蜜源の花

　今週の月曜日、国立新美術館からの帰りのことです。駅から自転車を走らせていて、民家の塀を乗り越えて咲く赤い花を見つけて急停車しました。居合わせたご主人に「写真を撮らせてください」と、お願い。ついでに「花の名前は…」と質問。しかし、「オレは知らないんだよ」。1センチ位の八重咲の赤い花は枝の上を這うように密集し、初夏の日を受けて輝いています。ともかく、何時ものように写真を何枚か撮って、家で検索しました。

　結果は、細く尖った小さな葉が御柳（ぎょりゅう）に、また花が梅に似ているから「ギョリュウバイ（御柳梅）」と。ニュージーランドとオーストラリア南東部原産。少し時期がずれていますが、早春に赤や白、ピンクの花が咲くそうです。移住者が葉をお茶にして飲んだとかで、英語名は「ニュージーランド・ティー・ツリー」。蜂蜜の蜜源の花だそうで、とった蜜は「マヌカハニー」と呼ぶようです。この蜜には殺菌力があり、エッセンシャルオイルや化粧石鹸にも使われるとありました。お聞きになったことが、ありますか？　園芸品種も多く、私が出会った深紅の八重咲は「レッド・ダマスク」のようです。

　木曜日、リバーの練習日ですが雨模様。コートはオムニだから、多少の雨でも大丈夫。明日は関東大会の前泊で茨城に出発するので、体慣らし程度でOK。コートへ行くかどうか、つまらないことで思案中…。

（64蛍）