今回は捕らわれたホロを助ける為に、ロレンスがホロ救出のために動く話。ロレンスとホロの再会後のやり取りがやっぱり良い味を出しています。
でも今回はロレンスというよりは、それを援護するミローネ商会の優秀さが目に付きました。ミローネ商会の面々は優秀過ぎだと思います。
ホロが捕らわれ、ロレンスがマールハイトにホロは狼の化身だと明かした後。その事実にマールハイトは驚いたようですがすぐに気を取り直し、ロレンスとマールマイトはホロを救出する為に話し合いを進めます。この2人の話し合いの様子が今回DVDの宣伝に使われましたが、これがとても面白かったです!真面目にジグソーパズルのことを話されても…!!DVDのCMはある意味では本編並に面白いかもしれません。真面目なのがまた面白いところ。
以降しばらくこの2人のやり取りが行われていくわけですが…あんまりこういうことに強くない自分にとっては2人の話していることがもう神の領域に思えて仕方ありません。商人って頭が良いとやっぱりなれなさそうですね。
で、話し合いの結果、ホロはまだ教会に差し出されることなく、まだメディオ商会に捕らえられているだろうと結論に達し、それならばこちらから打って出ようということで、ミローネ商会は国王との交渉の為に銀貨集めを続けることに、そしてロレンスは、
「ホロを探し出して奪い取り、こちらが交渉を終えるまで逃げ続けます」
と、ホロを連れて逃げ切ると宣言します。そしてミローネ商会は集められるだけ銀貨を集め、国王との交渉に臨むようにとマールマイトに言います。これにはマールハイトは「不可能だ」とロレンスに言いますが、ロレンスは強気。そしてマールハイトも迷った末にロレンスの強気な言葉で心を決め、
「ミローネ商会がその気になれば、
どのような商談も即決以外にありえません」
とロレンスに告げ、この商売に強気に出ると言います。その後もロレンスの言うことに、マールハイトは
「それで、ホロの居場所は掴めているんですよね?」
「我々はミローネ商会です」
と、強気な頼りがいのある言葉を返します。ここのマールハイトカッコ良いです〜。原作でもぐっときた言葉でしたが、アニメになると大塚さんの演技があってか、更にそれがアップした気がしました。
そうして2人の交渉は上手く行き、話は作戦実行の時に。昼ロレンスは馬車に乗り込み、ロレンスの居場所が特定されないように、ミローネ商会の人と街をぐるぐると回ります。
始めの方の商会の人とロレンスの商人の最大のライバルは教会だという会話は教会へ対してのイメージが変わりそうで複雑な気持ちになります…。まあ確かにそうなんだろうな…とは思うのですが。そうした中今回の作戦の合言葉を決めることに。合言葉は「ピレオン、ヌマイ」今回の作戦の銀貨に合わせた、2大金貨の名前です。
それから作戦の決行に。まずはロレンスが地下に入り、しばらくそこで待ち、ホロの奪還が成功したらホロと合流して2人で逃げるという作戦。それからはミローネ商会の面々の見事な動き、用意周到さ、手の回しようでホロは無事に救出することに成功し、無事にロレンスはホロと合流することになります。
ここはミローネ商会の腕前の良さが目については、皆優秀だな…とただ関心していました。大きい商会はこういうところが違うのかもしれません。しかしこの地下のシーン、夜見ていると怖いですね…。
再会した2人。でも何故かホロは苛立っており、不機嫌です。理由はというと、ロレンス自ら自分を助けにきてくれなかったから。ホロが言うには、
「わっちわな……
わっちはてっっっっっきりぬしが来たものだとばかり思って……
うう……思い出しただけでも忌々しい!」
何ともかわいらしいというか…。是非その助け出された瞬間のホロが見たかったなと思いました。残念です。きっとさぞかしかわいらしい姿が見られたことでしょう。そう言われたロレンス。いつものように戸惑うかと思えば、
「無事だったんだろう?」
の一言。ロレンス…言う時はちゃんと言います。いや、カッコ良いセリフです。この一言にホロも黙ってしまいます。ここでホロの耳がしおれるのがまたたまりません!すねているのもまた。この2人いいな〜と思ってしまいます。原作のここのロレンスの心理描写も良い感じなので気になる人は是非チェックして見て下さい。
それからホロはいつもの調子に戻ってメディオ商会の手先の中にある人物がいたことをロレンスに教えます。その人物はやはりクロエ。原作のヤレイの役回りとやはり同じなようですね。クロエはゼーレンから話を聞いてホロのことを知っていたようです。そしてクロエと話をしたことをロレンスにも話します。
クロエは始めこそ今まで村の麦を管理し続けたことに、ホロに感謝の言葉を述べたようです。ホロもそれを嬉しく思ったそうですが、話はホロにとって残酷なものに。クロエはホロのご機嫌伺いをする時代は終わった、ホロを教会に突き出して村はホロから決別するとホロに言い放ったそうです。教会に目をつけられ始めたのもその理由の一つになったみたいで…それなら教会の話にも納得です。
でも時代の流れなのかもしれないですけど、ホロを悪者みたいにして追い払おうとするってこの村の人々は恩知らずで酷いですね…嫌気がさしてきます。ホロはそんな風に話す中、辛さと悔しさで泣き出してしまいます。ホロが寂しさに弱いのはこの辺の経緯があるからなのかもしれません。
ロレンスは泣くホロを見て「まあ物は考えようだ」と言い、どっちにしろ北を目指すならこうなるのだから、思い切りよく出て行けばいいとホロを励まします。そして
「俺、いや、俺達は商人だ。儲かればなんでもいい。
笑うのは金が入ってから、泣くのは破産してからだ。
そして、俺達は笑うんだ」
と力を込めてホロに言います。これもまた良いセリフですね。ロレンスらしいセリフだと思います。そして頭を撫でられた時のホロがまた可愛い…。
そんなロレンスの言葉を聞いているうちにホロは泣き止みます。気を取り直し、勘違いするなとロレンスに言い聞かせます。そんな調子でまたまたロレンスをからかいホロはすっかり元の調子に戻ります。もっと2人のラブラブっぷりを見たいと言う方はまたまたという感じですが、原作を。読むと何だかこそばゆい気持ちになれます。本当に。
そんなやり取りをしていると馬車は目的の地下の入り口に。2人のやり取りを静かに聞いていた御者台にいたミローネ商会の面々は「そちらは一段落ついたでしょうか?」と聞いてきます。ここは見ていると何だかニヤニヤしてしまいます。ロレンスは気負って「ん、万全だ」と答えますが、ホロにはお見通しです。この後のミローネ商会の面々との会話はとても面白かったです。
「やはり儲け話を持ってくる人達というのはちょっと違いますな」
「この耳のことかや?」
「また行商人に戻ろうかと思いましたよ。今の貴方達を見ていてね」
「やめたほうがいい」
そう言ってからロレンスはホロが地下に入ったのを見て、言葉を続けます。
「あいつみたいなのをを拾う羽目になる」
「なに、荷馬車の御者台は一人じゃ広いです。願ったりかなったりですよ」
この言葉にロレンスは苦笑い。でも1話を見ているとロレンスもこの言葉に同調しているのかもな〜と感じます。商人は皆同じようなことを思っているんですね。
その会話後、ロレンスも地下に。地下に入った後、ホロもどうやらこのロレンスの言葉を聞いていたようで、ロレンスにこう言います。
「わっちもぬしに拾われて、飛んだ目じゃ」
この言葉にロレンスは一瞬動揺。でもすぐに降参し素直に認めることに。
「やっぱりお前ずるいぞ」
「そんなわっちも可愛いじゃろ?」
「まあ……可愛いとは……思うがな」
このホロの言葉には頷きたくなるかも…。今回はもう色々と満足です。ここのロレンスがまた良い感じです!と、この言葉にホロはロレンスの手を掴み…
「……嬉しい」
このホロのはにかむような言い方にロレンスは動揺を隠せなかった様子。でもホロはホロ。
「ぬしもほんとに可愛い男の子じゃの」
とすぐにおどけて見せます。まあホロらしいというか。ロレンスは欺かれたと知り「ったく!」と悔しそうですが、それでもホロの手を離さず進みます。ホロもこれに笑いつつ嬉しそうです。
こうして2人はまた地下を進み出します。これからしばらく逃げ続けなければなりません。果たして2人はメディオ商会から逃げ続けることができるのでしょうか…。
次回は「狼と無言の別れ」このペースだと次回で原作1巻に当たる銀貨の商売の話は一区切りになりそうですね。そうなると次回は物語の見せ場のひとつのホロのあのシーンが見れそうで楽しみです。迫力のある演出を期待しています。あとその後日談も楽しみ。1巻のラストが一番好きなので。次回が待ち遠しいです〜。










