コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

デュラララ!! 第21話 「五里霧中」 感想

2010-06-04 16:04:01 | デュラララ!!(2010冬春)

 今回は帝人が思い悩む姿メインに描かれていきます。帝人は動き出すことができるんでしょうか。相変わらず暗い展開が続くデュラララ。次盛り上がる時はいつなんでしょうか…。今回は誠二がカッコよかったです。最初動かなすぎてヒヤヒヤしました…。


 はじめはネットで情報収集している帝人の様子から。今回のナレーションは帝人。帝人にもそろそろ今の状況に気付いてほしいですが…。

 前回黄巾族に襲われたダラーズの滝口の見舞いに来た帝人。どうやら正臣は見舞いに来ていなかったようです。前回の流れ的に行ったんじゃないかと思っていましたが、意外でした。
 帝人がダラーズの創始者だと知らない滝口は今回のことでショックを受けたのか、帝人にダラーズをやめると告げます…。滝口に帝人もダラーズじゃないかと聞かれた帝人ですが、違うと咄嗟に答えてしまい…。帝人もかなり動揺しているようです。

 街を歩く帝人。帝人は1クールの終わりに臨也から言われたことを思い出していました。そして今、帝人も臨也の言葉の意味を理解し始めていました。

『それが…この結果』

 まあその状況を起こしているのは臨也本人だというのがなんかあれですが…。帝人の気分は更に暗くなっていきます…。


 一方黄巾族。正臣が勝手な行動をする法螺田に注意していました。将軍の正臣は相変わらずヤンデレっぽくて怖いですね…。正臣の眼差しがなんかやばい…。正臣も帝人のことで揺らいでるようです。
 ですが注意された法螺田はまだ懲りず…。

「どっちみち、もう止められはしねえよ」

 また何かやらかしそうです。街では黄巾族の暴力行為が更にエスカレート。ですがいい気になっている時に静雄とぶつかってしまい…。静雄だと気付いた面々はビビってしまいます…。ですがこの後、静雄はトムに声をかけられ去っていきます。いいのか悪いのか…。今回で静雄のあのシーンまで行くと思いましたが、どうやら次回に持ちこしのようです。また杏里もその様子を見ていました。これで杏里は更に焦り出しますが…。

 セルティと杏里のやり取り。杏里はまだ内緒モードを使いこなせていないようでセルティ動揺。セルティも街で何か起ころうとしていることを勘付いているようですが、なかなか動けず苛立ちはじめます。
 新羅がそんなイライラ気味のセルティの話を聞くことに。杏里の話が出た事でまた古物商の話も…。今回の事件での杏里の立場は微妙すぎるようです…。とりあえずセルティも当分見守ることを決めます。

 夜、街を歩いている時、帝人は門田と会います。正臣の事情を知っている門田も帝人に対し、色々複雑な様子。そして滝口とダラーズの話に…。結局話は結論の出ないまま終わりに。帝人はダラーズが必要なのかどうか悩んでいました。掲示板でもリーダーの責任を問う書き込みばかり…。

 チャットでは甘楽が一人で盛り上がっていました~。アニメではなかなか甘楽のこういうテンションが見れず残念でしたが、ようやく。このテンション面白すぎ。に、してもやっぱり臨也はいつも一人なんですね…。


 学校に通う帝人ですが、どうも煮え切らないままで…。この日、正臣は帝人の前に姿を現すことなく帰っていきます…。滝口も学校に戻ってきましたが、暗い空気が漂っているようでした。
 帝人と杏里、二人での下校になりますが、また途中で別れる事に…。帝人、毎回報われない…。ですが杏里はやるべきことが他にありました。早くも罪歌モードになり、黄巾族を止めようと動き出します――。杏里は罪歌の力を使って、暴力行為をする黄巾族を止めようとしているようですが…。


 後半。黄巾族にいる罪歌の子を使い、暴力行為に出る黄巾族を止めようとする杏里。後半は杏里視点多めでした。杏里は黄巾族にいる罪歌の子を使いどうにかしようとしますが、臨也も杏里を張っていて…。このまま順調というわけにはいかなそうです。

 法螺田は黄巾族にいる罪歌の子を罰しようとしていましたが、正臣が止め話を聞くことになります。操られていた黄巾族のメンバーは催眠術のようだったと必死に訴えます。嘘をついている様子がないことで正臣も疑いを解きますが、罪歌の子と女と一緒にいるところを見たと話を聞き、正臣更に動揺…。胸が大きいで気付く正臣って…。
 とりあえず手出しをさせないようにメンバーに命令を出し、法螺田を殴り正臣はアジトの外へ出て行きます…。思い悩む正臣でした。正臣がまた何かの深みに…。

 
 街を歩く帝人。すれ違った時、帝人は自分には脇に誰もいないことに気付き、改めて正臣と杏里の存在を意識し、また不安になってしまいます…。
 そこに誠二と美香が通りかかり、話をすることに――。距離離れすぎ…というか誠二動かなすぎ。かなり異様でした…。
 美香は杏里の様子が変なことに気付いていて気遣っているようでしたが、杏里は平気そうに振舞っていて美香にはどうにもできず困っていました。それで帝人に話を聞こうとしていたようです。この美香の話を聞き、帝人もようやく杏里の様子がおかしいことに気付きます。帝人はいつもニブい…。
 そうして話が終わろうとしますが、最後の最後で誠二がしゃべり出します…。で、誠二は帝人が杏里が好きなんだろうとストレートにたずねてきます。まあ帝人の様子で杏里が好きだと分かっているようでしたが…。そして誠二は帝人へアドバイスを。


「本当に好きなら、
 何があっても目をそらすな」

「相手の何を見ても、何を知っても目を背けるな
 抱きしめた腕を絶対に放しちゃだめだ

 それが愛すると決めた者の責任だ」

『矢霧君は、おかしな人だけど、
 でも、少しだけカッコいいと思った…』


 誠二はどこまでも真剣でした…。それで美香も惚れ直します。セルティの首をずっと愛しているという誠二。愛に関しては人一倍熱いようです。最初出てきた時、誠二が動かなすぎて、てっきり出番ないまま終わるんじゃないかとヒヤヒヤしました。そのぶん今回の誠二はどこかカッコよかったです!美香が惚れるのも分かるような…。帝人にもこういう面があったらなとか思ったり。


 法螺田達。とうとう杏里を発見してしまいます…。ここでも胸の大きさが決定打に…。制服ごしなのに胸を見て鼻血を出しているって一体…。

 寝転がる帝人…。誠二の言葉を思い返します。そして杏里のことに気づけなかったことを悔やんでいました。そしてダラーズのことを把握しきれていないことも…。

『僕はダラーズの何を知っているんだろう…
 どうしてあの時ダラーズのことを
 止めてしまわなかったんだろう…』

 なんとなくダラーズにアクセスする帝人…。相変わらず不安定な状況が続きます…。
 そんな中、掲示板でダラーズがあったほうがいいかと書き込む帝人…。ですがコメントはリーダーが責任を取れというキツい意見ばかり…。ですが中には帝人が昔書いた「自分達でダラーズを良い集団にすればいい」という書き込みを思い出すメンバーがいました…。それで帝人も今どうするべきか気付き始めます――

『そうだ…そうだった!
 あの時も…』

 ですがここで女の子が黄巾族に絡まれているという書き込みが…。帝人も杏里の危機に気付きます――。BGMにヒヤヒヤしました…。
 また臨也が連れて行かれる杏里を見て、楽しそうにしていました。

「クイーンが黒に囲まれた」

 帝人はこの事実に呆然とするばかり…。

「うそ…まさかそんなこと…」

 帝人は今度こそ杏里の危機を救うことができるんでしょうか?ようやく帝人の気持ちも固まりかけてきたような気がしますが…。そろそろ話も派手に動いて欲しいところ。


 次回は「解散宣言」残り3話に。ナレーション担当は杏里。これまで溜めの展開が続いてきたぶん、次回は一気に展開が動いてきそうな予感がします。いよいよ静雄のあのシーンまで行きそうですね…。アニメではかなりショッキングに描かれそうで今からドキドキです。

 あとようやくデュラララ!!絵3枚目うpしました~。ウザいあの人です。よろしければ是非。新宿・都会の情報屋っぽくカッコよく描こう!と思って描きはじめたら、何故か目つきがウザくなってしまいました…。アニメ12話最高です。

 ではまた次回に!