「えぇぇぇ!『猿の惑星』が作られる??おまけにフランコ君が出る??うーん、猿の役??」とそんときは素直に思ったのだが、どうやら予告が流れてきて、そうではないらしいことが判明。ちょっと残念ながらホッとしたのだが、あのティム・バートンのお猿さんがトラウマになってて、いぶかしんでいたのも事実。
でも、やけに評判がいいんで、期待度高めに鑑賞。懸念していたフランコ君の役は、製薬会社に勤めている有能な科学者。アルツハイマーの薬を開発していたが、その実験代としているのはチンパンジー。そこで出来上がった画期的な薬。しかし、投薬された猿が暴れてしまい、開発はおじゃんになる。でもその猿は身ごもっており、産まれた赤ん坊猿が、歴史を変える猿になると!なるほどこう来たか。。。なかなかうまい展開だ。
シーザーと名付けた猿はフランコ君のうちで育てられる。フランコ君は内緒でアルツハイマーの父親にも投薬し、飛躍的に改善する。しかし、仲の悪い隣家とのいさかいから父親を守ろうとシーザーが暴れてしまう。ここでシーザーは檻に入れられてしまう。
一旦はよくなった父親だが、薬が効かなくなり、新薬を開発して、別の猿に投薬するのだが、この辺で大いなる矛盾が。フランコ博士、自分から実験をして投薬したくせに、他にも実験しようとするといきなりそれは危ない!と言い出す始末。勝手だなあ。その勝手な振る舞いがいずれ人間を滅ぼす。。。と言うことになることに?
流れと展開はなかなかの逸品。やはり名作中の名作、「猿の惑星」のインパクトには遠く及ばないが、オリジナルの呪縛からすっかり脱却していて、まるで別物として見れた。でも何だろうなああ??なんかぐぐっと入れなかった。始めっからシーザーが猿に見えなかった。そここそがポイントで、ただの猿じゃないことが大事なんだろうが、シーザーにシンパシーを感じれなかった。フランコ君には始終にまにましてましたが、はい!
何と言っても白眉はドラコ@トム・フェルトン!!こいつ只もんじゃないと、ハリー映画のもう一つの私の楽しみ(レイフ様!!)だったのだが、凄い!!若手でこんだけ悪役を憎々しげに演じられるのはそうはいないのでは。
久々のジョン・リスゴーさん!やけに年取ったのねえと感じてしまった。
◎◎◎○
「猿の惑星 創世記」
監督 ルパート・ワイアット
出演 ジェームズ・フランコ フリーダ・ピント ジョン・リスゴー ブライアン・コックス トム・フェルトン アンディ・サーキス
でも、やけに評判がいいんで、期待度高めに鑑賞。懸念していたフランコ君の役は、製薬会社に勤めている有能な科学者。アルツハイマーの薬を開発していたが、その実験代としているのはチンパンジー。そこで出来上がった画期的な薬。しかし、投薬された猿が暴れてしまい、開発はおじゃんになる。でもその猿は身ごもっており、産まれた赤ん坊猿が、歴史を変える猿になると!なるほどこう来たか。。。なかなかうまい展開だ。
シーザーと名付けた猿はフランコ君のうちで育てられる。フランコ君は内緒でアルツハイマーの父親にも投薬し、飛躍的に改善する。しかし、仲の悪い隣家とのいさかいから父親を守ろうとシーザーが暴れてしまう。ここでシーザーは檻に入れられてしまう。
一旦はよくなった父親だが、薬が効かなくなり、新薬を開発して、別の猿に投薬するのだが、この辺で大いなる矛盾が。フランコ博士、自分から実験をして投薬したくせに、他にも実験しようとするといきなりそれは危ない!と言い出す始末。勝手だなあ。その勝手な振る舞いがいずれ人間を滅ぼす。。。と言うことになることに?
流れと展開はなかなかの逸品。やはり名作中の名作、「猿の惑星」のインパクトには遠く及ばないが、オリジナルの呪縛からすっかり脱却していて、まるで別物として見れた。でも何だろうなああ??なんかぐぐっと入れなかった。始めっからシーザーが猿に見えなかった。そここそがポイントで、ただの猿じゃないことが大事なんだろうが、シーザーにシンパシーを感じれなかった。フランコ君には始終にまにましてましたが、はい!
何と言っても白眉はドラコ@トム・フェルトン!!こいつ只もんじゃないと、ハリー映画のもう一つの私の楽しみ(レイフ様!!)だったのだが、凄い!!若手でこんだけ悪役を憎々しげに演じられるのはそうはいないのでは。
久々のジョン・リスゴーさん!やけに年取ったのねえと感じてしまった。
◎◎◎○
「猿の惑星 創世記」
監督 ルパート・ワイアット
出演 ジェームズ・フランコ フリーダ・ピント ジョン・リスゴー ブライアン・コックス トム・フェルトン アンディ・サーキス
>その勝手な振る舞いがいずれ人間を滅ぼす。。。
そうそう。私は面白かったなぁと大満足で帰りの電車にのっていたんですが、ふと思い返して、「ウィルって何か凄いイイヤツっぽく描かれてるけど、やつのせいで人類滅亡したんじゃね?」と(笑)俗に言うA級戦犯ってやつですよね。
そう、前回のがまさにそれでしたよね。
こちらは、前作はすでに神話!と監督が言うように、違う次元で作られていて面白かったです。
ただ、その分、人間として猿を応援する気にならなかったほど、切羽詰まったものを感じました。
昔の日本人のイメージだった原作は現代は何を表すんでしょうか?
「進化は彼らを選んだ」っていうキャッチコピーと本作がまったく結びつかず。
そこまでのことになるのかなあ。
ただ猿が外で暴れただけの話に見えました。
やはり続編でその辺は説得力を持たせるのかなあ・・・。
「いやーー、悪気がなかった!!」って言うのが一番罪が重いような・・。
いや、そこはフランコ君なんで、点数がすっかり甘くなりますが、いろいろ「そっかあ??」って感じたのも事実です。
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
なかなか面白い作品になっていましたね
2番3番煎じだったらコケるかと思いましたが
その轍は踏まずに切り口を変えていたのには感心
技術の進歩は本当に目を見張りますよね~
『アバター』が古く感じたりして
おそらく興収にもよりますが、
続編はアリでしょうね(笑)
シーザーの狂気とシンクロするんだと
ハラハラ(笑)
スラムドッグ$ミリオネアのお姉さんが
せっかく出ているのだから、彼女と
猿のきわどい関係を描いてくれれば
もっとよかったけどなあ……あ、
それだと違う映画になっちゃうか。
少なくとも猿を“神”にすることで
お茶を濁したティム・バートン版より、
ずっと面白かったです。
でもね、あのアナログさが良かったなあって。
人間性をより表そうとして、リアル過ぎる表現は、逆に非人間性を感じて、入り込めませんでした。
映画の進化は否応なしに進んでますね。
アタシ的には、アナログの猿も捨てがたいです。