今回はETUが更に劣勢に追い込まれる回。これまでギリギリ大阪の攻撃を防いでいたETUですが、ここでピンチを迎えることになります。この結果を前にしてETUの選手達がどう切り替えるかが見ものです。今回はジーノのさり気ないカッコ良さが際立って見えました。
あとこの連休中にマンガノゲンバも見たのでその感想も。TVでジャイキリが見れて嬉しかったです。では今回も詳しく書いていこうと思います。
始めは大阪に攻められていくETUの様子が。前回清川を欺いた片山がゴールへ迫っていきます。これを黒田が止めようと意気込みますが、そこを達海に、
「釣られんな黒田(クロ)!
ハウアー見てろ!!」
と必死に注意を促します。ここは達海の必死な表情が嫌な予感を感じさせます・・・。
そしてその後片山はハウアーの方へボールを上げます。これに動揺する黒田。しかしハウアーは黒田を気にしないかのように、高く跳び、ボールをヘディングでゴールへ入れます!ここはハウアーの華麗なプレーに一瞬息が止まりました。2ページに渡ってじっくり描かれていたためか、鮮烈な印象が残りました。ここのハウアーはカッコ良かったです。
こうしてボールはゴールに決まり、これで大阪に先制点で1点入ります。これで0−1で大阪リードに。ETUのサポーターはこれに呆然、達海は「ちっ」と悔しさを見せます。これは痛い失点ですね・・・。
一方大阪はこの得点に沸き上がります!ハウアーの喜んでいる様子がちょっと微笑ましいものがありましたが、やはり敵チームに点数が入ったということで悔しさを感じます。何だか今まで一番悔しいかも。今までは割と「あれ〜入った?」と思う内に敵にゴールを決められていたことが多かったからかもしれません。
と、自分のゴールに対し喜ぶハウアーによくやったと片山、畑が絡んできます。しかも向かってくるなりハウアーの頭をグリグリして。これにハウアーも徐々に耐え切れなくなってしまい、次第に・・・
「ボクの頭に触るなあ!!」
と怒りを爆発させてしまいます!怒るハウアーが最高でした。あと振り払われてしまう大阪2コンビも。髪へのこだわりを見せ、怒るハウアーがやっぱり好きです。ハウアーはやっぱりこうでないと。
そして大阪の監督ダルファーもこの得点にご満悦。そんなダルファー監督をソノダが称えます。前半17分でのこの得点。早くもダルファーは達海を見て、
「もう守っているだけじゃ
引き分けすらないのだよ?
タケシ・タツミ」
と勝った気満々。相変わらずダルファー監督は自信満々です。達海は杉江に何か指示を出している様子。達海は杉江に何を指示しているのでしょうか。ここで達海が終わるはずはまずないはずですが・・・。
一方失点を許してしまったETUの面々。黒田はハウアーを止め切ることができず、得点されてしまったことへ対して負い目を感じているようです。とりあえず緑川に詫びて気持ちを切り替えようとします。
そして清川・石浜。清川は自分が片山に抜かれたからだと責任を感じていました。ここで清川が片山をさんづけしていて少し驚いたり。と、ここで落ち込む片山の前に赤崎が相変わらずのひねくれっぷりで、
「ホラ・・・だから言ったじゃないスか。
あのFW達に清川さん達じゃ不安だって」
と清川達へ皮肉を言いに来ます。赤崎はこの失点に焦りを感じているようで。これに苛立ちを隠せない清川。それを前にしても赤碕は言葉を続けます。
「別に絶対1対1で勝てって言ってんじゃないっスよ。
ただ足を止めるくらいはできるでしょ?
そしたら俺達だってフォローに行けるんだ。
死にもの狂いでやれって話っスよ」
赤崎はこう清川達を責めます。こうして聞いていると、清川・石浜もまだイマイチ緊迫感が足りない部分もあるのかもしれません。これは赤崎の方が正論に聞こえる気がしますが、やはりどうも皮肉さがチラついてイマイチ同調はしきれないような気がします。
ちなみに赤崎と清川達の年の差は以前の回でもありましたが2才の差が。よくもまあ赤碕は先輩に強気に出られるなーと感じます。まあ赤崎も勝ちたいからこそ清川達にこう言うのでしょう。
両者の空気が更に険悪になる中、ここで村越が
「そのぐらいにしとけ。行くぞ」
とフォローに入ります。久しぶりに村越のキャプテンっぽいところを見たような気がします。とりあえず今回はここで赤崎も引き下がります。流石は村越。でもその表情からすると納得はしていないようですね。
と、ここでジーノが皆を励ましにきます。そのセリフは――
「圧倒的に攻められて失点なんてさ・・・
去年幾度もあったじゃないか。
今更気にすることじゃないよ。
さあ攻めよう」
これはごもっともない意見!そういえば2巻から読んで見るとETUっていつもこうですよね・・・。皆が気付いていながら言えないことを、軽々と笑顔で言い放つジーノが素敵でした。とにかく試合はまだまだこれからです。
そう皆に言った後ジーノは去っていきます。後姿も決まっています!が、皆はこのジーノの言葉にしばらく唖然。でも我に返ると黒田、清川達は、
「そんなんでモチベーションが上がるか――!!」
「何の話っすか、王子!」
「まったくフォローできてない!」
どうやら分かっていなかったのは当人達のようです。もっと自覚しないと・・・。この時黒田の後ろで「・・・・・・」と細い目で呆れたように3人を見る椿が何を思っていたのか気になるところ。椿は分かっていたのかも。3人との表情のギャップが面白いです。
そんな選手達の様子を見て達海は
「よし、あいつら顔は死んでねえな」
と安心。そして時間を確認して、
「そりゃそうだ。まだ前半の半分もいってねえ」
と呟きます。そしてベンチへ下がっていくダルファーを見てこうぼやきます。
「これで勝った気になってんなら、
笑うぜ、ダルファー」
その達海の表情は沈んでいません。何だか今に見てろという感じが。達海はまだ負けていません!まだ達海の作戦も実行されていませんし、試合はまだ前半の半分。まだ落ち込むのは早いです。
この前半での先制点は痛いものだと思いましたが、大阪は攻撃が得意なチーム。これもまあ予想の範囲内のことでした。ただ2点目を入れられると本当に苦しい状況になってきそうですが、この先ETUはゴールを守りきることはできるのでしょうか。
次はこの試合を見守るフリーライターの藤澤さんの様子。その頃藤澤はETU番の記者・山井からETUが相手に先制されることの意味を知っているかと聞かれます。それに藤澤は
「このクラブが・・・・・・
逆転勝ちにほとんど縁がないということですか?」
と答えます。それに山井は肯定し、ETUには劣勢の状態から2点をもぎ取るだけの力がない、またそんなビジョンを持っていないのだろうと言い、ETUが上手くいった経験は乏しい、だから正解のビジョンをイメージできないとETUを辛口批評します。何だかETU散々・・・。そして締めくくりには、
「勝てないチームには、勝てない理由があるってことだ・・・・・・」
と、今期もこの状況は続いていると話し、藤澤へ、
「これがあんたが追っかけ始めたチームの現実だ」
と現実をつきつけようとします。山井はいつも出てくると役回りなのかETUを悪く言いますね・・・。そういうキャラも必要なんでしょうけど。言われなくても藤澤もそれを分かっているようですが、藤澤はそれでも達海への期待を抱き続けます。
『わかっているわよ、そんなこと・・・・・・
だから期待するんじゃない。
監督の力ってものに・・・・・・』
藤澤が見つめる先には達海の姿が。達海はベンチから立ち、試合を真面目に見つめます―。今まで以上に監督としての何かが達海に問われてきているようです。今までの状況だったらETUはこのまま負けていたのかもしれませんが、今の監督は達海。達海ならと思わずにはいられません。達海はこのETU劣勢の状況をひっくり返すことはできるのでしょうか。そんな達海をブラン監督もまた、ドーナッツを食べながら見つめます。
今回最後はジーノが、
「さっ
そろそろいくよ。ナッツ」
と夏木へボールをパスするシーン。ジーノの蹴りは相変わらずかろやかで良いなと思います。そして呼び方がナッツ!ちなみに夏木はジーノより1つ年上だったりします。まあジーノだからいいんでしょう。
それに夏木は――
「うし!
来いっ!王子」
と意気込んでそのパスを受けようとします!ここでやっとこの試合目立った出番がなかったFWにボールが!!遂にきた夏木の出番!!このチャンスを夏木が生かすことができるのか気になります。
次回はまずこの夏木の動きが気になりますが、ゲキサカの次回予告では石浜がクローズアップされていました。このカットからすると何だかまた大阪に攻められそうな気がします。果たして石浜は赤碕を見返すことはできるのでしょうか?でも石浜じゃ期待できない気も・・・。とりあえず次回は夏木の活躍に期待です!
で、ここからはBS2で放送されているマンガノゲンバの感想に。TVでマンガを特集する珍しい番組です。うろ覚えで書いている箇所が結構あるのでご了承下さい。4月下旬での放送ではジャイキリがそのメイン特集になっていました。結構この番組モーニングの作品が紹介されていたので、にわかに期待はしていました。
最近は見なくなっていたのですが、放送2時間前にアニメギガのくぎみー特集はまだかと見ていて、たまたま「ジャイアント・キリング」という文字を見てその放送に気付きました。セーフ。その後ネットで本当に特集されると知り、放送5分前にTVの前にスタンバっていました。チェックできてよかったです。
そして始まった放送!TVにでかでかとツジトモさんの絵が出ているだけで満足してしまいました。
まずは物語を追っていく朗読から。1巻の達海率いる若手対ベテランの試合話から始まります。今回の放送ではこの試合、その後の東京ヴィクトリーの試合と、達海がジャイアント・キリングを起こすところがメインに話が進みます。でもジャイアント・キリングについて選手達に語るシーンが削られて残念。
あとは村越が達海を信用するようになるまでの過程と、大体3巻途中まで紹介されていました。全体を見てみると達海と村越が中心な内容だったような。達海が村越に腕章を投げるシーンには熱くなりました。全体的にジャイキリが監督主役・主導の話だということが強調されていた気がします。
そのためそれ以外のキャラについては最小限触れられるぐらいで、ちょっと拍子抜けしてしまったような気も。まあ放送時間内で話を網羅するのは無理だとは分かるのですが、椿の見せ場がごっそりカットされていて残念でした。ジーノの出番はそこそこありましたが。
話の朗読はプロの声優さんが担当しているということで、演技力は文句なしです!まさかこうしてジャイキリを読める日が来るとは思いませんでした。声にちゃんと感情が入っていて感激していました。声はなんとなくという感じで割り当てられているのでまあ馴染みにくいかもしれませんが、演技力でバランスがとれていたので許容範囲内でした。
ここで個人的に見逃せないポイントは、この時達海の声を当てていたのが野島さんだったこと!野島さんは私が一番好きな声優さんなので嬉しかったです〜。まあ達海のイメージとは微妙に違うのかもしれませんが、これはこれで。村越の声は渋さがありイメージそのものでした。やっぱり村越の声には渋さがありそうです。
でもせっかく野島さんがいたんなら椿の声をあててほしかったな・・・と思ったり。自分の中では椿の声は今のところ野島さんか浪川さんというイメージがあるので。多分BECKのアニメの影響があるのだと思います。特にコユキを見ているとどうしても。
これでもし野島さんが椿の声をあてていたらきっとこの晩は興奮して眠れなかったと思います。朗読中椿の声がなかったのは残念でなりません・・・。というか名前すら紹介されず、出番といえば1巻で村越を抜き去るシーンだけで「俊足の選手」で済ませてしまったのはひどすぎかと・・・。椿もまたジャイキリの大事なキャラだと思うのですが・・・。
ちなみに他のキャラはまだ自分の中では声のイメージはおぼろげな気がします。何だかこの声だと示されてしまえば納得してしまう気が。逆にジーノの声は私の中では三木さんで固定されています。おそらく某プリンスとそのキャラソンの影響が大きいと思われ・・・。ここだけは譲れない気がします。メディアミックス展開の時には是非!ジャイキリもメディアミックス展開する日がくればいいんですけどねー。
後はジャイキリの魅力を語るコーナーでは元サッカー選手の中西さんが出演していました。私の中ではウイイレの人という印象が大きいです。ここで中西さんは4巻の黒田・杉江の話で、達海がコーチ達に話していた「負け癖」について触れていました。自分の体験と照らし合わせて、そのシーンの達海の言葉について感じた自分の考えを語ります。話を聞く限り、実際の選手にもそういう風になってしまうことがあるらしく、ここでの話は実際の選手もそうなのかと感心させられました。監督の話についても。監督に関してはもう少し思うところもありますが、ちょっと知識不足なのでこの辺で。
最後にはスタジオでのトークが。結構天野さんが良いこと言っていて驚きました。結構このトークは面白かったです。しかし清水さんが言っていたジャイキリの最終回予想はありえそうで怖いです。達海がETUを優勝させたら、また世界に飛び立ちジャイアント・キリングを起こしに行くとか本当にありえそう。とりあえず今は打ち切られることなく、最終回を読める日が来ることを祈るばかりです。ジャイキリはETUが優勝したら終わりになるのかちょっと気になるところ。
と、こんな感じで約20分特集されていました。でもまあ本誌・単行本の情報以上に得れる情報はあんまりなかったので、正直見逃したからといって悔やむことはないかと思います。作者のゲンバで両先生が出演してくれれば話は別なんですけどね・・・。でも朗読はちゃんとプロの声優さんが担当しているので、達海・村越が好きな人は見て損はないかと思います。あとジャイキリが監督主導のサッカーマンガという感じで紹介されているので、サッカー主体で読んでいる人にもお勧めです。
ただ逆に椿ファンの方はあんまり期待して見るとガッカリすると思うのでご注意を。現に自分がそうでしたから・・・。椿は俊足の選手で済ませていいキャラじゃないはずだ〜!最後の方で司会者の女の人が椿が好きだと言っていたことが救いでした。
まあ色々書きましたが、とにかくTVでジャイキリが見れただけで個人的には満足です!
ではここまでで。また次回に!
























