夕風桜香楼

旧『薩軍分営』。
イラスト創作記および雑記帳です。歴史ネタ中心。
不定期更新ですが、悪しからず。

君見ずや

2012年06月01日 23時49分59秒 | ギャラリー

 鋭意制作中の西南軍装ガイドブック収録用。またまた篠原国幹ですが、これが完全版!



「篠原氏ハ外套ヲ衣、其上ニ銀装太刀ヲ佩ヒ盛気衆ヲ指揮ス」 (『戦袍日記』)
「時に篠原、身に陰面緋色の外套を被り手に烏金装飾の大刀を提げ、始終戦線に挺立して自ら率先風励す」 (『薩南血涙史』) 

 なるべく史実に基づいて再現してみました。
 小説『田原坂』や『翔ぶが如く』では、篠原が金モールかがやく軍服(=正衣袴)を着ていた旨の描写がありますが、さすがに正服を着て戦っていたとは考えにくい……実際にはやはり略服を着ていたものと思われます。よってイラストでは、

 ・明治4年制式の陸軍少将制帽(太線1・細線2・頂上星章4)
 ・明治6年制式略衣(詰襟肋骨服。ただし後年のものにくらべ裾丈が短い。袖章として細線5)
 ・同略袴(正袴と同形状。側章金線入り)
 ・緋色の裏地のマント(おそらく私品。形状は鹿児島の某歴史資料館で図示されていたものに準拠)

 ……というふうにしてみました。
 これにくわえ、下襟代わりに白手ぬぐいを巻き、上腕に薩軍の合印である白布を結び、帯革と兵児帯をしめ、銀装刀を吊ります。
 また当時の古写真では、護身用の必需品として拳銃を携帯している者が将校兵卒問わず多く見受けられるので、今回はそちらも装備させてあります。
 雨の山岳地帯での軍装なので、足まわりは脚絆・足袋・草鞋です。



 原稿執筆……遅々として進みませんが、がんばりまする。

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