道楽おじさんの悠遊歳時記 (還暦まであと一年・・・ いつまでも少年のような心で遊びたいものです)

パラグライダー・スノーボード・登山やキャンプなどのアウトドア、音楽お酒など趣味を通して日々感じた事を気ままに書いてみます

不発

2010年09月13日 | Weblog
 あきらめが悪い男だな~と思いつつ、土曜日の予報を見て再び十勝太。
着いてみると晴れの予報は曇り、風は弱いフォロー (;_;) 

 こんなコンディションでもモーターパラグライダーは関係なくテイクオフしていく。

      

 期待してお杉山にも行ってみたけど、弱いサイドフォローでグライダーを広げる気も起きない。
再度十勝太に戻って動力飛行を見ていると、やはりモーターにもチャレンジするべきか、、、の誘惑に駆られてしまう。
 でも、この年で30キロ近いエンジンを担いで走る体力があるのか自信はないし (^-^;

 
 そして天気が良くなった日曜日は太陽神社祭。
 毎年神事のあと、30戸足らずの自治会の主催で開拓で苦労した「明治青年会」の為の敬老会が行われる。
 この日も婦人部や青年部の余興もあって、和やかな気持ちにさせてもらった。

  余談だけど神社の鳥居は、太陽に移住した翌年(11年前)に当時の自治会長に頼まれて作った物。加工してから減圧防腐処理をしてあるので、色は悪いけどまだ20年30年は悠にもつと思う。
 自分がいなくなった後もこんな公共物が残るってなんかすごくね(笑)


      



 
 週末からの連休は十勝太でのF本さん情報で、旭川カムイでのパラグライダー大会に見物を兼ねて行ってみようと思う。今さら参加するつもりはないが、上手くいってダミーフライトでもやらしてもらえば(^^♪

 こんな情報が得られただけでも十勝太は無駄足ではなかった、て事にしよう。

初フライト

2010年08月30日 | Weblog
 土曜日。59回目の誕生日

 釧路地方の風向きがよさそうなので思い切って浦幌の十勝太に出かけてみた。
着いたら海岸沿いにガスがかかり、少しサイドフォローの風も入っている。
 状況は変わりそうにないのでTNCパラグライディングクラブが講習に使っている通称「お杉山」に初めて行ってみた。
 tamaさんの指導のもと、数人が練習中。

      

 昼食後、ライズアップ練習とぶっ飛びだったけど講習場の最上部から今季初のフライト。
週末の天気や条件が悪いのと、日高国際スキー場のエリア使用許可が下りずなかなか飛べていなかったので、少し溜飲を下げた感じ。
 ぶっ飛びでカメラを出す余裕もなく、空からの写真はなし。

 帰りは道東道占冠経由で日高国際スキー場を見てきたけど、先日の集中豪雨でゲレンデに穴が開き林道もえぐられている箇所があり、テイクオフまで上がるのが無理みたい。
何とか草刈りに行きたいのだけど、、、


 かみさんのプレゼントは若松酒造の「我伝直伝」というまろやかで美味しい芋焼酎 (^^♪

      

 お盆を過ぎても暑い日が続いているので燻製を作る意欲も湧かないけど、あと2ヶ月もしたらボードの準備でそわそわしているんだろうな (^_^)v      

美術館

2010年08月23日 | Weblog
 オークションにかけられて話題になった旧太陽小学校が、この夏から「太陽の森 ディマシオ幻想美術館」としてオープンした。

 フランスの画家「ジェラール・ディマシオ」の代表作約六十数点が展示されていて、圧巻は体育館に展示されている高さ9メートル横幅27メートルにおよぶ世界最大の油彩画。
 大きすぎてなかなか常設で展示する場所がないというので、大阪在住の館長がこの体育館に目をつけたらしい。

      

 あまりに近いといつでも行けると思ってなかなかチャンスが掴めないものだけど、日曜日に天気もあまりよくないので見学してきた。
 絵画のことは良くわからないけど、体育館のステージも撤去して一番高いところまで目いっぱい使った絵は迫力があるし、こんな山の中にある美術館なのに来館者も結構いるらしい。

 入館料は小中高生100円、大人300円なので興味のある方は是非!!
と言ってもちと遠いか・・・(^^ゞ



 夜は新冠レ・コード館のホールでボストン在住のジャズピアニストMIHOKOのコンサート。

      MIHOKO ボストントリオ

      

 室蘭出身のMIHOKOはバークリー音楽大学でジャズを学び、卒業後ボストンのジャズクラブなどで活動を続けているとのこと。

 少し物足りなく感じた部分もあったけど、やはりライブはいい(^^♪

 絵画に音楽とカルチャーした日曜日であった。

キャンプ、大雨、歴史の旅(後編)

2010年08月19日 | Weblog
 台風4号から伸びた前線が北海道にかかり明らかに荒れ模様の予報の中、駒ヶ岳近くの「流山温泉キャンプ場」にテント代わりのタープを張り、ゆったりと温泉に入って帰った頃には濃いガスがかかって来た。

 翌朝、雨の音で目が覚め、ラジオの予報を聞くと渡島、檜山地方に大雨洪水警報!!!
想定内で天気が悪かったら函館観光と決めていたので、タープとキャンプ道具をそのまま残して約30年ぶりの函館へ。

 地図で見ると噴火湾沿いの大船に国指定の史跡があるというので、見に行く。
 国道278号線に見落としそうな標示があり、狭い急坂を登ったところに開けた遺跡と展示館がある。
 前日まで江戸時代から明治維新の時代にいたのに、いきなり4500年前の縄文時代中期に来てしまった(^-^; 
 この一帯だけで92軒の竪穴式住居が発掘されている。

 再現した骨組み(上の写真)と家屋
 
      

 道具が進化しただけで家具や電気製品もないので、今やっているキャンプ生活と変わらなかったりして (^^ゞ

 竪穴式住居の発掘跡もいくつも見られる。

      
 
 展示館には国宝の「土偶」や縄文土器、石の矢じりや装飾品など数多く展示してあり、興味深い

      

 国道278号から道道83号通って函館に入る途中にトラピスチヌ修道院があるので観光(^^♪

      


 函館中心街で昼になったので朝市に行って当然のようにウニいくら丼を食す。
寿司の時以外は炭水化物を控えているんだけど、これはたまらん(^_^)v
 少しピンぼけなのも、ご愛嬌ってことで、、、 

      

 天気が良くないので函館山はあきらめ、タワーに昇って上から五稜郭を見る。こんなに身近な上空から見ると五稜郭の様子が良くわかる。タワーは市のほぼ中心部にあるので街並みも良く見えるし、夜景も函館山とは違った美しさがあるかも。。。

 真ん中に最近復元された函館奉行所が見える。

      

 展望所には五稜郭誕生の歴史や函館戦争の資料が多く展示されていて、再び明治維新の時代の歴史にたっぷり浸かってきた。展示してある絵の中に西郷吉之助(隆盛)の像があって、西郷どんが函館を訪れた事実にちょっと感激。

 鹿児島の実家からそう遠くない所に島津斉彬の別邸や、西郷隆盛が自決した城山など遺跡がたくさんある。
 中学の時、歴史を身近に感じたのか急に社会の成績が良くなり、先生にみんなの前で「やればできるじゃないか」(笑)と誉められた記憶がよみがえった。(^^♪


      函館奉行所

      

 
 2日間、雨にやられたけど意を決して撤収を始めたら雨は止んできて、流山温泉を離れ再び噴火湾に出ると台風一過、青空も見えてきた。

 長万部公園キャンプ場で濡れたタープや服を乾かし1泊。

 翌日は日本海側に戻り蘭越で「貝の館」を見学したりして北上し、暑くなりそうなので岩内からニセコ連峰に入り、標高の高いニセコ五色温泉のキャンプ場で6泊目。


 大雨に降られたりして登山も出来なかったけど、移動距離をできるだけ短くして温泉三昧、のんびりといい旅ができた。
 北海道といえば広大な景色を想像される人も多いと思うけど、道南はわりと密度が濃くて古い街並もあるし懐かしさを感じることも多かった。特に江差の歴史と文化にはちょっと感動したので是非もう一度訪れてみたい。
 あまりに観光地化された函館より好きかも。かもめ島の海水浴場ではナマ水着も見れたし (^^ゞ


 14日に苫小牧で墓参りをして、6泊7日のキャンプ旅行を締めくくった。 

キャンプ、大雨、歴史の旅(前編)

2010年08月17日 | Weblog
 なんだか落語の三題話のようなタイトルになってしまったけど、8月8日から1週間、道南方面へキャンプに出かけた。

 初日は苫小牧でお墓の掃除や義父のお見舞い、ボード仲間の彫刻作品展などを見てから食料を買出し、近場の支笏湖オコタン野営場でキャンプ。あまり家族連れで来るようなキャンプ場ではないので静かな初夜(笑)となった。

 今回の目的の一つに駒ヶ岳登山を予定していたので2日目は噴火湾沿いを南下していったのだけど、長万部で「カニめし」の昼食を取った頃から雲行きが怪しくなってきたので予定を変更、八雲から日本海側に向かった。これが正解で、雲石峠は雨だったけど熊石町についたら青空も広がっている。

      日本海側にはこんな岩が、、、

      

 キャンプ場ガイドによると江差の鴎(かもめ)島がよさそうなのでここに決めた。
このことが思わぬ歴史の勉強への旅になる。


      かもめ島から見る瓶子岩と開陽丸

      

 開陽丸はオランダで建造された日本で初めての幕府軍艦で、明治元年江差沖で暴風の為、就航後わずか1年で沈没した。
 現在の船はオランダに残っていた設計図を元に復元されたもので、内部には海底に沈んでいた開陽丸から引き揚げられた3000点もの遺物が展示されている。

 江差といえば追分くらいしか浮かばなかったのだけど、江戸時代からの歴史がある港町で、北海道文化財に指定されている横山家や中村家、旧関川家など古い建造物が多く残っている。
江差についてほとんど無知だった自分が恥ずかしい(^-^;

      横山家の隣りでは名物「ニシンそば」が食べれる。

      

 まったくの偶然で、着いた9日が北海道遺産になっている姥神大神宮渡御祭の宵宮で、10日から本祭り。北海道指定文化財の松寶丸(まつほうまる)をはじめ、それぞれの町で守っている360年以上の伝統をもつ13台の山車(やま)が姥神大神宮に集まり、その後町を練り歩く。


       今年のさきがけで入ってきた正宗山

       

 太鼓は小中学生と決まってるらしく、すべての山車がそろったら宮司や氏子代表、世話人によりお囃子の審査が行われる。

      

 この日は下町巡業になっていて姥神大神宮から北寄り、11日は上町巡業で南よりを廻る。

      

 1台の山車を50人以上の若者や子供が曳いているので、こんな小さな町の何処にこれほどの人がいるのだろうと思っていたら、やはり子供の頃からお祭りに参加している人は祭りに合わせて帰ってくるらしい。

 急ぐ旅ではないけれど、1台目が出発したのが1時ごろ。山車は全部見たし天気にも不安があったので次のキャンプ地へ。。。

                            つづく・・・

 

古代ローマ展

2010年07月30日 | Weblog
 相変わらず天気が悪い日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか (^^ゞ

 7月に入って、からりと晴れた日が少なく週末にはほとんど雨が降るという天気なので、アウトドア派の人間にとっては、どうにも動きがとれない日々。。。ラフティングやカヌーなど濡れてもいいスポーツには縁がないし、、(^_-)

 出張で札幌に行ったついでに、道立近代美術館の「古代ローマ帝国の遺産」展を見に行ってきた。

      

 平日の午前中にもかかわらず結構な賑わいで、大理石やブロンズ、フレスコという技法の絵画や壁画など、展示品も多く興味深く観させてもらった。
 写真撮影はもちろん禁止なので、入り口から見える一番大きい皇帝座像(アウグストゥス)の彫刻だけ写してきた。


      

 警備員に睨まれながら、写真の焦点をどこに置くか決まらないままに、中途半端な写真になってしまった(^-^;


 8月22日まで展示しているので興味のある方は是非!


冬支度?

2010年07月09日 | Weblog
 ギリヤークさんを旭川に送り届けた翌日、土、日曜日の予報は雨。
飛びにも行けず、現在申請中のフライトエリアの草刈りに行く訳にもいかないので、家の周りの草刈りと、2年位前に玉切りしておいた丸太の薪割り。 

      

 割って割って割って割って♪ 積んで積んで積んで貯める~♪

 昼頃ゲリラ豪雨というかものすごい雷と、文字通りバケツをひっくり返したような雨で中断したけど、ひと冬は持つだけの燃料をほぼ2日で確保、あと悠に2~3年は暖房用の灯油を焚かずに済む。

      

 冬支度にはまだ早いかもしれないけど、薪があると安心なんだな~。

 
 雨上がりの目に染みるような緑は癒されるんだけど、ひと雨ごとにものすごい勢いで雑草も伸びるので草刈りも忙しい。今年は特に伸びが早いように感じる、、、のは気のせい?

 畑もすっかり畑らしくなって(変な表現かな)イモの花は咲いたし、食卓に新鮮な野菜が上るようになった。

      



 気が早いと言うか6月下旬にはレースイリゾートから、今シーズンのK-ウィンターパスの早割り案内が届いた。
昨年よりクーポンなどの特典は増えたようだが、価格は昨シーズンと同じになっている。

      

 早ければあと4ヶ月と少しでシーズンに入るんだもんな~~~(^^♪
短い夏を思い切り遊ばなきゃ。

 

ギリヤーク尼ヶ崎 

2010年07月05日 | Weblog
ギリヤーク尼ヶ崎 毎年、曜日に関係なく7月1日は苫小牧を北海道の初日と決めて「大道芸人・ギリヤーク尼ヶ崎」の公演が行われる。
 23年にわたって、苫小牧以外の公演も含めると30回以上は見て来たことになる。

      

 激しい踊りで膝の半月板はないし、昨年から心臓にはペースメーカーも入っている。
 演目を減らし、動きにも往年のダイナミックさは無くなってきているけど、踊りに対する執念というか気迫はまだ衰えていない。
 苫小牧公演のときは得意の念仏じょんがらで、必ず後ろの噴水に入ってしまう。
苫小牧は7月初旬でも比較的肌寒い日が多く、水温も低いので毎年やめるように言うのだけど、、、踊りが始まると、もうだめ (^^ゞ
  
 ふつう2~3枚は連写で撮るのだろうけど、赤い照明の場所にいるのは一瞬なので慌てて近寄って撮ったら、ピンぼけになってしまった(^-^; 
 本人はこの噴水と水中の照明がえらく気に入ってるみたい。

      


 荷物が多いし乗り換えも大変だろうと思い、できるだけ次の公演先まで送ってあげるようにしているのだけど 何年か前に釧路まで送って行った時は、慣れない長時間のドライブでかえって疲れさせたかも知れない。
 今年は苫小牧の次が旭川で、公演の翌日に休みをとってあったので送って行くことに。

 高速無料化になったばかりの道央道を、岩見沢から旭川鷹栖まで早速利用させてもらう。当たり前だけど早い(^^♪
砂川のサービスエリアで軽い食事をとった時の素顔のギリさん。

      

 来月で80歳。現在自伝も執筆中。
大道芸暦が今年で42年なので、88歳50周年までは踊り続けたいと言う。

今後の北海道公演のスケジュールを書いておきますので近くの方は是非御覧になって、カンパ、投げ銭をよろしくお願いします。

7/5 (月)旭川:三番館前広場   5:00pm
7/8 (木)千歳:幸町お祭り広場  5:30pm
7/11(日)札幌:丸井今井一条館前 1:00pm
7/14(水)江別:駅前公園     6:00pm
7/17(土)小樽:運河プラザ    1:00pm
7/18(日)函館:グリーンプラザ  1:00pm
7/24(土)小樽:都通り      2:00pm
7/25(日)帯広:グリーンパーク  2:00pm
7/31(土)釧路:MOO      2:00pm



      

 帰りは旭川から、美瑛→富良野→占冠→日高とほとんど南に向かってまっすぐに下るようなルートになる。
途中、美瑛の丘のラベンダーは終わっていたけど、天気が良かったので花畑を1枚(^_^)v



帰郷

2010年06月28日 | Weblog
 かぞえで94歳になる母の訃報が届き、22日から鹿児島に帰ってきました。
中学の同窓会以来9年ぶり。

 以前は直行便があったのだけど乗り継ぎで4時間もかかり、朝一番の新千歳発の便で大雨警報の鹿児島空港に無事に到着したのは12時前、なんとか13時からの葬儀にも間に合うことができた。

      

 滞在中は青空をほとんど見ることもなく、桜島も雨ではっきり見えないし観光という気分にはなれない(^-^;

 1杯くらい鹿児島のラーメンを食べようと「仏跳麺(ぶっちょうめん)」というところに連れて行ってもらった。

      

      
 大重谷原水を毎日汲みに行ってスープを作るというのが売りらしく、厨房の見える所に大きなタンクが備えてある。

      

ねぎラーメンを頼んで写真をとったのだけど、あまり美味しそうに写っていないので、アップなし (^^ゞ





 帰りの乗り継ぎでも羽田上空で高度が下がるまで視界はなく、もうすぐ北海道という機内案内があって、ようやく太平洋にぽつぽつ浮かぶ船が見えてきた。
 苫小牧上空では苫東石油備蓄基地や厚真火力発電所もはきっきり見えて、帰ってきたことが実感できる。

      

 千歳は気温30度!梅雨の鹿児島より暑い、、、ま湿度がないぶんさわやかなんだけど(^_^)v
わずか5日ぶりなのに、この開放感、道の広さ、空の青さ、やっぱ北海道だベサ(^^♪      

すずらん群生公園

2010年06月08日 | Weblog
 日高山脈の麓、豊糠にはすずらんの群生公園がある。
山の自宅から林道を通って30分くらいで行けるので、すずらん狩りに行ってみたのだけど、、、
 口蹄疫の影響はこんな所まで及んでいて、立ち入り禁止で予定されていたすずらん祭りも中止に、、(;_;)


      

 柵の外からも見れないことはないし、すずらんのいい匂いがほんのり漂っている。
道路脇にもたくさん自生しているので何枚か写真を撮ってきた。

      

      



 晴天が続く中、日曜日は地域保育所の運動会。

      

 相変わらずこじんまりした運動会だけど、父兄や家族で参加する競技も増えてきた。
人さまのお子さん、でもめんこい  (^^♪

     



 畑も一段落してきたし、飛びに行きたいのは山々なれど風任せ、、、だもんなぁ~