川越リバーのブログ

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幼子のような花

2017年07月18日 17時50分49秒 | ソフトテニス

 地震、雷、火事、親父ー怖いものの順番です。午後2時前、その2番目の雷を遠くに聞きながらの総合練習でしたが、雨も降りだしたところで火曜日のリバーの練習は打ち切り。帰り道。畑の中の一歩道で見た南の空には、垂れこめた黒雲の中を時々稲妻が走っていました。

 昭和の代表的な俳人で日常を女性の目線で切り取った中村汀女の句に「遠雷や睡ればいまだいとけなく」というのがあります。「いとけなく」は、幼い、こどもっぽい。幼子を寝かしつけていると遠くで雷が鳴っている。それでもスヤスヤと眠るやんちゃ坊主のなんと可愛いことか。そんなところでしょうか。でも、昼寝をしているのは自分で、雷で目覚めたけれど体の芯はぼんやりとしているーなんて解釈も。もっと深い心情を読んだのかもしれませんが、分かりません。

 きょうの花は、幼子のような花、「ムラサキカタバミ(紫片喰)」です。1年ほど前にご紹介した黄色い花のカタバミの仲間。月曜日のリバーの練習を見学した後、散歩中にコート脇の草原で見つけました。花弁は5枚で、花径1センチ位。筒状の花の奥は緑がかっています。南アメリカ原産、江戸末期に観賞用として日本に持ち込まれたそうです。夜には花や葉を閉じ、朝になるとまた開花。でも、曇りや雨が降る時は閉じたままだとか。「キキョウカタバミ(桔梗片喰)」の別名も。繁殖力が強く、外来生物法で「要注意外来生物」に。明日は水曜会テニス、木曜はリバーの練習です。小さな花の逞しさを学ばなくては。

   (64蛍)