・・というとんでもない容疑者の清丸国秀という男、、、、こいつを殺してくれたら、10億円あげます!!!という広告が出た。ありえない広告に、ありえない話だが、犠牲となった少女は、政財界で超顔の利く蜷川という御大だった。こんな厄介な奴を敵に回した清丸は、隠れ場所も無くなり、福岡県県警に自首した。
もう安心(?)と思いきや、10億円という額は、半端ない魅力がある。自分がとっ捕まったとしても、手に入るのは間違いない。今や、警察官も医者も機動隊員もすべてが清丸を狙う人たちに見えてくる。何も信用できない。
起訴のために、清丸を時間内に東京まで連れてこなければならないが、今や日本国中が清丸の首を狙っている。警察のメンツにかけて、清丸を生かして連れてくる。そうでなければ法治国家とは言えない。このクズを護衛して、守るために5人の精鋭が選ばれた。腕利きのSPと警視庁の面々、そして福岡県警の警察官。
誰も信じられない。彼を守っている自分たちの中にも清丸を狙っているのがいるかもしれない。いばらの中を突き進んでいく彼ら。果たして清丸を生かして東京に連れてくることができるのか?この中に裏切り者はいるのか?一体何が正義なのか????
というようなお話ですが、三池監督にしちゃ・・・と言ったら失礼だが、なかなか細部まで作りこんでて、齟齬があんまりないのがよかった。話は強引だけど、徐々に話を詰めていくもんで、じわじわと追い詰められていく感じがなかなかにスリリング。キリギリス男のSP銘苅の背負っている悲しみが効いてるし、いつもは苦手な大沢たかおの葛藤がとっても良かった。苦手をちょっとだけ払しょく。
飛行機で行けなくなって、いろんな方法で清丸を運ぶ、ある意味ロードムービー的なもんでもある。次々と試練は訪れるし、どこから誰が攻めてくるのかもわからない。こいつが実は??みたいに思いながら見るのもよし。
絶対にこんな男許せない!と思いながらも、日本ってこういうことしてるよなあ~と思ったり。お金の使いどころがねえ。税金の使いどころ。じゃあ、どっかの国みたく、容疑者のところにガンガン攻めていって、打ち殺すのがいいのか?っていうと、・・・・・難しいとこです。
と、いろんなことを考えながら、自分はどうすんだろな~みたいに見るもよし。三池監督、結構やるじゃん!と思った次第。2時間強、さっぱり気を抜かずに見れるなかなかのエンタメ作品でした。
◎◎◎◎
「藁の楯 わらのたて」
監督 三池崇史
出演 大沢たかお 松嶋菜々子 岸谷五朗 伊武雅刀 永山絢斗
特に、キャスティング、音楽の使い方、ラストシーンなど、
やんちゃな中にも一本変わらないモノがあって、
やっぱり好き~。
2度ほどジ~~ンとしました
スケールのでっかいのも作れば、しようもないのも作れるのが、監督の愛すべきとこですよね。
音楽もよかったし、私は今回は永山君かな♡
私もダレ場を感じず2時間どっぷりと展開に引き込まれました~。
藤原のタッチャンはそれなりに似合ってたんでは!と感じました。